フットボールチャンネル

Jリーグ 7か月前

先手必勝! J1「先制チーム」勝率ランキング1~9位。先制逃げ切りを得意とするのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ 最新ニュース

 サッカーという競技において、1点の重みは大きい。それだけに、先制点が持つ意味も大きく、試合を優位に進める上で重要になる。2023シーズンのJ1リーグで先制点を奪い、結果につなげているのはどのチームなのか。今回は1〜9位をランキング形式で紹介する。※勝率が並んだ場合は獲得勝ち点で順位を決定


9位:鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズ
【写真:Getty Images】

リーグ戦成績:13勝8分け8敗(4位)
先制した試合の成績:12勝3分け3敗
先制した試合の勝率:66.7%


【今シーズンのJリーグは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】


 鹿島アントラーズは2023J1リーグで現在4位につけているが、先制した試合の勝率がもっと高ければと思いたくなる状況だ。

 鹿島は今季リーグ戦18試合で先制点を取っている。これは首位を走るヴィッセル神戸と並んでリーグ最多回数。そこから白星を逃した試合が6つある。

 立ち上がりに強い鹿島は、開始15分までの得点が12とリーグ最多だ。総得点39のうち、前半の得点は23となっており、前半をリードしたまま終えると11勝1分け1敗と高い勝率を誇っているが、前半31分から前半終了までの失点数が7と多く、苦手としている時間帯だ。

 このデータどおりになったのが9月28日の第28節・横浜F・マリノス戦で、15分に鈴木優磨のゴールで先制したあと、34分にアンデルソン・ロペスに同点弾を許して折り返し、後半立ち上がりにも失点して逆転を許して負けている。

 シーズン序盤の4連敗などが尾を引いているとしても、これだけ多くの試合で先制しているのであれば、もう少し勝ち点につなげたいところ。得意な時間帯を活かしつつ、前半終盤に引き締めることができれば、リードして迎える得意の後半につなげることができそうだ。

1 2 3 4 5 6 7 8 9

KANZENからのお知らせ

scroll top