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買い取るべき! Jリーグ、レンタル移籍で輝いた10人。完全移籍、復帰、注目浴びる去就の行方…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命Jリーグの多くのクラブがオフシーズンに入った。期限付き移籍で今季活躍した選手の去就は、多くの人々が関心を寄せるトピックになっている。ここでは、期限付き移籍先に「買い取るべき」と推薦したくなるような活躍を見せたJリーガーを10人ピックアップして紹介する。※成績は移籍先のもの


MF:井手口陽介(いでぐち・ようすけ)

アビスパ福岡の井手口陽介

【写真:Getty Images】

保有元→所属先:セルティック→アビスパ福岡
生年月日:1996年8月23日(27歳)
2023リーグ戦成績:20試合0得点0アシスト


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 ハリルジャパンでの躍動から6年。井手口陽介は生まれ育った福岡で、かつての輝きを取り戻している。2度目の海外挑戦はおよそ1年で終えることとなり、2月にアビスパ福岡に加入した。3月には右足首を骨折して3か月に渡って戦線離脱したが、復帰後はフル稼働している。

 豊富な運動量は健在で、第31節の横浜F・マリノス戦では今季自己最高となる13.28kmの走行距離を記録している。ボール奪取能力が高いだけでなく、そこから攻撃につなげるキャリー能力も高く、球離れも良い。前寛之とともに広範囲を動きながら攻守に絡む井手口だが、本職のボランチだけに限らずシャドーなどでプレーすることもあった。サッカーIQと総合的な能力の高さが、指揮官から全幅の信頼を寄せる理由なのだろう。

 先月19日、スコットランドメディア『グラスゴーライブ』は「井手口にとって(セルティック復帰は)はあまりにも非現実的な夢のようだ」と報じた。福岡への期限付き移籍は1年間となっているが、2024年はどこでプレーすることになるのだろうか。

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