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Jリーグ 2か月前

識者が選ぶ最強SBは!? Jリーグ能力値ランキング1〜10位。サイドのスペシャリストたち! トップに立ったのは?

シリーズ:Jリーグ能力値ランキング text by 河治良幸 photo by Getty Images

7位:鈴木雄斗(すずき・ゆうと)

鈴木
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年12月7日
所属クラブ:湘南ベルマーレ
能力値:79(攻撃力80、テクニック75、スピード80、パワー90、守備力70)
スペシャリティ(特殊能力):もう一人のストライカー

 攻撃的なサイドバックとしてキャリアを築いてきた右サイドのエキスパートで、4バックならサイドバックとサイドハーフ、3バックならウイングバックと右センターバックをこなせるポリバレントな選手だ。

 すでに31歳という年齢ながら、鈴木雄斗の強みであるアスリート能力に翳りは見られず、1対1の強さは相変わらず。そこに年輪を刻んだインテリジェンスが加わっており、攻守のハードワークをベースとする湘南ベルマーレで、右サイドからチームをオーガナイズできる貴重な存在となっている。

 3バックの場合、ウイングバックと右センターバックでは求められる役割も違ってくる。前者であれば高い位置で仕掛けるだけでなく、直接ゴール前に走り込んでフィニッシュに絡む意識が見られる一方で、後者であれば安定したビルドアップや効果的なロングボールを繰り出しながら、相手のカウンターをケアする仕事が加わる。

 今シーズンはJリーグ屈指のスピードを誇る藤井智也が加入したため、鈴木は1つ下がった右センターバックから攻守を支える存在となっている。湘南のアグレッシブなスタイルを90分続けるための生命線だ。加入2年目ながら、若い選手が多い湘南では兄貴分的な存在でもある。

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