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Jリーグ 2週間前

識者が選ぶ最強SBは!? Jリーグ能力値ランキング1〜10位。サイドのスペシャリストたち! トップに立ったのは?

シリーズ:Jリーグ能力値ランキング text by 河治良幸 photo by Getty Images

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 明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、サイドバックを本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)

10位:酒井高徳(さかい・ごうとく)

酒井
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年3月14日
所属クラブ:ヴィッセル神戸
能力値:78(攻撃力65、テクニック70、スピード80、パワー85、守備力90)
スペシャリティ(特殊能力):百戦錬磨の戦術眼

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 母親の母国でもあるドイツで長く活躍し、2014年と2018年のワールドカップ(W杯)を経験した百戦錬磨の選手であり、大迫勇也、武藤嘉紀らとともに、間違いなくリーグ2連覇を支えたコアメンバーの一人だ。

 精力的なアップダウンやデュエルの強さなど、サイドバックとしてハイレベルな能力を備えるファイターであり、同時に試合の流れを見極めて周囲を引っ張るリーダーシップも、チームに大きな影響を与えている。メンタル的なタフネスはもちろんだが、苦しい時間帯やビハインドを負った状況でも、何をして挽回していくかを考えて、周りの選手に発信する。その共有力は特筆に値する。誰よりも自分に厳しいプロフェッショナルであり、だからこそ彼のメッセージは若い選手たちに響いている。

 攻撃面では往年に比べると、少しオーバーラップは限られてきているが、それは運動量的な問題だけでなく、周囲をうまくサポートすることで、効率よく勝機を高めるビジョンによるものでもあるだろう。すでに34歳という年齢だが、高いフィジカルを維持し続けており、アクシデントで負傷することはあっても、比較的早い時期に復帰できている理由は生まれ持っての丈夫さだけではないだろう。

 左右のサイドバックだけでなく、緊急時はセンターバックやボランチも買って出るなど、究極的なポリバレントとしても高評価できる。

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