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　2025年も5月に突入した。明治安田Jリーグは、ゴールデンウィーク（GW）期間中の連戦などもあり、引き続き熱い戦いが見られそうだ。では、これまで5月に最も強かったクラブはどこなのか。2004年〜2024年までの20年間に行われた5月の試合（J1、J2、J3全試合）の勝率を算出し、ランキング形式で紹介する。※成績はJリーグ公式サイト参照

10位：浦和レッズ

　5月通算試合数：90試合
通算勝利数：36勝
通算勝率：40%

　5月が得意なJクラブランキングで10位にランクインしたのは、浦和レッズだ。J屈指の強豪クラブは5月に行われた試合で40%の勝率を記録している。

　2000年代の浦和は5月戦線で無類の強さを誇った。2004年から2009年にかけて行われた計25試合のうち、敗北したのはわずか3試合。2005年は開幕8試合で1勝4分3敗とスタートダッシュに失敗したものの、5月に3勝1分と持ち直し、最終節まで優勝争いを演じた。

　2013年から2015年までの3シーズンでは、計14試合で1度も負けなかった。特に2014年は5月を挟んで調子が良い時期が続いた。4月最後の試合だった第10節の横浜F・マリノス戦から、ワールドカップ（W杯）中断期間を経て7月に行われた第16節の徳島ヴォルティス戦までの7試合をすべて無失点で乗り切っている。　

　一方で5月が鬼門となったシーズンもある。2019年は5月の4試合全てに敗北し、当時浦和を指揮していたオズワルド・オリヴェイラ監督が解任される事態となった。このシーズンは最終節まで残留争いに巻き込まれるシーズンとなり、ファンにとってはある意味印象に残っているシーズンかもしれない。