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Jリーグ 1年前

最高の指揮官は誰だ? Jリーグ外国人監督勝率ランキング1~10位。異国からやってきた名将たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:エメルソン・レオン


【写真:Getty Images】


勝率:68.4%(80試合54勝1分25敗)
国籍:ブラジル
生年月日:1949年7月11日
在籍クラブ:清水エスパルス(1993年~94年6月)、ヴェルディ川崎(1996年5月~11月)、ヴィッセル神戸(2005年5月)

 母体(親会社)を持たない唯一のクラブとしてJリーグ創設メンバーの1つとなった清水エスパルス。長谷川健太、沢登正朗らスター選手を擁した初代メンバーを率いたのがエメルソン・レオンだった。92年のナビスコカップで準優勝という結果を残し、翌年の1stステージは4位と健闘。2ndステージにはシジマールも加入して快進撃を見せるが、ステージ優勝には一歩届かず。翌94年も1stステージで9連勝を記録して2位に食い込んだが、レオンは1stステージ限りでチームを去った。

 96年には過渡期を迎えていたヴェルディ川崎を立て直し、天皇杯優勝、ナビスコカップ準優勝と結果を残すも、そのシーズン限りで解任。2000年にはブラジル代表監督に就任したが、FIFAコンフェデレーションズカップでの不振を理由に解任されてしまう。2005年にはヴィッセル神戸が招聘するも、たった4試合で退任。清水での功績は大きかったが、ヴェルディ時代はラモス瑠偉との確執も噂されるなど、灰汁の強いパーソナリティは良くも悪くもチームに大きな影響を与えた。

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