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Jリーグ 1年前

最高の指揮官は誰だ? Jリーグ外国人監督勝率ランキング1~10位。異国からやってきた名将たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ユン・ジョンファン(尹晶煥)


【写真:Getty Images】


勝率:59.5%(154試合72勝33分49敗)
国籍:韓国
生年月日:1973年2月16日
在籍クラブ:サガン鳥栖(2011年~14年8月)、セレッソ大阪(2017年~18年)、ジェフ千葉(2020年~21年)

 ファンタジスタとして名を馳せたユン・ジョンファンは、指導者としてかつてプレーしたサガン鳥栖に戻ってきた。テクニカル・アドバイザー、トップチームコーチなどを歴任し、2011年に監督に就任。徹底的なハードワークを持ち味とするチームを作り上げ、就任1年目でJ2・2位となりJ1昇格を果たす。翌年は下馬評を覆してJ1・5位という成績を残した。

 14シーズンは首位争いを演じていたものの、8月に突如として契約解除が発表された。ユン監督の鳥栖での挑戦はここで終わりを迎えたが、この約10年における鳥栖の躍進の礎を築いたことは確かと言えるだろう。

 蔚山現代の監督を2年間務め、1年の空白を経てセレッソ大阪の監督に就任する。J2から昇格したばかりのチームは1年目から首位争いを演じ、YBCルヴァンカップ優勝と天皇杯優勝の2冠に輝いた。2年目は7位と成績を落とし、このシーズン限りで監督を退任。20年にはジェフユナイテッド千葉の監督に就任するも、昇格は果たせず。22年限りで退任となった。

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