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Jリーグ 1年前

最高の指揮官は誰だ? Jリーグ外国人監督勝率ランキング1~10位。異国からやってきた名将たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:トニーニョ・セレーゾ


【写真:Getty Images】


勝率:62.7%(272試合141勝47分84敗)
国籍:ブラジル
生年月日:1955年4月21日
在籍クラブ:鹿島アントラーズ(2000年~05年、13年~15年7月)

 ブラジル代表でジーコらと一時代を築いたトニーニョ・セレーゾが鹿島アントラーズの監督に就任したのは2000年。90年代のスター選手をベースに小笠原満男や中田浩二が台頭した。1stステージこそ8位に終わったが、2ndステージを制して1年目から3冠という偉業を成し遂げる。

 翌年の1stステージはジュビロ磐田に優勝を譲ったが、2ndステージとチャンピオンシップを制してJリーグ連覇を果たした。02年は2年ぶりにリーグ杯を制したが、それ以降は無冠。Jリーグでは6年間で98勝を挙げたが、05年限りで退任となり、サウジアラビアやUAEで監督生活を続けた。

 鹿島に帰ってきたのは2013年。ジョルジーニョ監督の後任として復帰し、外国人指揮官として史上最速のJ1・100勝を達成したが、タイトルには手が届かず。15年はスタートダッシュに失敗して上位争いから外れ、2ndステージ3試合を終えた時点で解任されている。しかし、過渡期を迎えたチームで土居聖真や柴崎岳、昌子源らを鍛え上げた功績は後に実を結ぶことになる。

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