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Jリーグ 1年前

2023年Jリーグ戦力値ランキング1~9位。J1全18クラブの陣容を分析。優勝候補はどこ?

シリーズ:Jリーグ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:浦和レッズ


監督:マチェイ・スコルジャ
2022順位:9位(48得点39失点)
2022成績:勝ち点45(10勝15分9敗)
戦力値:79(攻撃力19、守備力22、選手層20、勝負強さ18)

 3年計画の最終年だった昨季は、国内タイトルに遠く及ばず、リカルド・ロドリゲス監督はチームを去った。江坂任やキャスパー・ユンカー、松尾佑介ら攻撃の色を生み出していたタレントが抜け、マチェイ・スコルジャ監督がどのようなチームを作るのかに注目が集まる。

 ポーランド人指揮官はハイプレスを基調に主導権を握るスタイルを浦和に落とし込もうとしている。ユンカーらは抜けたが、ブライアン・リンセン、アレックス・シャルク、ダヴィド・モーベルクら外国人アタッカーの枚数は揃っており、興梠慎三の復帰や髙橋利樹の加入により、昨季とは異なる特徴を持つ攻撃陣ができそうだ。

 文句のつけようがないパフォーマンスを見せたアレクサンダー・ショルツの相棒として、マリウス・ホイブラーテンが加わった。怪我から復帰する犬飼智也、残留することとなった岩波拓也も控えており、守備陣の選手層は分厚い。

 昨季の順位より上を目指せる陣容は揃っているが、監督交代による影響を加味してやや控えめな評価とした。ただ、前政権の遺産を残しつつ新たな色が加われば、1年目から結果を残すことも可能だ。

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