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Jリーグ 1年前

2023年Jリーグ戦力値ランキング1~9位。J1全18クラブの陣容を分析。優勝候補はどこ?

シリーズ:Jリーグ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:鹿島アントラーズ


監督:岩政大樹
2022順位:4位(47得点/42失点)
2022成績:勝ち点52(13勝13分8敗)
戦力値:87(攻撃力20、守備力21、選手層24、勝負強さ22)

 昨季はレネ・ヴァイラー前監督の下で鹿島アントラーズの未来を描くことができず、シーズン途中で岩政大樹監督にバトンを渡した。ただ、上田綺世の移籍により得点力に悩まされ、監督交代後は2勝6分2敗と勝ち星を伸ばせず、4位という結果に終わった。今季は大型補強を敢行して臨む勝負の年だが、改革の成果はどのような形で現れるのだろうか。

 昌子源と植田直通というタイトルを知るコンビが復帰し、攻撃陣には藤井智也と知念慶がライバルクラブから加わった。武者修行を終えて復帰した染野唯月や垣田裕暉の復帰により、前線の競争は激化するだろう。大卒ルーキー師岡柊生、J2屈指のボランチ佐野海舟など、楽しみな新戦力が多く、横浜F・マリノスら優勝候補にも劣らない陣容を揃えている。

 昌子は右膝の負傷により序盤戦を欠場することとなったが、関川郁万やキム・ミンテも控えているセンターバックは、シーズンを通して見れば安定したパフォーマンスを見せてくれるのではないだろうか。開幕前の練習試合で全く結果を残せていないが、原理原則を浸透させるこの段階で結果を求めるのはナンセンス。ただ、戦力の充実と結果に結びつくのにどれだけの時間がかかるかは別問題として考えなければいけない。

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