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山中忍

1966年生まれ、静岡県出身。青山学院大学卒。チェルシー・サポーター。1994年に日本を離れ、ベルギーを経て現在のイングランドへ。ホームは西ロンドン。常に「フットボールありき」の日常の中、プレミアリーグから草の根まで、本場の蹴球シーンを堪能しながら執筆、通訳/翻訳に勤しむ。パソコン不精だが、本名のツイッターアカウントで呟くことも。著書に『川口能活-証』(文芸春秋)。♂

マンUが捨て去った「長期展望」の伝統。モイーズが犯したピッチでの失敗、選手の離心を招いた拙い人心掌握術

マンチェスター・ユナイテッドがデイビッド・モイーズ監督をわずか10ヵ月で解任。ピッチ内外に及んだ失敗は短命に値するものだった。一方で、クラブが誇りを持っていた「長期展望」の伝統を捨て去ったことも事実だ。

PSGを下したチェルシー。夜のロンドンで遂行されたモウリーニョのゲームプラン

アウェーゴール差でベスト4進出を果たしたチェルシー。1stレグの1点を勝利に結びつけたジョゼ・モウリーニョ監督の完璧なゲームプランとは?

軽率な守備陣、期待外れのトーレス。苛立つモウリーニョ、CL逆転勝利への希望はあるか?

チャンピオンズリーグのベスト8、パリ・サンジェルマンに敗れたチェルシー。3失点のチームにモウリーニョは苛立っていた。2点差は逆転不可能なスコアではないが、今はドログバという頼れるFWもいない。果たしてチェルシーに希望はあるのか?

超歓迎ムードの中“90分間”孤立したドログバ。レジェンド対決はモウリーニョに軍配

かつての英雄がロンドンに帰還した。チェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジは歓迎ムード。スタンドはドログバを暖かく向かい入れた。だが、勝利したのはもう一人のレジェンド。今季、復帰したジョゼ・モウリーニョだ。

ドログバとモウリーニョ、記念すべき再会。第2戦で愛弟子を待ち受ける“最高の歓待”は指揮官からの罠?

CLベスト16でガラタサライと対戦したチェルシー。ドログバとの再会が実現したが、指揮官モウリーニョが何も思わないはずがない。ドログバをロンドンに呼び寄せ、彼を世界的なFWに育てたのが、モウリーニョだったからだ。

長いトンネルから抜けたリバプール。名門復活の立役者ロジャーズ監督の手腕とは?

ベニテス監督の下でCLを制覇したのも遠い昔。長くリバプールはCL出場権すら獲得できないほど低迷していた。だが、今季は現在4位と好調をキープ。スタイルもカウンター一辺倒だったかつてから変化が見えている。その要因はロジャーズ監督の手腕にある。

MVP、CL優勝にも貢献したが――。マタのマンU移籍にチェルシーファンが反対しなかった理由

功労者と言っていい。苦しい時期にチームを牽引し、MVPにも選出。CL優勝は彼の左足なくしてはなかった。しかし、クラブ…モウリーニョは売却を決断する。マタはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。チェルシーファンからは反対の声があがるかと思いきや、その反応は意外なものだった。

ライバルの状況、日程、マタの加入がプラスに!? 絶不調のマンU、CL出場権獲得の可能性を占う

今季絶不調のマンチェスター・ユナイテッド。CL出場権が懸かるトップ4入りも危ぶまれている。クラブはチェルシーのマタに巨額オファーを出すなどテコ入れを図っている。果たして、来季のCL出場権を獲得出来るのか。

中1日、元日での試合も当たり前。なぜプレミアリーグは12月末に過密日程になるのか?

海外リーグにはウィンター・ブレイクがある。クリスマスの前くらいから数週間試合がなく、休みになるのだ。ところが、プレミアリーグは例外。この時期、ここぞとばかりに試合が組まれる。12月末から1月初旬にこんなに過密日程になるのはプレミアだけだ。

W杯“死の組”をイングランドはどう受け止めたのか? 悲観と強気が交錯するなか見えたベスト8への希望

ブラジルW杯で“死の組”に入ったイングランド。メディアは悲観的な見方だが、代表選手、国内の識者は強気の姿勢だ。中にはベスト8への「道が拓けた」とする意見もある。その理由とは?

ルーニー依存、不安定な守備陣…。大いなる不安を抱えたまま“死の組”に挑むイングランド代表

ウルグアイ、イタリアと同じく“死の組”グループDに入ったイングランド。W杯予選は1位通過したものの、不安要素は多い。ホジソン監督は「攻撃的なスタイルをお目にかけたい」と語っているが…

母国の誇りはどこへ? W杯抽選会で“強運”を願うイングランド代表の現状

W杯出場を決めたイングランド代表だが、自国での期待値は低い。低調なパフォーマンスを繰り返し、不安要素だらけ。サッカーの母国としての誇りはどこへ行ったのか。

プレミアで実現した南ウェールズ・ダービー。なぜイングランドに“他国”のクラブが参戦しているのか?

プレミアリーグに参加しているのはイングランドのクラブだけではない。今季はスウォンジーとカーディフが所属。ダービーまで実現した。だが、この2チームはウェールズのクラブ。ウェールズにもリーグがあるはずなのに、なぜ“他国”のリーグに所属しているのだろうか。

そこにいたファンはどこへ?話題を呼んだモウリーニョ退場劇。“家族席”観戦の知られざる事情

先週のプレミアリーグで退席処分を受けたジョゼ・モウリーニョ。ベンチを去りファンの囲まれた席に座ったことで大きな話題を呼んだ。ところで、こういった場合、元々その席にいた人はどうなるのだろうか。知られざる事情に迫った。

マンU不振の要因は前監督時代からの課題にあり。モイーズ監督の資質より問われるべき悲惨な守備陣

マンチェスター・ユナイテッドが序盤戦で出遅れている。苦戦の要因は一体どこにあるのか? そして未だ影響力があると言われているファーガソン前監督の復帰はあるのか?

序盤戦での出遅れ、ダービーも完敗だが――。マンU・モイーズ監督が現地メディアに支持されている理由

マンチェスター・ユナイテッドが序盤戦で躓いている。ダービーでは交代枠を残して完敗するなど、酷評されると思いきや、現地メディアの反応は違った。反省点を指摘こそすれ、一定の支持を得ている。なぜなのか?

今季も無冠か。65億円でエジル獲得もアーセナルが弱点だらけな理由

アーセナルが駆け込みで大物を獲得した。ドイツ代表のメスト・エジルだ。超がつくほどのビッグネーム獲得だが、優勝へ向けては悲観的な声も聞こえてくる。やはり今夏の補強戦略は失敗だったのだろうか。

レアル加入が濃厚。なぜギャレス・ベイルの移籍金は史上最高額となる130億円にまで値上がりしたのか?

トッテナムのエース、ギャレス・ベイル。レアル・マドリーへのとてつもない額での移籍が噂されている。なぜ移籍金はここまでの高額となったのか? そしてチームの主力放出が否定されない理由とは?

ルーニー獲得に執念を燃やすが――。モウリーニョはトーレスを再生させることが出来るか?

モウリーニョが復帰し、新シーズンを迎えるチェルシー。懸案事項は未だ爆発する気配のないフェルナンド・トーレスの処遇だ。新監督がルーニー獲得へ執念を見せる中、果たしてセンターフォワードの座には誰が座るのか。

注目度の高まる『イングランド・スーパーリーグ』 チェルシーに加入した大儀見優希の新たなチャレンジ

7月8日、イングランド・スーパーリーグに所属するチェルシー・レディースに、ブンデスリーガ得点王の大儀見優希が加入した。クラブHPでも「W杯王者加入」と告知され、期待は強まっている。注目度の高まってきているスーパーリーグで大儀見はどんなパフォーマンスを見せるのか?

フェライニと香川が化学反応を起こす可能性も。マンU新監督モイーズが攻撃的スタイルで戦うべき理由

マンチェスター・ユナイテッドの新監督であるデイビッド・モイーズ。就任1年目ではあるが、ビッグクラブの宿命ゆえに、タイトルへの重圧は当然ある。8月中旬に迫ったプレミアリーグ開幕。モイーズはどのように戦うべきなのか?

コンフェデよりもテニスを優先。サッカーのない夏を過ごす“母国”イングランド

世界中から注目を集めるプレミアリーグ。だが、熱狂的なイングランドのフットボールファンも6月はお休みモードだ。コンフェデが行われているのになぜ母国の人々は無関心なのか?

プレミアリーグを席巻するベルギー人選手。優秀な選手を輩出する育成改革と欧州随一の適応能力とは?

近年のプレミアリーグにおいて、面白い現象がある。ベルギー人選手の急増だ。今ではレギュラー格の選手は10人を超えるという。なぜベルギーは優秀な選手を輩出できているのか? その背景に迫った。

契約延長を勝ち取ったランパード。決意に隠されたモウリーニョ復帰の可能性

契約満了が既定路線と思いきや、一転延長に至ったチェルシーの“レジェンド”フランク・ランパード。ファンがタイトルよりも望んだランプスの残留はなぜ実現したのか。恩師モウリーニョの招聘が確実視されている中、ランパードは来季へ向け並々ならぬ決意を抱いている。

8年連続無冠のアーセナル それでもベンゲルを信じるべき理由

アーセン・ベンゲルへの信頼が揺らいでいる。今季の無冠が決定し、タイトルを獲得できないのはこれで8年連続となる。だが、忘れていけないことがある。アーセナルを強豪へと育て、少ない予算の中で欧州のトップレベルで戦えるようチームをマネジメントしてきたのも、彼であるということを。

好調スパーズを牽引する“モンスター”ギャレス・ベイルはメッシ、クリロナを超えられるか

スパーズが好調だ。アーセナルを抑えてプレミアリーグ4位とCL出場を視野に入れている。チームを支えるのはギャレス・ベイル。左SBとしてデビューし、現在はトップ下もこなす。ワールドクラスの実力を持つベイルはメッシやクリロナを超えることができるのか?

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