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日本代表 3年前

ベテラン日本代表最高額ベストイレブン。34歳以上から市場価値で選出、大阪出身&生年月日が全く一緒の2人とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

青山敏弘
【写真:Getty Images】

青山敏弘(元日本代表/サンフレッチェ広島)
生年月日:1986年2月22日(34歳)
市場価値:72万5000ユーロ(約8700万円)
2020リーグ戦成績:31試合出場/1得点2アシスト

 2019年は年始のアジアカップで負った怪我の影響もあって低調な出来に終始したが、万全なコンディションを取り戻した2020年は完全復活を印象づけた。サンフレッチェ広島の中盤で組み立ての全権を担い、絶対的なチームの中心に君臨していた。

 プロ入りから広島一筋を貫き、2021年で18年目を迎える。広島のJリーグ優勝3回を全て中心選手として経験。3度目の優勝を果たした2015年にはリーグMVP、ベストイレブン、J1チャンピオンシップMVP、J1年間最優秀ゴール賞など個人賞を総なめにした。

高萩洋次郎
【写真:Getty Images】

高萩洋次郎(元日本代表/FC東京)
生年月日:1986年8月2日(34歳)
市場価値:65万ユーロ(約7800万円)
2020リーグ戦成績:26試合出場/1得点3アシスト

 オーストラリアや韓国でのプレーを経て2017年にFC東京の一員となる。そして、すぐにチームの大黒柱となった。しかし、2020年はやや出場機会を減らし、カタールで行われたACLも途中出場がメインだった。

 各年代の日本代表に名を連ね、A代表としても3試合に出場。クラブレベルでは広島時代に2度Jリーグを制し、FCソウルでもKリーグ1部優勝を経験している。FC東京で初めてのタイトルは2020年のYBCルヴァンカップ優勝だった。

本田圭佑
【写真:Getty Images】

本田圭佑(元日本代表/無所属)
生年月日:1986年6月13日(34歳)
市場価値:80万ユーロ(約9600万円)
2020リーグ戦成績:18試合出場/2得点0アシスト

 日本、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、そして2度目のオランダを挟んでブラジルにたどり着いた流浪の一匹狼。昨年12月にはブラジル全国選手権1部のボタフォゴ退団を表明しており、ポルトガル1部のポルティモネンセで欧州再挑戦が噂される。

 本田は今年夏に開催予定の東京五輪に日本代表として出場することを大きな目標に掲げている。だが、現状のままでは極めて難しいだろう。サッカー選手以外にもカンボジア代表の実質的な監督、ビジネスマンなど多様な顔を持ち、一言でも発言に注目が集まる影響力の大きさは日本サッカー界随一だが…。

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