フットボールチャンネル

日本代表 1年前

次の主役は誰? 4年後に期待したい若き逸材10人【DF/GK編】サッカー日本代表に入るのは?

シリーズ:4年後に期待したい若き逸材10人 text by 編集部 photo by Getty Images

バングーナガンデ佳史扶(ばんぐーながんで・かしーふ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年9月24日
所属クラブ:FC東京
2022リーグ戦成績:17試合1得点2アシスト
代表通算成績:なし

 日本代表を長く支えてきた大ベテラン、長友佑都の後継者候補筆頭はハダースフィールド所属の中山雄太と言えるだろう。しかし、中山以外の候補はあまり見つかっておらず、とくにパリ五輪(パリオリンピック)世代の突き上げが重要となっている。その中で期待したい1人が、長友と同じFC東京に所属するバングーナガンデ佳史扶だ。

 ガーナ人の父を持つバングーナガンデはFC東京の下部組織出身で、一昨年にトップチームに昇格した。1年目は公式戦出場がわずか2試合、昨季は怪我の影響もあり同15試合の出場に留まったが、2022シーズンは小川諒也の海外移籍を機に出番を増やし、J1リーグだけで17試合に出場。確かな成長をアピールすることに成功した。

 ディフェンス面の精度や安定感はまだまだ伸ばしていく必要がありそうだが、攻撃面に関しては21歳の若さながら良いものを持っている。とくにアスリート能力の高さを生かした迫力のある縦への推進力が魅力で、左足から放つクロスの精度もなかなかにレベルが高い。先輩・長友から多くのものを吸収し、いずれか化けてもらいたいところだ。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top