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Jリーグ 1年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手FW市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:仲川輝人(FC東京)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年7月27日(30歳)
市場価値:140万ユーロ(約1.7億円)
2022リーグ戦成績:31試合7得点6アシスト(横浜F・マリノス)

 2019シーズンの主役は仲川輝人だった。横浜F・マリノスを優勝に導き、個人としては得点王と年間MVPのダブル受賞を果たすなど、文句なしの活躍ぶりだった。しかし、以降のシーズンは怪我やライバルの台頭もあって満足いく結果を残すことができていない。昨季はJ1で7得点をマークしていたが、先発出場は15試合に留まっており、正念場を迎えている。

 市場価値も大きく変化した。主役となった2019シーズン終了後に280万ユーロ(約3.4億円)までアップしたが、その後は下落が止まらず、現在は140万ユーロ(約1.7億円)に落ち着いている。約3年での140万ユーロ(約1.7億円)ダウンは海外経験のない選手の中でワーストの数字だ。

 その仲川は30歳で新たな挑戦を決断した。プロとしてのスタートを切ったマリノスを初めて完全移籍で離れ、FC東京の一員となった。近年苦しんでいたとはいえ、かつての実績などを考えれば即戦力として期待されていることは間違いない。大学時代に負った大怪我、そしてレンタル生活を乗り越えた末にマリノスで爆発した仲川は、今度も試練を乗り越えて新チームの主役となれるだろうか。

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