2位：ピエロス・ソティリウ（サンフレッチェ広島）

生年月日：1993年1月13日
市場価値：190万ユーロ（約2.3億円）
2022リーグ戦成績：7試合1得点0アシスト

　キプロスで生まれたピエロス・ソティリウは、オリンピアコス・ニコシアでプロデビュー。その後は母国の強豪APOELやデンマークのコペンハーゲン、カザフスタンのFCアスタナでもプレーした。2021年にはブルガリアのルドゴレツ・ラズグラドに活躍の場を移し、2021/22シーズンにはリーグ得点王に輝いた実績も持っている。

　サンフレッチェ広島にやってきたのは昨年の夏。10月に行われたセレッソ大阪とのYBCルヴァンカップでは1点ビハインドの中で途中出場すると、後半アディショナルタイムにPKを決めるだけでなく、コーナーキックからボレーシュートを叩き込んでチームを逆転勝利に導いた。この活躍によって、ソティリウは大会のMVPに選出されている。

　ただ、J1リーグでは1得点と物足りない成績に終わっており、まだチームに完全にフィットできているとは言い難かった。その影響もあるか、広島への加入時220万ユーロ（約2.6億円）あった市場価値は今年1月の更新で190万ユーロ（約2.3億円）に下がっている。