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Jリーグ 9か月前

【Jリーグ夏の補強診断】戦力アップランキング10~18位。主力流出…。補強ゼロのクラブも…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

18位:北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌を退団した金子拓郎

【写真:Getty Images】


リーグ戦順位:13位
IN:高木駿
OUT:中島大嘉、ク・ソンユン、金子拓郎、田中宏武、西大伍

 シーズン途中の移籍は特に、双方のチーム事情と選手の3者のニーズが一致しなければ成立しない。特に、1人しか出場できないGKの移籍は誰かが動くと玉突きのように動くことも多い。

 7月25日に控えに回っていたク・ソンユンが京都サンガへの期限付き移籍を決めたが、8月3日のトレーニングで正GK菅野孝憲が右ヒラメ筋の肉離れで戦線を離脱。短期間で2人のGKがいなくなった。期限ぎりぎりの16日に獲得が発表された高木駿はJ1でも正GKを務めた経験があり、北海道コンサドーレ札幌にとっては願ったり叶ったりの補強になった。

 まとまったプレータイムを得られていなかった中島大嘉の期限付き移籍は直接的な戦力ダウンとはならないが、金子拓郎のディナモ・ザグレブ(クロアチア)移籍の穴は大きい。ルーカス・フェルナンデスが右に回り、菅大輝が左ウイングバックを務めることで対応しているものの、リーグ戦で8得点4アシストを記録していたドリブラーの退団後、チームは3試合で、わずか1得点しか取れていない。この穴を埋めるのは簡単ではなく、本ランキングで下位に沈むのも致し方ない。

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【了】

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