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育成上手!? J1クラブ、アカデミー出身選手の総市場価値ランキング1〜10位。選手が育っているクラブとは?

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸の佐々木大樹
【写真:Getty Images】


監督:吉田孝行
2023リーグ戦成績:1位(21勝8分5敗)
アカデミー出身選手の総市場価値:268万ユーロ(約3.75億円)
最高額選手:岩波拓也、佐々木大樹(80万ユーロ/約1.12億円)

 昨季J1リーグ初優勝を飾ったヴィッセル神戸が、今回のランキングでは7位に入った。大迫勇也や武藤嘉紀、井手口陽介など元サッカー日本代表選手たちを獲得してきたが、育成にも定評があり、アカデミー出身の選手もトップチームで活躍している。

 現在トップチームでプレーしている選手のうち、アカデミー出身で市場価値トップなのはDF岩波拓也(80万ユーロ/約1.12億円)だ。今季浦和レッズから神戸に復帰となった同選手は、2007年からアカデミーに在籍し、2012年にトップチームへ昇格となった。

 岩波とともにトップタイに立ったのは24歳の佐々木大樹である。2018年にトップチームに昇格し、同年8月にブラジルのSEパルメイラスへ期限付き移籍。翌年9月に神戸へ復帰した。トップチーム全選手の市場価値を見ても、岩波と佐々木は大迫や井手口、酒井高徳らと並んで5位となっている。

 その他、山川哲史が70万ユーロ(約9800万円)と上位3人の市場価値が高い。近年大型移籍も多いが、育成も成功しているクラブと言えるだろう。

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