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舩木渉

1994年生まれ、神奈川県出身。早稲田大学スポーツ科学部卒業。大学1年次から取材・執筆活動を開始し、GOAL Japan編集部などを経て現在はフリー。単なるスポーツにとどまらないサッカーの力を世間に伝えるべく、国内を中心に海外まで幅広くカバーする。Twitter:@watarufunaki

ジダン監督だからこそのレアル・マドリード優勝。そしてセルヒオ・ラモスは“神”になる

現地16日にラ・リーガ第37節が行われ、レアル・マドリードがビジャレアルを2-1で下した。この結果により2位バルセロナとの勝ち点差は4ポイントとなり、“白い巨人”の3季ぶりリーグ制覇が決まった。中断明けから怒涛の勢いで勝利を重ね、頂点まで走り抜けたマドリーはいったい何がすごかったのか。(文:舩木渉)

ダビド・シルバこそ真のクラック。マンCの「レッドブルを飲んだリス」はまだまだすごい

現地15日にプレミアリーグ第36節が行われ、マンチェスター・シティはボーンマスに2-1で勝利した。後半は勇敢に襲いかかってくる残留争い中の相手に苦しめられたが、何とか勝ち点3をもぎとった。違いを生み出したのは、ダビド・シルバだ。もうすぐシティを去る在籍10年目のクラック(名手)は、相変わらずのまばゆい輝きを放っている。(文:舩木渉)

Jリーグに戻ってきたスタジアムの熱。マリノス選手も実感、応援の力は「以心伝心」

Jリーグのスタジアムに観客の姿が戻ってきた。まだ最大5000人までの収容、アウェイサポーターの来場なし、声出し禁止など制約は多い。それでも「拍手」による応援の力は、ピッチで戦う選手たちのもとに届いているようだ。(取材・文:舩木渉)

レアル・マドリード、いよいよ優勝に王手。ジダン監督が「叫んだ」勝利がもたらすものとは

現地13日にラ・リーガ1部第36節が行われ、レアル・マドリードはグラナダに2-1で勝利を収めた。これでリーグ戦再開後9連勝となり、次節にも優勝が決まるところまできた。そして昇格組に大苦戦を強いられた経験が“白い巨人”に、タイトルを目前にしてもう一段階ギアを上げるためのエネルギーをもたらしたようだ。(文:舩木渉)

モウリーニョの原点回帰。トッテナムが徹底した“嫌がらせ”、アーセナル制圧計画の全貌

現地12日にプレミアリーグ第36節が行われ、トッテナムがアーセナルとのノースロンドンダービーを2-1で制した。中断明けから調子が上がりきっていなかったトッテナムを、ジョゼ・モウリーニョ監督はいかにして勝利に導いたのか。ここにきて“らしさ”全開の原点回帰である。(文:舩木渉)

今更3バック!? 試行錯誤続くバルセロナ。メッシより滅私、真のキープレーヤーは…

現地11日にラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはバジャドリーに1-0で勝利した。勝ち点3は積み上げたものの、突如3バックを採用した試合の内容は散々で、文字通りの辛勝だった。フル稼働が続いている選手たちの疲労も目立つ。残り2試合でリーグ優勝が厳しくなってきた中、バルサはどこに向かおうとしているのだろうか。(文:舩木渉)

マリノス初勝利で感じた「声」の力。無観客試合で深まる絆、逆転勝ちを可能にした団結の心

明治安田生命J1リーグ第3節が8日に行われ、横浜F・マリノスが湘南ベルマーレを3-2で破って今季初勝利を収めた。無観客試合(リモートマッチ)として行われる最後の試合で、ニッパツ三ツ沢球技場では何が起こっていたのか。勝利の秘訣は「声」にあり?(取材・文:舩木渉)

名門低迷の要因は中国にあり? エスパニョールが27年ぶり降格。かつて中村俊輔ら在籍

現地8日にラ・リーガ第35節が行われ、バルセロナに0-1で敗れたエスパニョールの来季2部降格が決まった。かつて西澤明訓や中村俊輔も在籍し、日本での知名度も高い名門クラブはなぜ低迷してしまったのか。創立120周年を迎えた歴史と伝統のあるエスパニョールが暗闇に迷い込んでしまった要因は、遠く離れたアジアにあったのかもしれない。(文:舩木渉)

ミランに何が? 怒涛の逆襲でユベントスも撃破。それでもイブラヒモビッチに募る不安、復権への足がかりは…

現地7日にセリエA第31節が行われ、ミランが首位ユベントスに4-2の大逆転勝利を収めた。2点差からおよそ15分間でスコアをひっくり返した勢いはどこから来ているのか? そして、復調の立役者となっている、あの男の将来はどうなるのか? 復権への道のりを歩み始めたミランは、まさに今、昔話になりつつあるかつての栄光を取り戻せるかどうかの岐路に立っている。(文:舩木渉)

グリーズマンが輝いたバルセロナの新布陣。MSG揃い踏みの快勝…偉大なメッシの存在感

現地5日にラ・リーガ第34節が行われ、バルセロナはビジャレアルに4-1で快勝を収めた。3試合ぶりに先発起用されたアントワーヌ・グリーズマンが2月以来となるゴールを挙げ、リオネル・メッシも躍動。キケ・セティエン監督は前線の強力な「MSG」トリオを共存させるための最適解を見つけ出したかもしれない。(文:舩木渉)

王者マリノス、驚きの選手起用で示した総合力。新加入組の出来は? 開幕2戦未勝利だけど…

横浜F・マリノスは4日、明治安田生命J1リーグ第2節で浦和レッズと対戦しスコアレスドローに終わった。約4ヶ月ぶりの公式戦で、昨季王者のパフォーマンスはどうなっていたのだろうか。アンジェ・ポステコグルー監督が目指すサッカーに変化はあったのだろうか。(取材・文:舩木渉)

本田圭佑、2戦連続キャプテンも不発の理由。ボタフォゴ監督が「馬鹿げている」と激怒する強行再開の是非

リオデジャネイロ州選手権1部の後期リーグ第5節が現地1日に開催され、ボタフォゴとポルトゥゲーザが0-0で引き分けた。過密日程でキャプテンとして2試合連続の先発を果たした本田圭佑は、途中交代。なかなかパフォーマンスが上がらないのには、はっきりとした理由がある。選手の命すらないがしろにされ、監督も怒りが収まらない。(文:舩木渉)

リキ・プッチこそバルセロナ唯一の希望。優勝戦線から後退、内部衝突で不協和音は広がるが…

現地6月30日にラ・リーガ第33節が行われ、バルセロナはアトレティコ・マドリーと2-2-で引き分けた。リオネル・メッシがキャリア通算700得点を達成してカメラに愛想を振りまいたが、チームは勝ち切れずに優勝争いからまた一歩後退してしまった。今、バルセロナで何が起こっているのか。そして復調と逆転への希望は、メッシではない次世代の選手へ託されるのだろうか。(文:舩木渉)

香川真司vs岡崎慎司、再び。終了間際に劇的なドラマ…サラゴサとウエスカの昇格争いが超アツい

現地29日に行われたラ・リーガ2部第36節で、レアル・サラゴサの香川真司とSDウエスカの岡崎慎司がピッチ上で相対した。ともに72分までの出場だったが、それぞれのパフォーマンスはどんなものだったのだろうか。そして、両者が挑む1部への昇格争いの現状とは?(文:舩木渉)

レアル、ベンゼマが発揮した真価。ジダン監督も絶賛の「今季を代表するプレー」に詰まったフットボール哲学

現地28日にラ・リーガ第32節が行われ、レアル・マドリードがエスパニョールに1-0で勝利を収めた。最下位で監督交代に踏み切ったばかりの相手に辛勝と、文字だけを見れば苦しい試合のようだが、勝利を決定づけたプレーは圧巻の一言だった。周りとの格の違いを見せつけたカリム・ベンゼマには、見えないはずのものが見えていた。(文:舩木渉)

マンC、誰も責められない左手…リバプール優勝でも終わらないフットボール。チェルシーはようやく本領発揮

今季のプレミアリーグの優勝が、リバプールに決まった。現地25日に行われた第31節で2位マンチェスター・シティがチェルシーに敗れ、残り7試合で首位との勝ち点差が23ポイントになったことを受けてのことだ。だが、今季はまだまだ終わらない。負けを認めたシティは次なる戦いに照準を合わせ、充実のチェルシーはここからが本番とばかりに力をたぎらせている。(文:舩木渉)

南野拓実と最強3トップの違いは? 理想の姿へ近づくために…強すぎるリバプールで進むべき道

現地24日にプレミアリーグ第31節が行われ、リバプールがクリスタル・パレスを4-0で一蹴した。いよいよ悲願のプレミアリーグ制覇に王手がかかり、早ければ25日にも戴冠が決まる。日本人選手として4人目のプレミア王者になろうとしている南野拓実は、今どのような立ち位置にいて、これからどんな道を進んでいくべきなのだろうか。(文:舩木渉)

中島翔哉に居場所はあるか? ダービー快勝のポルトに物足りなさ、復帰までの道のりは…

現地23日にポルトガル1部リーグ第28節が行われ、ポルトはボアヴィスタとのダービーマッチを4-0で制した。リーグ戦再開から欠場が続く中島翔哉は、この試合ももちろん不在。まだ先行き不透明な状態が続く。それでも優勝に向けて戦力としては欠かせないはずだ。では、中島はどうすればチームに復帰することができるのだろうか。(文:舩木渉)

冨安健洋vsC・ロナウド、白熱のバトル。ボローニャでの飛躍的進化を証明した90分間

現地22日にセリエA第27節が行われ、ボローニャはユベントスに0-2で敗れた。この試合では、ボローニャの右サイドバックに入った冨安健洋と、ユベントスの左ウィングを担ったクリスティアーノ・ロナウドによるマッチアップが実現。日本代表の将来を担う21歳は、百戦錬磨の世界的名手と相対してどのようなパフォーマンスを披露したのだろうか。(文:舩木渉)

レアル・マドリードがリーガ制覇に有利な理由? 躍動の19歳…それよりも燃える判定問題

現地21日にラ・リーガ第30節が行われ、レアル・マドリードがレアル・ソシエダに2-1で勝利を収めた。今季リーグ最少失点と安定感抜群の白い巨人は、バルセロナから首位の座を奪還。一方のソシエダにも再浮上の気配が見え始めた。そして、この試合では微妙な判定が連発され、「これぞラ・リーガ」という議論が生まれている。(文:舩木渉)

乾貴士、再開後初先発で“消えた”理由。でも心配なし? 3戦未勝利のエイバルに上昇の予感

ラ・リーガ第30節が現地20日に行われ、ヘタフェとエイバルが1-1で引き分けた。エイバルに所属する乾貴士は、リーグ戦再開後初先発でフル出場。しかし、大きなインパクトは残せなかった。なぜこのタイミングで先発のチャンスが訪れたのか。そして、残留争いに巻き込まれながら3試合連続で勝利から見放される現状に希望はあるのか。アウェイで勝ち点1をもぎ取った試合から、乾とエイバルの現在地を読み解く。(文:舩木渉)

バルセロナは空中分解寸前? 物議を醸すピケの弱気発言…ピッチ内外に不安要素が山積み

現地19日にラ・リーガ第30節が行われ、バルセロナはセビージャと0-0で引き分けた。優勝争いに大きな影響を与えそうなのは、結果のみならずバルセロナの関係者たちの発言だ。3位のセビージャと勝ち点を分け合ったことからうかがい知れたのは、選手たちとフロントの間に亀裂や意識の違いが存在し、それらがピッチ内外で優勝に向けた障害になりかねないということだ。(文:舩木渉)

アセンシオ、330日ぶりの華麗な復活劇。レアル・マドリード逆転優勝へのラストピースとなるか

夢のような時間だった。現地18日にラ・リーガ第29節が行われ、レアル・マドリードがバレンシアに3-0で勝利を収めている。この試合の後半途中から出場したマルコ・アセンシオは約11ヶ月ぶりの戦列復帰にして、ファーストタッチでゴールまで決めて見せた。(文:舩木渉)

アーセナル、アルテタもお手上げのマンC戦大敗。あまりに不運すぎた100日ぶりプレミア再開

プレミアリーグのある日常が戻ってきた。現地17日に第28節延期分が開催され、マンチェスター・シティがアーセナルに3-0で勝利を収めた。順位表を見れば妥当な結果とも言えるが、内容を見ても妥当な結果に。敵地に乗り込んだアーセナルにとっては、アクシデント続出の不運すぎる再開初戦となってしまった。(文:舩木渉)

香川真司の真骨頂。9ヶ月ぶりゴールは「らしさ」全開…暫定首位のサラゴサを昇格に導けるか

スペイン2部のレアル・サラゴサに所属する日本代表MF香川真司が、約9ヶ月ぶりとなる今季3得点目を挙げた。チームも勝利して今季初の暫定首位に浮上。リーグ再開から2試合連続で先発起用された日本代表MFは、昇格を目指すサラゴサにとってより一層重要な存在となりつつある。(文:舩木渉)

アトレティコ、狂気的爆発力は蘇るか? 8ヶ月ぶりゴール…ジエゴ・コスタの“野生”復活

アトレティコ・マドリーは現地14日に行われたラ・リーガ第28節で、アスレティック・ビルバオと引き分けた。約3ヶ月ぶりのリーグ戦再開となった試合では、ジエゴ・コスタが復活の狼煙となるゴールを挙げている。終盤戦に向けた過密日程で、負傷に悩まされたエースストライカーはチームの復調の鍵を握る存在となれるだろうか。(文:舩木渉)

前田大然、ポルト戦で逃したチャンスの重み。中島翔哉や権田修一ら日本人選手の現状は?

ポルトガル1部リーグの第26節が現地10日に開催され、マリティモはポルトに敗れ、ポルティモネンセはベンフィカと引き分けた。この2試合の結果によって、優勝争いにまた動きが出てきている。そして再開から2試合を終え、ポルトガル1部でプレーする4人の日本代表選手たちの現状も見えてきた。彼らは今どのような状況に置かれているのだろうか。(文:舩木渉)

ドルトムントが証明した基本の大切さ。好調ヘルタを撃破した3バック対4バックのお手本戦術

ボルシア・ドルトムントは6日、ブンデスリーガ第30節でヘルタ・ベルリンを撃破した。リーグ再開から無敗と好調だった相手をいかに封じ込めたのか。ドルトムントが見せたのは3バックで戦うチームのお手本とも言うべき戦い方だった。(文:舩木渉)

長谷部誠の流れを変えたインターセプト。レジェンド級の影響力、アジア人最多出場記録更新へ

アイントラハト・フランクフルトに所属する元日本代表の長谷部誠が、偉大な記録に到達しようとしている。3日に行われたヴェルダー・ブレーメン戦でブンデスリーガ通算308試合目の出場を果たし、元韓国代表のチャン・ブングン氏のアジア人最多出場記録に並んだ。その記念すべき試合の後半、36歳のリベロはまさに真骨頂と言えるプレーで流れを大きく変えてみせた。(文:舩木渉)

ハーランド不在ならサンチョがいる。初ハットトリックで大爆発…新時代のスターが輝けた理由

ボルシア・ドルトムントは5月31日、ブンデスリーガ第29節でパーダーボルンに6-1の大勝を収めた。首位バイエルン・ミュンヘンを追うためにも負けられない一戦は、主砲アーリング・ブラウト・ハーランドが不在。そんな中で輝いたのはリーグ戦再開後初先発となったジェイドン・サンチョだった。(文:舩木渉)

小池龍太が追いかける理想の姿。マリノス移籍までの1年、ベルギーでつかんだ新たな感覚

横浜F・マリノスに頼もしい新戦力が加入した。今季、ベルギー2部のロケレンでプレーしていた小池龍太だ。JFLからJ1までたどり着き、日本屈指のサイドバックとして欧州挑戦も果たした24歳はどんな選手なのか。ベルギーでひと皮もふた皮も剥けた昇り龍の頭の中に迫る。(取材・文:舩木渉)

天野純、マリノス復帰の背景を読む。感謝とともに帰還…クラブ経営難に翻弄されたベルギーでの1年

ベルギー2部ロケレンに期限付き移籍していた日本代表MF天野純が、横浜F・マリノスに復帰することとなった。FIFAによる特例措置が認められての登録期間外の移籍が実現することになった背景とは。欧州挑戦の1年間を振り返りながら、マリノス帰還に至った経緯を探る。(取材・文:舩木渉)

宮市亮、ザンクトパウリで完全復活。爆発的加速は健在、ブンデス2部で放つ別格の存在感

度重なるひざの大怪我に苦しめられてきた元日本代表FW宮市亮が、ブンデスリーガ2部のザンクトパウリでまばゆい輝きを放っている。今季はリーグ戦全試合に出場し、プレータイムはチーム内最長。監督やチームメイトたちからの信頼も絶大で、完全復活を印象づけている。27歳になった爆速ウィングは今、ドイツでどんなプレーを見せているのだろうか。(文:舩木渉)

ドルトムントの夢を打ち砕いたキミッヒの閃き。5秒間に詰まった3つのスーパープレーとは

ボルシア・ドルトムントの逆転優勝は、一瞬にして遠ざかった。勝ち点差4ポイントで迎えた首位バイエルン・ミュンヘンとの天王山、今季のブンデスリーガ優勝の行方を大きく左右する一戦で敗れたのだ。拮抗した試合を動かしたのは、ヨシュア・キミッヒの能力の全てが詰まったスーパーゴールだった。(文:舩木渉)

東京ヴェルディ・藤本寛也がポルトガル移籍!? 噂のクラブ幹部を直撃「我々は日本の市場を意識している」

また日本サッカーの将来を担う若手選手が欧州へ旅立つことになるのだろうか。去る22日、東京ヴェルディに所属する元U-20日本代表MF藤本寛也の、ポルトガル1部ジル・ヴィセンテへ移籍に関するニュースが流れた。果たしてこの一報に信憑性はあるのか。当事者でもあるジル・ヴィセンテで強化部門の責任者を務めるチアゴ・レーニョSD(スポーツディレクター)にオンラインで直撃取材を敢行した。(取材・文:舩木渉)

怪物ハーランドを支える「偽10番」の働き。ドルトムント逆転優勝への鍵となる男たち

19歳の怪物FWアーリング・ブラウト・ハーランドを擁するボルシア・ドルトムントは、ブンデスリーガ再開から連勝を果たしている。2試合で6得点を奪った攻撃は魅力的で、並みのチームでは止められない。次なる戦いは、中2日で迎えるバイエルン・ミュンヘン戦。優勝争いを左右する重要な一戦に向けて、ドルトムントのチーム状況と秘めたる可能性を読み解く。(文:舩木渉)

ブンデス再開で見えたリスクと可能性。交代枠5人制の活用術、サッカーの新たな魅力を発見?

ドイツでブンデスリーガ1部と2部のリーグ戦が16日に再開した。新型コロナウィルス感染拡大の影響で約2ヶ月にわたって中断していた公式戦の開催にこぎつけたが、一方で急ピッチで準備を進めたことによるリスクも孕んでいる。負傷者が続出した再開初戦で見えてきた現実と、リスク回避のために導入された新たな施策がもたらす効果はどれほどのものなのだろうか。(文:舩木渉)

怪物ハーランドが証明した特大のポテンシャル。空虚なブンデス再開…情熱を欠いたスタジアムでも輝く才能

ドイツ・ブンデスリーガが16日に約2ヶ月ぶりに無観客で再開を迎えた。その初戦となったボルシア・ドルトムント対シャルケからは、ダービーマッチらしい熱狂が消えていた。それでも19歳のFWアーリング・ブラウト・ハーランドは中断前と変わらないパフォーマンスでドルトムントを勝利に導き、改めて特大のポテンシャルを証明して見せた。(文:舩木渉)

タジキスタンは7000人超が陰性…? 新型コロナ禍でもリーグ戦を続ける理由。現地監督が明かす真の意義とは

全世界的な新型コロナウィルスの影響がサッカー界にも及び、各国・地域のリーグ戦などが中断や延期を余儀なくされる状況下で、中央アジアのタジキスタンではリーグ戦の開催が続けられている。なぜ疫病の蔓延に影響を受けることがないのか。タジキスタンの強豪クラブ、FKホジェンドで指揮を執るニコラ・ラザレビッチ監督に電話取材を敢行し、現地の様子やリーグ戦続行が持つ真の意味について直撃した。(取材・文:舩木渉)

マリノスが挑む6時間生配信に込められた想い。「大津動きます」から始まった壮大な企画の全貌

横浜F・マリノスは18日に「Stay Home with F・マリノス」と題したオンラインイベントを開催することを発表した。新型コロナウィルス感染拡大によってJリーグが中断を余儀なくされる中、選手からの提案で始まった壮大な企画は、いかにして短期間で練り上げられたのか。そして、6時間にもおよぶ生配信にどのようなメッセージが込められているのか。選手たちやフロントスタッフへのオンライン取材を通して、前代未聞の企画の全貌に迫った。(取材・文:舩木渉)

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