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舩木渉

1994年生まれ、神奈川県出身。早稲田大学スポーツ科学部卒業。大学1年次から取材・執筆活動を開始し、GOAL Japan編集部などを経て現在はフリー。単なるスポーツにとどまらないサッカーの力を世間に伝えるべく、国内を中心に海外まで幅広くカバーする。Twitter:@watarufunaki

肝はメッシ専用監獄。モウリーニョvsペップは壮大な哲学の衝突。バルセロナを破ったインテルのパズル【09/10CL準決勝1stレグ】

ジョゼ・モウリーニョとペップ・グアルディオラは、現代サッカーの重要な局面で度々激突してきた。2人のライバル関係ができあがったのは2009/10シーズンだと言えるだろう。DAZNが「Re-LIVE」と題して配信しているチャンピオンズリーグの名勝負、2010年4月20日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、インテル対バルセロナの名勝負を改めて振り返る。(文:舩木渉)

欧州日本人選手が電話取材で明かす本音。新型コロナで再開めど立たず…今何を思い、どう過ごしているのか

新型コロナウィルスの爆発的な流行によって、サッカー界は立ち止まることを余儀なくされている。ほとんどの国でリーグ戦やカップ戦が中止または延期され、再開のめどすら立っていない状況だ。そんな中、欧州組の日本人選手たちは日々どのように過ごしているのだろうか。オランダ1部のPECズウォレでプレーするDFファン・ウェルメスケルケン際が電話取材を通し、現地での生活や自らの心身の状態について明かしてくれた。(取材・文:舩木渉)

新型コロナで大パニックの欧州、なぜベラルーシリーグだけ開催可能? 元Jリーガーが語る内情

新型コロナウィルスが欧州で猛威を振るっている。スペインやイタリアでは毎日のように膨大な数の新たな感染者が確認され、数百人規模で死者が増え続けている。その影響は当然サッカー界にも及び、各国のリーグ戦などが軒並み延期や中止に追い込まれた。そんな中、Jリーグと同じく春秋制を採用するベラルーシだけ観客を入れてのリーグ戦開幕に踏み切った。他のほとんどの国で試合が中止される中、なぜ東欧の彼の国だけサッカーができるのか。現地でプレーする元Jリーガーに直撃した。(取材・文:舩木渉)

本田圭佑はやはり“持ってる”男。待望のボタフォゴデビュー、そして初ゴールを決めたが…

欧州ではほとんどのリーグ戦が休止に追い込まれているが、ブラジルは止まっていない。現地15日に行われたリオデジャネイロ州選手権1部の後期グループA第3節で、ボタフォゴとバングーが1-1の引き分けを演じた。この試合で、元日本代表が待望のボタフォゴでのデビューを飾り、初ゴールで鮮烈な印象を残した。(文:舩木渉)

マンUが打ち砕いたLASKの夢。猛る若手が“赤”鱗躍動…大量5発で新型コロナも吹き飛ばす【EL】

UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の1stレグが現地12日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはLASKリンツに5-0で勝利を収めた。新型コロナウィルスの大流行により開催も危ぶまれていたが、アウェイでの一戦は若手の躍動で大勝。オーストリアの新興勢力に格の違いを見せつけた。(文:舩木渉)

なでしこジャパンの致命的弱点とは? 米国戦惨敗での3連敗は設計図なきチーム作りの災禍

なでしこジャパン(日本女子代表)は現地11日、シービリーブスカップ2020の最終戦でアメリカ女子代表に1-3の敗戦を喫した。大会3連敗で4ヶ国中最下位という結果に終わり、東京五輪まであと4ヶ月というタイミングで厳しい現実を突きつけられることに。なぜ同じようなミスを繰り返し、課題を克服できていないのかを読み解く。(文:舩木渉)

なでしこジャパン、これほど差が生まれたのはなぜ? イングランドに1年で3敗…露呈した指揮官の力量差

なでしこジャパン(日本女子代表)は現地8日に行われたシービリーブスカップ2020の第2戦でイングランド女子代表に0-1で敗れた。同じ相手に1年で3敗。しかも1ゴールたりとも奪えていない。イングランドは欧州の強豪でFIFAランキングでも日本より上位につけるが、これほどまでに大きな差が生まれたのはなぜだろうか。(文:舩木渉)

中島翔哉、2ヶ月ぶりトップ下の出来は? VAR恐るべし…ポルトはわずか「3cm」に泣く

ポルトガル1部リーグ第24節が現地7日に行われ、ポルトはリオ・アヴェと1-1のドローを演じた。同じ日に行われた試合で引き分けた2位ベンフィカを突き放したかったが、絶好のチャンスを逃すことに。久々のトップ下で先発出場した中島翔哉は消化不良に終わり、チームもわずか3cmのギャップで涙を呑むこととなった。(文:舩木渉)

久保建英、今季3点目は天才の証明に。一貫した“クボイズム”がもたらしたアウェイ初勝利

ラ・リーガ第27節が現地7日に行われ、マジョルカはエイバルを2-1で下した。ようやく手に入れた今季のアウェイ初勝利の立役者は、久保建英だ。守備的布陣の中でも与えられたタスクをこなしつつ、攻撃面でも結果を出した。今季3ゴール目は、彼の魅力が詰まった才能の証明ともなる一発だった。(文:舩木渉)

なでしこジャパンは途轍もなく弱い。攻守に組織力は皆無、高倉監督の責任が問われるべき完敗

なでしこジャパン(日本女子代表)は現地5日、シービリーブスカップ2020の初戦に臨みスペイン女子代表に1-3で敗れた。チームとしての総合力で圧倒された90分間。これまで見過ごされてきた日本の課題が全て浮き彫りになった。東京五輪でのメダル獲得に向けて危機的な状況だ。(文:舩木渉)

キ・ソンヨンは久保建英の最高の相棒になるか。日韓の2大スターがマジョルカを1部残留に導く

先月25日、ラ・リーガのマジョルカは元韓国代表MFキ・ソンヨンとの契約締結を発表した。3度のFIFAワールドカップ出場歴を持つ31歳のベテランは、残留争い中の新天地に何をもたらすだろうか。そしてマジョルカに所属する日本の至宝・久保建英との関係はいかなるものか。日韓の2大スターが1部残留の救世主となるかもしれない。(文:舩木渉)

中島翔哉はなぜ先発起用されないのか? 首位奪還のポルトで脇役に甘んじる最大の要因は…

ポルトガル1部リーグ第23節が現地2日に行われ、ポルトはサンタ・クララ戦で2-0の勝利を収めた。6連勝でベンフィカを抜いて15試合ぶりの首位に返り咲いたが、ベンチスタートが続く中島翔哉はチームに貢献しきれなかった。脇役に甘んじるのはなぜか。財政難に喘ぐポルトにおける背番号10の現在地を読み解く。(文:舩木渉)

久保建英が消えた理由。肉弾戦上等のヘタフェを前に沈黙…マジョルカが露呈した力不足

ラ・リーガ第26節が現地1日に行われ、久保建英が先発出場したマジョルカはホームでヘタフェに0-1の敗戦を喫した。互いに万全とは言えない中での試合になったが、結果は妥当なもの。決してビッグクラブではないヘタフェに、マジョルカが手も足も出なかった理由とは。そしてフル出場した久保建英も力を発揮しきれなかった要因に迫った。(文:舩木渉)

中島翔哉も力及ばず。必然だったポルトのEL敗退、反撃の兆候なきホームで強豪のプライドは失墜【EL】

UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグが現地27日に行われ、レバークーゼンに1-3で敗れたポルトは敗退が決まった。他のポルトガル勢も軒並み姿を消し、かつてチャンピオンズリーグ(CL)優勝経験もあるポルトガルのビッグクラブとしてのプライドも粉々に打ち砕かれた。あまりの無策ぶりに、中島翔哉も本来の力を発揮しきれていない。(文:舩木渉)

ユベントスに何が起こったのか…? 枠内シュートゼロ、リヨンの周到な準備が下馬評を覆す【欧州CL】

クリスティアーノ・ロナウド擁するユベントスが、チャンピオンズリーグの舞台でまさかの枠内シュート「ゼロ」に終わった。抑え込んだのはフランスの雄、リヨンだ。現地26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグ、ピッチ上では何が起こっていたのだろうか。(文:舩木渉)

ガンバ大阪が証明した王者マリノス攻略法。変則システムと狙っていた攻撃パターンの全貌

昨季15年ぶりのJリーグ制覇を成し遂げた横浜F・マリノスを倒すべく、どのチームも入念な策を練ってくるだろう。その攻略法の一端を、ガンバ大阪が今季開幕戦でいきなり示して見せた。宮本恒靖監督が1週間かけて徹底的に仕込んだ戦術の全てを、選手たちの言葉から紐解く。(取材・文:舩木渉)

中島翔哉が流れを変えた、ポルトの劇的勝利に至るまで。権田修一は大奮闘も一歩及ばず…

ポルトガルリーグの日本人対決は激闘となった。現地23日に行われた同国1部リーグ第22節で、ポルトの中島翔哉とポルティモネンセの権田修一が同じピッチに立った。しかし、最後に待っていた結末は対照的なものに。劇的な幕切れに至るまでの攻防を振り返る。(文:舩木渉)

バルセロナはメッシか、それ以外か。4発で覚醒、怒り渦巻くカンプ・ノウを結束させた唯一無二の力

リオネル・メッシが本来の力を呼び覚ました。現地22日に行われたラ・リーガ第25節のエイバル戦で4得点を奪い、バルセロナを5-0大勝に導いた。唯一無二の力を持つ背番号10が輝いた背景を読み解くと、バルセロナという巨大なクラブを取り巻く難しい現状が見えてきた。(文:舩木渉)

バルセロナ緊急補強で大注目、ブライスワイトとは何者か? 車椅子の少年から名門の救世主に

前線に負傷離脱者が続出するバルセロナは、緊急補強を敢行しデンマーク代表FWマルティン・ブライスワイトを獲得した。賛否両論渦巻く移籍劇ではあるが、レガネスで評価を高めた29歳のストライカーは名門の救世主となるか。波乱万丈のキャリアと選手としての特徴に迫る。(文:舩木渉)

中島翔哉所属のポルト、EL敗退の危機? 現状を悲観するべからず。逆転の記憶が後押しに【欧州EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド32が現地20日に行われ、レバークーゼンがポルトとの1stレグを2-1で制した。しかし、敗れたポルトは現状を悲観していない。逆転突破でのラウンド16進出には、ホームに戻る2ndレグでの中島翔哉らアタッカー陣の奮起が必要だ。(文:舩木渉)

あまりにドM…無能晒したモイーズ、有能なペップ。マンCの危機に待望のラストピースがハマる

来季以降2シーズンの間、欧州カップ戦からの締め出し処分が下されたマンチェスター・シティ。激動の中で選手たちはどんなパフォーマンスを見せたのだろうか。今季のチャンピオンズリーグ決勝トーナメントに向けて、重要な選手も帰ってきた。名将ペップ・グアルディオラの腕の見せどころだ。(文:舩木渉)

遠藤渓太を突き動かすのは反骨心。日本代表で味わった挫折、結果にこだわる5年目の覚悟

J1リーグ連覇を目指す横浜F・マリノスで、遠藤渓太がもがいている。昨季は先発出場の機会が限られる中でキャリアハイの結果を残し、チームの優勝に貢献した。だが、オフシーズンに参加した代表では挫折を味わうことに。様々な感情が共存した経験をどう今後につなげていくか。22歳の若者の信念と覚悟に迫った。(取材・文:舩木渉)

中島翔哉の活躍よりも…。ポルトFWが自ら退場を決断した理由、看過すべきでない人種差別の現実

ポルトガルサッカー界を揺るがす大事件が起きた。現地16日に行われたポルトガル1部リーグ第21節のヴィトーリア・ギマランイス対ポルトで、ホームのギマランイスサポーターによる人種差別行為があったのだ。被害を受けて怒ったポルトのFWムサ・マレガはプレー続行を拒否して交代した。いったいスタジアムでは何が起き、何が問題となっているのだろうか。(文:舩木渉)

久保建英が流れを変えた。マジョルカは4試合ぶり勝利も…ベンチ要員であり続ける理由とは

マジョルカは現地15日、ラ・リーガ第24節でアラベスに1-0で勝利を収めた。4試合ぶりに手にしたゴールと勝ち点3は、今後に向けて価値あるものになるだろう。久保建英は後半途中から出場してマジョルカに流れを引き寄せ、勝利に大きく貢献した。しかし、今後もベンチスタートが多くなるのは変わりそうにない。その理由とは…。(文:舩木渉)

中島翔哉はまるで“忍者”。ポルトのカップ戦決勝進出に大きく貢献、負傷からも完全復活

タッサ・デ・ポルトガル(ポルトガルカップ)の準決勝2ndレグが現地12日に行われ、ポルトが2部のアカデミコ・ビゼウを3-0で下した。そして2戦合計スコア4-1でベンフィカが待つ決勝進出を果たしている。負傷明けで久々のフル出場となった中島翔哉は、快勝したポルトの中でどんな活躍を見せたのだろうか。(文:舩木渉)

ベイルは完全に“失格”。レアル・マドリー快勝でも1人だけ蚊帳の外…生き残る道は?

レアル・マドリーは現地9日、ラ・リーガ第23節でオサスナに4-1で勝利を収めて首位をキープした。多くの選手が会心のパフォーマンスを見せる中、ガレス・ベイルだけはほとんど目立たず。ここ最近出番が減り、ピッチ外でも話題を振りまいて厳しい批判を浴びてきた30歳に、マドリーで生き残る道はあるのだろうか。(文:舩木渉)

中島翔哉、3週間ぶり復帰のパフォーマンスは? 次はベンフィカ戦、完全復活への期待大

タッサ・デ・ポルトガル(ポルトガルカップ)の準決勝1stレグが現地4日に行われ、ポルトは2部のアカデミカ・ビゼウと1-1で引き分けた。屈辱的な結果の一方で、ポルトの中島翔哉が約3週間ぶりに負傷から復帰して躍動感あるプレーを披露した。4日後に控えるベンフィカ戦に向けて、中島は確実にパフォーマンスを上げている。(文:舩木渉)

預言者メッシが導いた、17歳アンス・ファティの2得点。バルセロナの象徴になるための“教え”とは

現地2日に行われたラ・リーガ第22節、バルセロナがレバンテに2-1で勝利を収めた。3試合連続で先発起用された17歳のFWアンス・ファティが、自身初の1試合2得点でチームに勝ち点3をもたらした。しかし、その活躍に導いたのはエースのFWリオネル・メッシの絶大な力だった。(文:舩木渉)

ジダン采配は的中、ダービーマッチも制したが…。これでいいのかレアル・マドリー?

レアル・マドリーは現地1日、ラ・リーガ第22節でアトレティコ・マドリーとのダービーマッチを迎え1-0の勝利を収めた。ジネディーヌ・ジダン監督の思い切った采配が奏功しての勝ち点3獲得になったが、マドリーのチームとしての課題も浮き彫りに。首位に立ってはいるものの、その座は安泰ではない。(文:舩木渉)

加藤恒平の幸せなサッカー人生。30歳でも情熱尽きず「一番好きなことだからこそ、逃げ出せない」【インタビュー第3回】

2018シーズンにサガン鳥栖でプレーした元日本代表MF加藤恒平は今、スペインでプレーするという夢を叶えるために欧州で挑戦を続けている。今季前半戦に在籍していたのは、なんとジブラルタルリーグのクラブだった。Jリーグで過ごした日々で何を掴み、日本を去ってからの1年間はどんな思いでサッカーを続けてきたのか。現地で直撃したインタビューを3回に分けてお届けする。第3回では「加藤恒平という人間とサッカー観」について話を聞いた。(取材・文:舩木渉)

フェルナンド・トーレスとの出会いが人生を変えた。加藤恒平が元日本代表として挑んだJリーグでの1年【インタビュー第2回】

2018シーズンにサガン鳥栖でプレーした元日本代表MF加藤恒平は今、スペインでプレーするという夢を叶えるために欧州で挑戦を続けている。今季前半戦に在籍していたのは、なんとジブラルタルリーグのクラブだった。Jリーグで過ごした日々で何を掴み、日本を去ってからの1年間はどんな思いでサッカーを続けてきたのか。現地で直撃したインタビューを3回に分けてお届けする。第2回では「日本代表とJリーグでの学びや出会い」について話を聞いた。(取材・文:舩木渉)

“ハリルの秘密兵器”と呼ばれた男、サガン鳥栖退団からジブラルタルへの旅路。全ては「スペイン移籍」のために【インタビュー第1回】

2018シーズンにサガン鳥栖でプレーした元日本代表MF加藤恒平は今、スペインでプレーするという夢を叶えるために欧州で挑戦を続けている。今季前半戦に在籍していたのは、なんとジブラルタルリーグのクラブだった。Jリーグで過ごした日々で何を掴み、日本を去ってからの1年間はどんな思いでサッカーを続けてきたのか。現地で直撃したインタビューを3回に分けてお届けする。第1回では「新たな一歩を踏み出した2019年」について話を聞いた。(取材・文:舩木渉)

香川真司、レアル・マドリー相手にまばゆい輝き。0-4大敗だけで測れない絶大な存在価値

コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のラウンド16が現地29日に行われ、2部のレアル・サラゴサは世界屈指の強豪レアル・マドリーに0-4で敗れた。しかし、この試合に先発出場した日本代表MF香川真司は、高いクオリティでサラゴサをけん引し、改めて実力を証明した。チャンピオンズリーグなども経験した名手の輝きはまだまだ色あせていない。(文:舩木渉)

久保建英vs香川真司、直接対決は実現したけど…。透けて見えた複雑なチーム事情と2人の立場

普段は見られないマッチアップが実現することこそ、カップ戦の醍醐味と言える。例えば現地21日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のラウンド32では、1部のマジョルカと2部のサラゴサが昨季以来の再戦を果たした。さらに、久保建英と香川真司という日本代表の象徴的な2人の直接対決も実現した。(文:舩木渉)

久保建英なしでマジョルカが勝った。バレンシア撃破の要因、4発快勝で激化する定位置争い

マジョルカが今季5勝目を挙げ、降格圏を脱出した。現地19日に行われたラ・リーガ第20節のバレンシア戦は4-1の快勝。しかし、久保建英は蚊帳の外。珍しくベンチスタートになり、ピッチに入るまでに4つのゴールが決まっていた。なぜマジョルカは強豪バレンシアを圧倒できたのか。そして、この勝利が今後のチームや久保にどんな影響を及ぼすのだろうか。(文:舩木渉)

不振アーセナル、18歳の原石が希望に。今世紀最大の才能? マルティネッリとは何者か

監督交代に踏み切っても不振から抜け出し切れない。アーセナルは確実にチーム状態が上向いていることを示しながら、勝利に見放されている。その中でも希望はある。現地18日に行われたプレミアリーグ第23節のシェフィールド・ユナイテッド戦で輝いた18歳のFWガブリエル・マルティネッリは、アーセナルで未来の旗手になりうる特大の才能を開花させ始めた。(文:舩木渉)

王者マリノス、連覇への船出。新戦力も期待大、攻守で魅力的に圧倒する「最強」への挑戦

横浜F・マリノスは11日に新シーズンに向けて始動した。昨季は最終節にFC東京を振り切って15年ぶりのJ1リーグ制覇を成し遂げ、今季は連覇に挑む。さらにACLなどの戦いも重ねる中で、アンジェ・ポステコグルー監督率いるチームはどこを目指すのか。選手たちの視線はすでに同じ目的地を捉えていた。(取材・文:舩木渉)

「兼業フットボーラー」って可能なの? 都2部TOKYO CITY F.C.が発信する新しいキャリアのあり方

プロになれなかったらサッカー人生は終わり。そう考えている選手は多いのではないだろうか。社会人になったら仕事に専念するしかないのか? アスリートとしての価値を高めながら、働く選択肢はないのか? アマチュアクラブながら、東京都2部リーグ所属のTOKYO CITY F.C.は生涯かけて楽しめるサッカーの新しい価値を創出することに取り組んでいる。(取材・文:舩木渉)

エジルやジャカが蘇る。アーセナルにアルテタ監督が仕込んだ合理的なビルドアップ戦術

プレミアリーグ第22節が現地11日に行われ、アーセナルとクリスタル・パレスが1-1で引き分けた。後半はイレギュラーが多かった一方、アーセナルが前半に見せた戦いは未来への希望を抱かせるのに十分だった。ウナイ・エメリ政権で冷遇されて輝きを失っていた実力者たちが、ミケル・アルテタ監督に再び磨かれ、躍動感を取り戻しつつある。(文:舩木渉)

中島翔哉、低調ポルトでも輝きは色あせず。失点関与は不可抗力、今季初の逆転勝利で存在感

ポルトは現地10日、ポルトガルリーグ第16節でモレイレンセに4-2で勝利を収めた。しかし、苦手なアウェイでの戦いは予想以上に厳しいものに。先発起用された中島翔哉も苦しみはしたが、ゴール前で確かな存在感を発揮した。(文:舩木渉)

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