フットボールチャンネル

山中忍

1966年生まれ、静岡県出身。青山学院大学卒。チェルシー・サポーター。1994年に日本を離れ、ベルギーを経て現在のイングランドへ。ホームは西ロンドン。常に「フットボールありき」の日常の中、プレミアリーグから草の根まで、本場の蹴球シーンを堪能しながら執筆、通訳/翻訳に勤しむ。パソコン不精だが、本名のツイッターアカウントで呟くことも。著書に『川口能活-証』(文芸春秋)。♂

武藤嘉紀に14億円。「買い渋り」のオーナーが投資した意味とは? 古豪復権へ求められるもの

ロシアワールドカップにも出場した日本代表FW武藤嘉紀が、ニューカッスル・ユナイテッド移籍でプレミアリーグの門をくぐった。ブンデスリーガで3シーズンにわたって実績を積み重ねたストライカーが加わるのは、どのような風土のクラブなのだろうか。そして地元のファンやチームからはどのような活躍が期待されているのだろうか。(文:山中忍)

63億円も安い。最高の大器、ダビンソン・サンチェス。日本に立ちはだかる22歳のプレミア級CB【W杯 日本を襲う猛獣たち】

1ヶ月後に迫ったロシアワールドカップ。日本はグループHでコロンビア、セネガル、ポーランドの3か国と激突する。本大会へ向け改めて確認しておきたいのは対戦国の要注意人物たちだ。フットボールチャンネルでは日本と対戦する3か国の“猛獣”たちを紹介していきたい。今回はコロンビア代表のDFダビンソン・サンチェスを取り上げる。(取材・文:山中忍【イングランド】)

ハリル解任の日本が反面教師にすべきイングランド。サッカーの母国が繰り返してきた失敗の歴史

日本サッカー界は、ロシアワールドカップを目前にしたヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表監督の解任劇に揺れている。だが、他の国に同様の事例がなかったわけではない。サッカーの母国と言われるイングランドでは代表監督の交代によって様々な「失敗」が繰り返されてきた歴史があった。(取材・文:山中忍【イングランド】)

ロシアW杯ボイコット騒動の行方。緊迫する英露関係、イングランド代表はどうなる?

イングランド代表はロシア・ワールドカップをボイコットするのか。ロシア人の元スパイに対する暗殺未遂事件をきっかけに、イギリスとロシアの両政府の関係は冷戦以降で最悪とも言われる関係になっている。抗議の一環としてイングランド代表の本大会参戦取りやめもささやかれるようになったが、FA(イングランドサッカー協会)の決断は果たして…。(文:山中忍【イングランド】)

ペップ・シティ帝国誕生、そしてヴェンゲル体制終焉か。カップ戦決勝で別れた明暗

2月25日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムでカラバオ・カップ(リーグカップ)決勝戦が行われ、マンチェスター・シティがアーセナルを3-0で下した。大差での決着となったこのファイナルは、イングランドのサッカー界にとって2つの重要な意味を持っていたと言えそうだ。(文:山中忍【イングランド】)

プレミア、“殺人的”日程問題のジレンマ。疲労蓄積の弊害、天秤にかけられる収入

年末年始が過酷日程になることで知られるイングランド・プレミアリーグ。今季はシーズン後にロシアワールドカップが控えていることもあり、例年以上の過密なスケジュールに。複数の負傷者を出したマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督などは苦言を呈したが、カレンダーが緩和される見込みはあるのだろうか。(文:山中忍【イングランド】)

過去最高級の数字も…評価が釣り合わないマンU。2年目のモウリーニョが植えつける闘争心

第18節を終えたイングランド・プレミアリーグで2位につけているマンチェスター・ユナイテッド。マンチェスター・シティ勝ち点11の差をつけられているとはいえ、例年を基準に見ればユナイテッドの成績も目を見張るものがある。これまで率いたクラブでは2年目にタイトルを取り続けてきたモウリーニョだが、“赤い悪魔”の監督としてもそのジンクスを続けられるか。(文:山中忍【イングランド】)

CLでプレミア勢復権の期待。全5チームがグループ首位。過密日程乗り越え復活元年となるか

第3節までを終了した17/18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でプレミアリーグ勢が好調だ。参加している5チームがいずれも現時点のグループ首位。早期敗退が珍しくないシーズンが続いていたが、ついに夜明けが訪れたのだろうか。(文:山中忍)

シティを褒めるしかない敗戦。コンテ・チェルシー2年目は、一進一退の歩みに

9月30日、イングランド・プレミアリーグ第7節マンチェスター・シティ戦に臨んだチェルシー。直前のCLアトレティコ戦では劇的なアディショナルタイム弾で勝利を収めていたが、プレミアで首位を走るシティとの一戦では黒星を喫した。欧州の舞台に返り咲いたコンテ体制2年目は、今のところ一進一退の歩みとなっている。(文:山中忍)

ペップ・シティ、2季目で明確なスケールアップ。ここ3試合で16得点0失点、死角はあるのか

イングランド・プレミアリーグ第6節終了時時点で首位に立つマンチェスター・シティ。ジョゼップ・グアルディオラ監督が就任後2季目を迎え、その攻撃力をいかんなく披露している。特に9月の代表ウィーク明けからはリーグ戦3試合で16得点を記録。圧倒的な勝ちっぷりを見せるチームに死角はあるのか。(文:山中忍【イングランド】)

吉田麻也と岡崎慎司、プレミアで奮闘する2人の日本代表。英国紙がMOMに選出した侍への期待

17/18シーズンのプレミアリーグが開幕し、ともに好パフォーマンスを披露している吉田麻也と岡崎慎司。8月31日のオーストラリア戦、9月5日のサウジアラビア戦に向けた日本代表メンバーにも順当に選出された2人のプレミア戦士は、絶好調の状態で大一番に臨む。(取材・文:山中忍【イングランド】)

強いぞマンU! 2戦8得点でみなぎる自信…圧倒的パワーとスピードで今季の優勝有力候補に

マンチェスター・ユナイテッドが絶好調だ。プレミアリーグ開幕から2試合連続で4-0の快勝を収め、新戦力も存分に力を発揮している。中でもルカク、ポグバ、マティッチらに象徴される圧倒的なフィジカル能力はチームの武器となった。このままいけば今季の優勝有力候補であることに疑いはない。ではなぜ、昨季6位だった名門は復活を遂げられたのだろうか。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

移籍金高騰の必然。プレミアリーグ、記録的出費続出を導く超巨大放映権収入

数年前であれば信じられないほど高額の移籍金が動いているサッカー界の移籍市場。とくにイングランド・プレミアリーグでは、ビッグクラブのみならず中位・下位のクラブも選手獲得に多額の費用を費やしている。このような状況はどのようにして引き起こされたのだろうか。(文:山中忍)

ルーニー、エバートン復帰というロマン。マンUから「心のクラブ」へ。13年ぶり帰郷への歓迎

現地時間9日、イングランド・プレミアリーグのエバートンはマンチェスター・ユナイテッドからウェイン・ルーニーを2年契約で獲得したと発表した。イングランド屈指の名手が13年ぶりに古巣復帰というニュースは英国でどのように受け止められているのか。現地では、この「帰郷」を歓迎する向きが圧倒的に多いようだ。(文:山中忍【イングランド】)

イングランド、育成改革が結実しU-20W杯制覇。次なる課題は“ブラックホール”問題

2017 FIFA U-20W杯を制したイングランド。ユース世代の大会とはいえ、1966年以来となる世界王者に輝いた。その要因にはイングランドサッカー協会(FA)が進めてきた育成改革がある。だがその成果が出ているいっぽうで、世界最高峰のリーグをもつ“母国”には大きな問題が残存している。(取材・文:山中忍【イングランド】)

マンU、モウ1年目は「成功」にあらず。EL制覇も、遠ざかったユナイテッドらしさ

16/17シーズンのヨーロッパリーグ(EL)を制したマンチェスター・ユナイテッド。最終的に来季のCL出場権を獲得したシーズンとなったが、モウリーニョ体制1年目を「成功」と総括することはできるのだろうか。(取材・文:山中忍【イングランド】)

チェルシー、プレミア制覇の核心はコンテの二大采配に。新機軸3-4-3と一体感の醸成

16/17シーズンのイングランド・プレミアリーグを制したのはチェルシー。今季からアントニオ・コンテ監督が就任し、3バックシステムを導入してからは圧倒的ともいえる勢いで欧州屈指のリーグで優勝を果たした。この快進撃の秘訣はなんなのだろうか。その核心は、指揮官の二大采配に見出せそうだ。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

CLで不振続くプレミア勢。“最興”、“最競”、“最狂”、ゆえに「最強」ではなく

UEFAチャンピオンズリーグでプレミア勢が勝ち進めていない。過去5年間は4度の準々決勝進出が精一杯で、今季もレスターの準々決勝進出が最高成績。イングランドの人々には、莫大な放映権収入で潤う“最興”のリーグが、「最強」ではないという自覚が芽生えているようだ。(取材・文:山中忍【イングランド】)

それでもテリーが愛された理由。非道と言われようとも…チェルシーファンが注ぐ盲目の愛

チェルシーのジョン・テリーは、今季限りでクラブを退団するとを発表した。過去に問題発言や不倫騒動などで世間を騒がせたこともあるテリーは、一般レベルでは人間性を疑われても仕方がないかもしれない。だが、それでもチェルシーファンは、クラブの黄金期を築き上げた偉大なる主将を愛し続けているのだ。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

ルーニー、「妥当」な代表落選。ロシア行きも困難に。母国でも“元至宝”再招集の声は聞こえず

今月16日に発表されたイングランド代表メンバーの中に、主将を務めるウェイン・ルーニーの名前はなかった。コンディション不良を除く代表落選は、代表デビューしてから初めてのことである。だが、イングランド国内ではルーニーの落選は「妥当」とみられている。ルーニーがプレーするポジションにはクラブや代表で結果を残している選手がいるだけに、イングランド国内では“元至宝”の再招集を望む声は聞こえてこない。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

ヴェンゲル、もはや退任は「潮時」との認識に。「2-10」の惨劇。ファンが真に欲するものとは

アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、今季限りでその契約が満了となる。2003/04シーズンには無敗優勝を遂げ、21年間に渡る長期政権を築いた偉人の契約延長を望む声がある一方で、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16でバイエルン相手に2試合合計2-10の歴史的大敗を喫したことで、ヴェンゲル監督の退任を望む声は日に日に強まっている。果たして、現地のファンはこの敗戦に何を思っているのだろうか。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

DAZN、英国企業ながらプレミアリーグ放映権を持たない理由。その裏に見えるJリーグ参入の真意

今季から10年間総額2100億円という契約でJリーグの放映権を取得したDAZN。しかし、このサービスを提供するパフォームグループについては、日本ではあまり知られていない。パフォームグループはロンドンに拠点を置く企業だが、DAZNの展開はドイツ、スイス、オーストリア、日本の4ヶ国だけで、イングランド・プレミアリーグの放映権は取得していない。なぜDAZNは英国内で事業を展開せず、パフォームグループもプレミアリーグの放映権を持つことができなかったのだろうか?(取材・文:山中忍【ロンドン】)

プレミアから中国移籍の“若年化”。札束でも埋まらない競技レベルの差、英国のファンは何を思うのか?

欧州のビッグネームを高額な移籍金で獲得する中国リーグ。その波は、サッカーの母国イングランドにも押し寄せている。この冬にはチェルシーからオスカルとジョン・オビ・ミケルが中国へと移籍し、エースのジエゴ・コスタもそれに続くのでは報じられている。これまでの中国移籍はピークを過ぎた選手の「最後の一稼ぎ」と理解されていたが、今回の移籍はそうではない。世界最高峰のリーグからサッカー後進国への移籍に、イングランド人は何を思うのだろうか?(取材・文:山中忍【ロンドン】)

チェルシー、コンテ流3バックで“不調”ともお別れ。驚異の13連勝で優勝争い最有力候補に【欧州主要クラブ中間査定】

2016/17シーズンの欧州サッカーも前半戦を終えた。タイトル獲得や昨季からの巻き返しなど様々な思惑を抱えていた各クラブだが、その戦いぶりはどのようなものだったのだろうか。今回はチェルシーを振り返る。(文:山中忍【ロンドン】)

マンC、ペップ就任も募る新GKへの不安感。5位転落で優勝候補筆頭からトップ4候補へ【欧州主要クラブ中間査定】

2016/17シーズンの欧州サッカーも前半戦を終えた。タイトル獲得や昨季からの巻き返しなど様々な思惑を抱えていた各クラブだが、その戦いぶりはどのようなものだったのだろうか。今回はマンチェスター・シティを振り返る。(文:山中忍【ロンドン】)

ペップはコンテに「完敗」だったか? チェルシーのマンC撃破が今季のプレミアにもたらすこと

現地時間3日、プレミアリーグ第14節でマンチェスター・シティはチェルシーと対戦。ペップ・グアルディオラとアントニオ・コンテ両監督の初対決となった一戦は、シティが1-3の逆転負けを喫した。「ポゼッション対カウンター」という構図となったが、果たしてペップは「完敗」だったのだろうか? そして、チェルシーがシティを撃破したことは今季のプレミアリーグに何をもたらすのだろうか。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

CL不参加が逆にいい!? 充実のチェルシーが受けた大きな恩恵と小さなダメージ

プレミアリーグ第12節を終えて首位に立つチェルシー。しかし、今季の彼らは他のビッグクラブと比べて欠けているものがある。それはチャンピオンズリーグ(CL)への出場権だ。欧州最高峰の大会の常連だっただけに、経済的にも打撃を受け、ファンも寂しさを感じるシーズンとなってしまった。それでも失うものばかりではない。CLに出場しないことによる恩恵もあるのだ。チェルシーの前向きなハードワークは続いていく。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

チェルシー、3バック導入で“確変”。16得点0失点で5連勝。コンテ式の新戦術が生んだ“相乗効果”

チェルシーは現地時間5日、プレミアリーグ第5節のエバートン戦を5-0で圧勝した。今季序盤は4バックを採用していたアントニオ・コンテ監督だが、シーズン途中から3バックを導入。その後は16得点無失点で5連勝を収めている。昨季は大きな不振に陥ったチェルシーだが、コンテ監督の新戦術によって今のチームは“確変”状態にある(取材・文:山中忍【ロンドン】)

モウリーニョ、古巣凱旋で受けた「屈辱」。敵将コンテによる“煽り”と過去最悪の大敗

ジョゼ・モウリーニョは、かつて「Special One」としてチェルシーに数々のタイトルをもたらし、クラブ史上最高の監督として称えられた。しかし今季は国内リーグのライバルとなるマンチェスター・ユナイテッドを率い、敵将としてスタンフォード・ブリッジに帰還した。そして、古巣に凱旋した試合でモウリーニョは大きな「屈辱」を味わうこととなった。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

ルーニー、代表戦でも「当然」のベンチ送り。迫られるMF転向の決断。黄昏の主将に歩み寄る“酷な命運”

イングランド代表で若くからその才能を発揮し、活躍を見せてきたウェイン・ルーニー。しかし最近の代表戦ではベンチスタートになる試合も多く、国内でも「当然」という声が上がっている。本来のポジションはFWだが、その献身性や万能性から近年はMFでの起用も増えている。マンチェスターユナイテッドでもポジションを失いつつあるように、本格的なMF転向への決断を迫られているのかもしれない。果たして、黄昏の主将は“酷な命運”へと向かってしまうのだろうか。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

アラダイス退任に見る監督人事の“深い闇”。おとり取材で暴かれた“愚行”とFAの過失【現地記者解説】

イングランド代表のサム・アラダイス監督は、『テレグラフ』紙のおとり取材によってその愚行を暴かれ、在任わずか67日で退任することとなった。それでは、アラダイス監督が犯した“愚行”と退任まで追い込んだ『テレグラフ』紙のおとり取材とは何なのだろうか。現地記者がその“深い闇”を解説する。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

マンチェスターダービーに潜む“危険性”。似た者同士のモウリーニョとペップ、腐れ縁が導いた「監督対決」

現地時間10日、プレミアリーグ第4節でマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティによる“マンチェスター・ダービー”が早くも対決する。最大の注目は何といってもジョゼ・モウリーニョとペップ・グアルディオラによる「監督対決」だ。これまで何度も激突し、強い因縁を持つ似た者同士による大一番には、シーズンの今後を左右する危険性が潜んでいる。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

アーセナルのCF補強はなぜ進まないのか? ブレーキを掛けるヴェンゲルの信念と利益優先の経営陣

アーセナルのセンターフォワード(CF)補強が進まない。昨季の移籍市場でCF補強に失敗したアーセナルはこの夏にも様々な選手にアプローチしているが、獲得できたのは浅野拓磨ひとりだけだ。クラブOBのレジェンドたちも補強の必要性を訴えているが、なぜアーセナルのCF補強は進まないのだろうか。そこには、アーセン・ヴェンゲル監督の信念と経営陣の存在が大きく影響していた。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

イングランド代表に“ビッグサム”は適任か。「究極の夢」を叶えた成果主義監督と復興への信念を曲げた協会

フランスで開催されたEUROではベスト16敗退となったイングランド代表は、ロイ・ホジソン前監督が退任し、新たなにサム・アラーダイス監督を招聘した。“ビッグサム”の愛称で親しまれるアラーダイス監督は、守備重視の戦術をとることでも知られている。これまでイングランドサッカー協会は代表復興方針を掲げていたが、アラーダイス監督はこれと対極する存在である。果たして、アラーダイス監督はイングランド代表監督として適任だったのだろうか。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

モウリーニョの冷酷なるマンU改革。“コールド・ワン”が目指す勝利最優先の復活劇

マンチェスター・ユナイテッドは、今季の新監督にジョゼ・モウリーニョ氏を迎え入れた。チェルシー時代には「ハッピー・ワン」を名乗っていたモウリーニョ氏は、ユナイテッドでは「コールド・ワン」と呼ばれる存在となりそうだ。プレミアリーグ優勝から3シーズン遠ざかり、昨季はチャンピオンズリーグ出場権も得られなかったユナイテッドだが、勝利を最優先に目指すモウリーニョ監督の冷酷なる改革によって強豪復活となるのだろうか。(取材・文:山中忍)

英国のEU離脱がサッカーに与える影響は? 今日運命の投票、意外な楽観視の理由

イギリスは本日23日、EU離脱の是非を問う国民投票が行われる。離脱か残留かで国内の意見は二分しているが、仮に離脱した場合はサッカーにどのような影響を与えるのだろうか。離脱となれば世界の経済に大きな打撃を与えるといわれているが、サッカーの面においては国内で楽観視する見方もあるようだ。(取材・文:山中忍【ロンドン】)

若きイングランド代表、EUROで描く“奇跡の1年”の続編。希望を抱く英国民、悲願達成の合言葉は「攻撃」

レスター・シティが奇跡の優勝を遂げて幕を閉じた今季のプレミアリーグ。その一方で、予選全勝で本大会出場を決めたイングランド代表は史上最年少という「予想外」の陣容でEUROに挑む。若きイングランド代表は、“奇跡の1年”の続編をフランスの地で描くことができるのだろうか?
(取材・文:山中忍【ロンドン】)

プレミア優勝もメダルもらえず…控え選手に“証”を与えない「余計なルール」。出場数だけではない貢献度

今季のプレミアリーグは、レスター・シティが奇跡の優勝を遂げて幕を閉じた。優勝メンバーには“王者の証”である優勝メダルが贈られるのだが、出場数が5試合に満たない選手はその資格がない。英国現地では、この制度はどのように見られているのだろうか。
(取材・文:山中忍【ロンドン】)

レスター優勝の裏で演じる「悲劇の二都物語」。降格危機に瀕するニューカッスルとサンダーランドの過去と現在

レスター・シティが奇跡の優勝を果たした今季のプレミアリーグの裏で、「残念な予想通り」となってしまったニューカッスルとサンダーランドの残留争い。両チームによる“タイン・ウィア・ダービー”はプレミア屈指の熱さを誇るが、来季は実現することはない。悲劇の「二都物語」の主人公となってしまった古豪の過去と現在とは?
(取材・文:山中忍【ロンドン】)

コンテ就任でチェルシーはどう変わるか。鍛錬主義の“イタリア版モウリーニョ”が挑むどん底からの再出発

チェルシーは、来季からの新監督に現イタリア代表のアントニオ・コンテ監督が就任することを発表した。今季はジョゼ・モウリーニョ前監督を解任し、ロマン・アブラモビッチ政権で最低成績が濃厚というどん底からの再出発となるコンテ監督だが、“イタリア版モウリーニョ”は過去の失敗を教訓とできるだろうか。
(取材・文:山中忍)

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