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Jリーグ 10か月前

助っ人活躍できず? Jリーグ、外国人選手の活躍度ランキング10~18位。日本人中心で躍進も

シリーズ:Jリーグ外国人選手活躍度ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズに在籍するディエゴ・ピトゥカ
【写真:Getty Images】


チーム成績:6位(8勝5分6敗)
在籍外国人選手:クォン・スンテ、パク・ウィジョン、キム・ミンテ、アルトゥール・カイキ、ディエゴ・ピトゥカ、エレケ
今季リーグ戦最多出場選手:ディエゴ・ピトゥカ(17試合/1456分)

 今シーズンを7位で折り返した鹿島アントラーズは、最大5人が出場できる外国籍選手の枠をフル活用しているわけではない。開幕時点では6人が選手登録されていたが、主力として活躍しているのはディエゴ・ピトゥカのみとなっている。

 豊富な運動量と確かな技術、そして的確な判断や守備力を武器に、ピトゥカは中盤で獅子奮迅の活躍を見せる。ここまでに欠場した2試合はいずれも出場停止によるもので、その2試合でチームが敗れていることが、ピトゥカの存在の大きさを証明している。

 3月の練習中に負傷した38歳のクォン・スンテ、韓国の漢陽工高から今季加入した19歳のパク・ウィジョンはいずれも公式戦でのメンバー入りがない。昨季のリーグ戦21試合に出場したキム・ミンテも植田直通らの加入のあおりを受ける形で、出場機会はYBCルヴァンカップ4試合と天皇杯1試合に限定され、今月3日に湘南ベルマーレへの期限付き移籍が発表された。

 昨季9得点を挙げたアルトゥール・カイキはここまで9試合すべてが途中出場となっており、昨季に比べれば大きく成績を落としている。昨夏に加入し、今季こそ活躍の期待がかかるエレケも1月のキャンプで負傷して出遅れ、公式戦の出場は6月24日のガンバ大阪戦の20分に留まっている。

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