14位:川崎フロンターレ
チーム成績:10位(7勝4分7敗)
在籍外国人選手:チョン・ソンリョン、ジェジエウ、ジョアン・シミッチ、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョ
今季リーグ戦最多出場選手:ジョアン・シミッチ(17試合/1045分)
川崎フロンターレは近年のJリーグを牽引してきたが、今季は中位と苦しんでいる。新陳代謝を図るシーズンとなっており、これまでチームを支えてきた外国籍選手の立場にも変化がみられている。
2016年から守護神として4度のリーグ優勝に貢献してきたチョン・ソンリョンは第8節を最後にリーグ戦の出場がなく、今季加入した上福元直人にポジションを明け渡す形になった。ジェジエウは3月上旬に左膝外側半月板の損傷で長期離脱。昨オフに右足関節の手術を受けたレアンドロ・ダミアンは今年4月に復帰したものの、コンスタントにプレーできるコンディションではなく、6月下旬に左足関節捻挫と診断されて再び離脱している。
リーグ戦わずか2試合の出場のチャナティップは母国タイのパトゥム・ユナイテッドへ完全移籍した。マルシーニョは3月、5月と左ハムストリングの肉離れを繰り返し、リーグ戦のプレー時間は554分のみ。外国籍選手で最もプレー時間が長いのはジョアン・シミッチで、4月下旬以降は出場停止となった試合を除いてリーグ戦は全試合に先発出場している。