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Jリーグ 10か月前

助っ人活躍できず? Jリーグ、外国人選手の活躍度ランキング10~18位。日本人中心で躍進も

シリーズ:Jリーグ外国人選手活躍度ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:柏レイソル

柏レイソルに在籍するマテウス・サヴィオ
【写真:Getty Images】


チーム成績:17位(2勝7分10敗)
在籍外国人選手:ジエゴ、ブエノ、マテウス・サヴィオ、フロート、ドウグラス
今季リーグ戦最多出場選手:マテウス・サヴィオ(17試合/1374分)

 下位に沈む柏レイソルは5月にネルシーニョ監督の退任を発表し、井原正巳ヘッドコーチを昇格させて浮上のきっかけをつかみたかったが、未だ復調の兆しは見えない。現在のチームで主力として活躍している外国籍選手はマテウス・サヴィオのみ。コンディションに問題を抱えている外国籍選手も多く、低迷するチームを救うことができていない。

 J2時代の2019年のシーズン途中に加入したサヴィオは、今季で柏在籍5年目を迎える。今季も卓越したテクニックと献身的かつ情熱的なプレーでチームを牽引しており、サヴィオがいなければチームはどうなっていたかわからない。かつてフランサやレアンドロ・ドミンゲスがつけた背番号10に相応しい活躍を見せている。

 しかし、それ以外の面々は戦力として評価できない。サガン鳥栖から加入したジエゴは、3月に左太ももの肉離れにより手術を受け、ここまで公式戦の出場はない。ジエゴの離脱直後に加入したブエノは5月末に右ひざの手術を行い、全治6か月の見込みと発表されている。左ひざの負傷で2度の手術を受けていたドウグラスは4月に復帰を果たしたが、1年近いブランクの影響は否めない。今季加入したフロートも第1子誕生直後に決めたゴールがリーグ戦唯一の得点となっている。

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