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歴代最高は? 日本人欧州CL得点ランキング1~10位。最高峰の舞台で輝いたレジェンドたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:内田篤人

シャルケの内田篤人
【写真:Getty Images】


生年月日:1988年3月27日
CL出場クラブ:シャルケ04(ドイツ)
CL通算成績:29試合1得点2アシスト
代表通算成績:74試合2得点8アシスト

 Jリーグの名門クラブ鹿島アントラーズに高卒で加入し、1年目から右SBのレギュラーを確保した内田篤人は、07年から09年にかけて達成したJリーグ史上初となる3連覇の原動力となった。

 10年夏にブンデスリーガのシャルケ04に完全移籍を果たすと、初年度にDFBポカールで優勝してタイトルを獲得。16/17シーズンまで7シーズンにわたって同クラブでプレーし、公式戦151試合に出場した。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)には移籍初年度の10/11シーズンから出場し、グループステージのリヨン戦において得意のクロスでCL初アシストを記録。また、13/14シーズンにはCLグループステージのFCステアウア・ブカレスト(現:FCSB)戦でCL初得点を決めた。右足から放たれたロビングのアーリークロスが、そのままゴールネットに吸い込まれた幸運な形での得点であった。

 シャルケではCLで29試合に出場した内田だが、これは日本人選手では歴代2位の出場記録であり、出場した4シーズンはいずれも決勝トーナメントまで進出している。それらの活躍もあり、現役時代は「ウッシー」の愛称でサポーターに親しまれた内田。引退後もシャルケの公式アンバサダーを務めるなど、同クラブに深く愛された特別な選手となっている。

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