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海外サッカー 6か月前

海外クラブに推薦したい10代日本人10人。高校サッカーから直接の例も? 才能あふれる逸材たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:越道草太(こしみち・そうた)

越道草太(サンフレッチェ広島)
【写真:Getty Images】


生年月日:2004年4月3日(19歳)
所属クラブ:サンフレッチェ広島
2023リーグ戦成績:16試合0ゴール3アシスト

 広島生まれ広島育ち、サンフレッチェ広島ユース出身の生粋の広島っ子である越道草太は、今季リーグ戦第2節のアルビレックス新潟戦でプロ初出場を記録した。高卒1年目ながらリーグ戦16試合出場と試合を重ね、第8節の横浜FC戦でプロ初アシストを皮切りに早くも3アシストを記録している。

 右サイドハーフを主戦場とする同選手の持ち味は、研ぎ澄まされたボールコントロールだ。その右足から放たれるクロスは、味方めがけてピンポイントで放り込まれる。第12節アビスパ福岡戦ではスピードに乗った状態でFWピエロス・ソティリウにアーリークロスをドンピシャで合わせ2アシスト目を記録した。また、利き足ではない左足のキック精度も高く、相手に囲まれた狭いエリアでも味方選手にしっかりとボールを繋ぐことが可能だ。左右両足でドリブル・パス・シュートの選択肢があるため、対峙する相手選手からすれば厄介極まりない存在だ。

 プロ1年目からリーグ戦3アシストと数字に残る活躍を残せているだけに、2年目となる来季にかかる期待は非常に高い。近い将来に海外クラブへステップアップするシナリオもゼロではないだろう。

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