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フォーカス 4週間前

収入に影響!? Jリーグクラブ、グッズ公式アカウントのフォロワー数トップ10。物販に強みがあるクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位:名古屋グランパス


【写真:Getty Images】

アカウント:nge_goods
フォロワー数:7,977人

 名古屋グランパスのグッズ公式インスタグラムアカウントは、7,977人のフォロワーを抱え、主に新商品の紹介や実店舗の情報などを発信している。2023年度の物販収入は約6億3,000万円にのぼり、J1クラブの中でも上位の実績を誇る。

 クラブはその人気と注目度の高さを背景に、毎年夏には「鯱の大祭典」と題したイベントを開催している。スタジアム演出と連動した限定グッズの販売や特別企画を展開し、多くのファンを楽しませている。

 インスタグラムのグッズアカウントでは、そうしたイベントと連動する商品情報をシンプルかつ的確に伝えており、購買行動を促す実用的な投稿が目立つ。

 一方で、交流を意識したコンテンツも充実している。クラブチアリーダー「チアグランパス」のメンバーによるインスタライブ配信は定期的に行われ、ファンとの距離を縮める試みとして定番となっている。また、チアメンバーやマスコット「グランパスくん」がショップに登場するイベントの告知も投稿され、SNSを通じて実店舗への来店を促している。

 加えて、オフィシャルストアの求人情報を掲載する投稿もあり、グッズアカウントは「売る」だけでなく、オフィシャルストアと人を「つなぐ」役割も果たしている。シンプルながらも機能的な情報発信がなされており、クラブとの接点を広げるメディアとしての役割を担っている点が特徴だ。

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