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Jリーグ各クラブのグッズ展開において、SNS、とりわけInstagramの活用が広がっている。フォロワー数は、グッズ売上やファンの熱量とどこまで関係しているのか。今回はJリーグクラブの「グッズ公式Instagramアカウント」に着目。フォロワー数ランキング上位10クラブの実例を紹介し、その特徴を掘り下げていく。※フォロワー数は4月9日時点。
10位:京都サンガF.C.
アカウント:kyotosanga_store_official
フォロワー数:4,840人
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2025シーズンのJ1リーグで現在2位の京都サンガF.C.は、クラブのグッズ公式インスタグラムアカウントのフォロワー数が4,840人だ。
2023年度の決算では、物販収入は約1億2,300万円と、J1クラブの中では比較的控えめな数値となった。一方でグッズ展開そのものは多彩で、ユニフォームやマスコットぬいぐるみ、Tシャツといった定番商品のほか、「NEW ERA」や和柄ブランド「SOU・SOU」とのコラボアイテムなど、ファッション性のあるラインナップがそろう。
なかでも、インスタグラム上でとくに目を引くのが「SANGA LIFE LAB.」というカテゴリで展開されているシリーズだ。インスタグラムのプロフィールには「試合観戦だけでなく日常でも使えるSANGAグッズがいっぱい」とのコピーが添えられ、シンプルかつ実用的なデザインの商品が、キャッチーな一言とともに紹介されている。アパレルや雑貨を中心に、日常生活に寄り添うスタイルが打ち出されている点が特徴だ。
また、ファン参加型企画にも注力しており、「スーツ姿・フォトジェニック総選挙」など、選手を対象とした人気投票イベントも実施。ランキング形式で発表される投稿は視覚的にもわかりやすく、反応を得やすい工夫がなされている。
スタジアムグッズの充実やブランドとの提携に加えて、SNSでの投稿や企画にも独自性を持たせることで、フォロワーとの距離を縮める工夫が随所に見られる。