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フォーカス 1週間前

大バズりしたのは? Jリーグ公式YouTube、視聴回数ランキング1~10位。1位はなんと1000万再生以上!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

▼8位


参照元:YouTube

動画タイトル:あのピッチでは一体何が起こっていたのか?「10.26の回顧録~ルヴァンカップ決勝の知られざる物語~」本編公開日:2019年12月25日
視聴回数:165万回

 いつの時代も、名勝負というものはスポーツを愛する人々の心を揺さぶるものだ。川崎フロンターレと北海道コンサドーレ札幌が火花を散らした2019シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ決勝も、まさに歴史に残る一戦となった試合の1つ。Jリーグ公式YouTube が2019年12月25日に公開した動画は、同試合の当事者たちへのインタビューを中心に構成されており、同YouTubeの視聴回数ランキングで8位にランクインしている。

 札幌が先制すれば川崎が同点に追いつき、川崎が逆転すれば札幌が土壇場で追いすがる。2-2のまま延長戦に突入した頂上決戦は、互いにさらに1点ずつを追加する壮絶な打ち合いの様相を呈した。最終的に、勝負の行方が委ねられたPK戦を5-4で制した川崎が、5回目の決勝進出にして初めてルヴァンカップのタイトルを獲得した。

 本動画で実に興味深いのは、ドラマの当事者である選手や監督が試合のターニングポイントについて語っている点だ。一瞬一瞬の判断が求められるフィールドプレイヤーは何を考えてピッチにいるのか、指揮官はどう試合を読み解いて打開策を見出すのか、そういったディテールが彼らの言葉によって解き明かされていく。勝敗を分けた場面の裏側に隠された真実が、40分弱の動画の中で次々と判明する。

 本動画は165万回の視聴回数を記録。ドキュメンタリー番組としての完成度の高さに、コメント欄では「無料で見られるようなクオリティではない」「あっという間に40分の動画が終わった」と絶賛の声が相次いだ。

 また、動画内には谷口彰悟にレッドカードを提示した荒木友輔主審も登場。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)との緊迫したやりとりも明らかとなっている。名勝負に潜んでいた戦術面や精神面の機微が手に取るように分かる良作なので、是非多くの人に見てもらいたい動画である。
 

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