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フォーカス 1週間前

大バズりしたのは? Jリーグ公式YouTube、視聴回数ランキング1~10位。1位はなんと1000万再生以上!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位


参照元:YouTube

動画タイトル:「だって円だもん」。思わず聞き入っちゃう西村主審と壁に立つ横浜FMの選手たちの会話
公開日:2020年7月19日
視聴回数:206万回

 ファンからすれば、試合中にピッチ上で交わされている会話の内容は気になるものだ。選手同士の会話、選手と監督の会話、そして選手と主審の会話……。Jリーグ公式YouTubeの視聴回数ランキングで7位にランクインしたのは、そんなファンのニーズを満たしてくれる動画だ。

 2020年7月19日という動画公開日から、当時Jリーグがどのような状況下で開催されていたかを思い出す人もいるだろう。同年初頭から世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスによって、スポーツ界は観客数や声出しの制限といった大きな影響を受けた。

 2020年7月18日に行われたJ1第5節、鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスも、感染症の対策に超厳戒態勢が敷かれる中での一戦に。しかし、その副産物として普段はなかなかお目にかかれないはずのシーンが見られることになった。

 62分、鹿島が得たペナルティエリア付近からのフリーキックのシーン。壁に立つマリノスの選手たちと西村雄一主審のやりとりが放送にしっかりと乗ったのだ。

 大観客が詰めかける試合では選手と主審の会話がマイクに拾われることは少ないが、同試合では観客数が少ないことに加え、声出しも制限されていたため、ピッチ内の声が筒抜け。壁の位置について異議を唱えるマリノスの選手たちと、本来はバニシング・スプレーを円状に引くという規則を「だって円だもん」と説明する西村主審の攻防戦に、実況解説の桑原学アナウンサーも「思わず聞き入っちゃいますね」と笑うしかない様子だった。

 206万回もの視聴回数を記録した事実からも、ファンが選手と主審の会話に興味津々だったのは明らかだ。コメント欄では、選手からの抗議を冷静な対処で治めた西村主審への賛辞が続出。「さすが世界の西村」といった声や「毅然と喋った直後の『だって円だもん』に萌える」といった声が寄せられた。
 

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