1位:アレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ)
生年月日:1992年10月24日
市場価値:220万ユーロ(約2.6億円)
2022リーグ戦成績:32試合6得点0アシスト
浦和レッズのアレクサンダー・ショルツは、DFとしてだけでなく、Jリーグ全体でも最高額の市場価値だ。
2021シーズンの途中にデンマークの名門ミッティランから浦和レッズに移籍したショルツ。デンマークリーグの年間MVPという肩書きを引っ提げてやってくると、すぐに定位置を獲得し、守備の要になった。189cmの長身を武器に空中戦はもちろんのこと、対人能力は抜群。それに加えてモダンなセンターバックに欠かせない足もとの技術もあり、Jリーグ屈指のCBであることは間違いない。
ただし、市場価値は減少傾向。浦和レッズ加入後は右肩下がりが続いている。やはり年齢からくる下落ではあるものの、スタンダール・リエージュに所属していた2016年から17年にかけては450万ユーロ(約5.4億円)まで上がっていただけに、世界的なブレークは果たせなかった印象だ。
それでも、リーグ屈指のDFであることは間違いない。昨季はPKキッカーを務めてJリーグで6ゴールを記録しており、その得点力にも期待だ。
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