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Jリーグ 10か月前

期待外れ…。Jリーグ“ガッカリ”助っ人10人。2023シーズン、大苦戦する外国籍選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

エレケ(ナイジェリア)


【写真:Getty Images】

クラブ:鹿島アントラーズ
生年月日:1996年3月5日
リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 ナイジェリア国籍を持つエレケは、2022年8月に日本にやってきた。スロベニア、イスラエル、スイス、トルコなどを渡り歩き、ベルギーのベールスホットから完全移籍で鹿島アントラーズに加入した。ベルギーに移籍した上田綺世の穴埋め役として期待をかけられるも、来日から約1年でインパクトはほぼ皆無だ。

 18/19シーズンにはスイス1部のFCルツェルンでは13得点を記録し、当時の監督だったレネ・ヴァイラーと鹿島で再会した。しかし、誤算だったのは、その恩師がエレケの加入発表の6日後に解任されたこと。同月21日に新天地デビュー、10月8日には初ゴールをマークしたが、岩政大樹監督の下ではプレータイムを伸ばすことができなかった。

 真価が問われる今季はプレシーズンでつまずいた。宮崎キャンプで右ハムストリングを負傷して全治6週間と発表されている。鈴木優磨の相棒として定着していた垣田裕暉の怪我の影響もあり、6月24日のガンバ大阪戦で初めて出番が回ってきたが、今季の公式戦で出場したのはこの試合の20分のみ。翌週の京都サンガ戦でベンチ入りしたものの、以降はメンバー外が続いている。垣田が復帰し、荒木遼太郎や土居聖真も控える状況で、エレケの序列は低いままだ。

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