フットボールチャンネル

Jリーグ 1年前

期待外れ…。Jリーグ“ガッカリ”助っ人10人。2023シーズン、大苦戦する外国籍選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ステファン・ムゴジャ(モンテネグロ)


【写真:Getty Images】

クラブ:ヴィッセル神戸(~7月10日)
生年月日:1992年2月26日
リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 序盤戦の優勝戦線をリードしたヴィッセル神戸だったが、そのチームにステファン・ムゴシャはあまり絡めなかった。リーグ戦の出場はわずか1試合で、第3節ガンバ大阪戦の数分間。YBCルヴァンカップでは3試合に出場したがゴールがなく、リーグ戦では第6節以降はメンバー外が続いた。7月10日には古巣である韓国の仁川ユナイテッドへの完全移籍が発表されている。

 国際Aマッチ49試合15得点を記録する現役のモンテネグロ代表で、2019年にはモンテネグロ・フットボール・オブザイヤーを獲得したこともある実力者。4年半プレーした仁川ではKリーグ通算129試合68得点という素晴らしい成績も残している。しかし、昨夏に加入した神戸ではリーグ戦通算11試合に出場するも、ゴールを決めることすらできなかった。

 今季は開幕から大迫勇也が3トップの中央で結果を残し続けており、リーグ戦では19試合で13得点を挙げている。大迫不在時は武藤嘉紀が中央にスライドすることが多く、汰木康也を含めた3トップは不動。チームがハイインテンシティのサッカーを志向したこともあり、ボックス内で勝負するタイプのムゴシャは居場所を見つけることができなかった。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!