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Jリーグ 5か月前

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング1~10位。人気や育成、成績など各指標からJ1~J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位タイ:川崎フロンターレ(217)

川崎フロンターレサポーター
【写真:Getty Images】


2023リーグ戦成績:8位(J1)
2023リーグ戦平均入場者数:1万9840人(9位)
2023シーズンホームグロウン人数:10人(5位タイ)
2022年度営業収益:約69億7900万円(2位)

 川崎フロンターレは4位タイに名を連ねている。今季は天皇杯優勝で一矢報いることができたが、リーグ戦は2012年以降最低となる8位で終えた。チームとしては過渡期を迎えているが、根強い人気は変わらない。入場者数こそ2019年の2万3272人から1万9840人と3000人以上減少しているが、入場料収入や営業収益は19年度から22年度でほぼ横ばいとなっている。

 川崎は近年、三笘薫や田中碧ら多くの日本代表を育成組織から輩出してきた。アカデミーからトップチームへ人材を送り込むサイクルは現在も続いており、脇坂泰斗や宮代大聖、山田新がトップチームで活躍。大関友翔、松長根悠仁、高井幸大もアカデミーからトップチームに昇格している。高卒で加入した登里享平らを含め、今季は10人のホームグロウン選手が登録されていた。

 入場者数は順位こそ低いが、これは等々力陸上競技場のキャパシティ(2万6827人)が影響している。現在予定されている改修により収容人数が約3万5000人に拡大すれば、入場者数は大幅に増えると予想できる。

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