4位タイ:サンフレッチェ広島(217)
2023リーグ戦成績:3位(J1)
2023リーグ戦平均入場者数:1万6128人(11位)
2023シーズンホームグロウン人数:16人(1位)
2022年度営業収益:約40億1700万円(12位)
ミヒャエル・スキッベ監督の下で魅力的なサッカーを展開するサンフレッチェ広島が4位タイに名を連ねた。リーグ戦では3連敗を含む6戦勝利なしなど苦しい時期もあったが、最終的には昨季と同じ3位でフィニッシュしている。
今季の平均入場者数は1万6128人で、Jリーグ全体11位とそこまで高くはない。ただ、1万3886人だった2019年と比べると2000人以上増加している。来年から使用される新スタジアム・エディオンピースウイング広島でスペクタクルなサッカーを見せることができれば、その数字は飛躍的に上昇するかもしれない。
入場者数(11位)や営業収益(12位)で上位に食い込むことができなかった広島は4位に食い込むことができたのは、育成組織の力と言えるだろう。今季のホームグロウン選手は16人で、Jリーグ全体でトップ。その実績は広く知られているところで、GK大迫敬介、DF荒木隼人、MF川村拓夢、MF満田誠など、各ポジションの主力にアカデミー出身者が並んでいる。