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西部の目

U-24日本代表、久保建英ら切り札になる3人は? 東京五輪は“地獄“…最優先すべきは…【西部の目】

U-24日本代表は12日、キリンチャレンジカップ2021でU-24ホンジュラス代表と対戦し、3-1で勝利している。東京五輪本大会まで残りわずかという中で、強化試合の勝敗は二の次。本番に向けた調整の中で、切り札になりうる存在と課題が見えてきた。(文:西部謙司)

南野拓実は何が違う? 小野伸二、中村俊輔、香川真司、中島翔哉…日本代表の左サイドは諸刃の剣で自由人【西部の目】

日本代表は30日、カタールワールドカップ・アジア2次予選の試合でモンゴル代表と対戦し、14-0のスコアで勝利を飾った。大迫勇也のハットトリックを筆頭に、南野拓実、鎌田大地、伊東純也と、前線の選手に揃ってゴールが生まれている。トップ下・鎌田、左サイド・南野という布陣は、日本代表の戦いに柔軟性をもたらしている。(文:西部謙司)

東京五輪メンバー選考シミュレーション。三笘薫は外せない、U-24日本代表が組織の強さを出す秘策とは?【西部の目】

U-24日本代表は29日に行われたSAISON CARD CUP 2021で、U-24アルゼンチン代表に3-0の快勝を収めた。0-1で敗れた第1戦のリベンジを果たしたU-24日本代表の選手たちは、東京五輪で金メダルを狙うと公言している。果たして、U-24日本代表がメダルを狙うためには何が必要なのだろうか。(文:西部謙司)

J1で無双の三笘薫はなぜ止められたのか? U-24日本代表が苦しんだアルゼンチンとの「それなりの差」の正体【西部の目】

U-24日本代表は26日、SAISON CARD CUP 2021でU-24アルゼンチン代表と対戦し、U-24日本代表は0-1で敗れた。最少得点差での敗戦だが、アルゼンチンとの差はどこにあったのか。約4か月後に控える東京五輪本番に向けて、強化の道標はあるのだろうか。(文:西部謙司)

すでに日本代表は出遅れている可能性も…。ワールドカップベスト16の先を目指すために必要な「デジタル化」とは?【西部の目】

日本代表は25日、韓国代表との国際親善試合に臨み、3-0で勝利している。初出場初先発でゴールを決めた山根視来に加え、出場した多くの選手が爪痕を残した。試合自体は文句の付け所のない快勝だったが、ワールドカップでベスト16の先を目指すためには、現在のチームに強豪国に太刀打ちできる強さはないのかもしれない。(文:西部謙司)

日本代表の敗因は決定力不足だけでなく…。改めて露呈した変化への弱さ、後半が劣勢になった原因とは【西部の目】

日本代表は現地時間17日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-2で敗北を喫した。後半に2点を喫して敗れたものの、ワールドカップで6大会連続してベスト16入りしている強豪国を相手に、前半は互角に渡り合っている。共通点の多いメキシコ代表との試合で見えた日本代表の収穫と課題を考える。(文:西部謙司)

日本代表の序列に大変動? 柴崎岳はダウンか。代わりにアップしたのは…【西部の目】

日本代表は現地時間13日、パナマ代表と親善試合を行い、1-0で勝利を収めた。後半開始からピッチに立った遠藤航のパスを起点にPKを獲得して先制したが、前半は攻撃が停滞。前線は南野拓実や久保建英が起用されたが、彼らをどう生かすかが見えない前半だった。(文:西部謙司)

日本代表、整理された守備の狙いとは? 2年前のワールドカップの宿題にようやく手を付けた【西部の目】

日本代表は現地時間13日、コートジボワール代表と親善試合を行い、1-0で勝利を収めた。カメルーン代表とコートジボワール代表をなぜ無失点に抑えることができたのか? カメルーン戦から変化が生まれ、ロシアワールドカップから続く課題には改善の兆しが見えている。(文:西部謙司)

日本代表の攻撃は選手任せ。ロシアワールドカップから進歩はなし、アイデア不足の原因は…【西部の目】

日本代表は現地時間9日、カメルーン代表との国際親善試合を戦い、試合は0-0の引き分けに終わっている。ハーフタイムに行った布陣変更は奏功したものの、攻撃では多くのチャンスを作ることができず、課題が残る試合となった。(文:西部謙司)

“アーセナルの救世主”鎌田大地、センスの良さを感じるのは…。さりげなさすぎて目立たない才能【西部の目】

鎌田大地はシント=トロイデンへの期限付き移籍を経て、今季から再びフランクフルトでプレーしている。ブンデスリーガでの得点がまだない一方で、2得点を挙げたアーセナル戦以降は公式戦でゴールを重ねている。ドリブルやスピードといった分かりやすい特徴がないものの、鎌田は能力の高さを随所に見せている。(文:西部謙司)

清水エスパルス、中村慶太はバルセロナMFに似ている。「剥がせるボランチ」は攻撃型へ変わるチームの象徴的存在に【西部の目】

今季から清水エスパルスの指揮を執るピーター・クラモフスキーは、攻撃的なチームへとシフトさせようとしている。これまでは攻撃的MFでプレーすることが多かった中村慶太はその象徴的な存在だ。1-3で敗れた2月23日のFC東京戦で、指揮官は中村をボランチで起用している。ポジションを一列下げたことで活かされる中村の特徴は、チームにどのような変化をもたらすのだろうか。(文:西部謙司)

柏レイソル・江坂任は左利きなのか? 利き足を見違える柔らかいキック、脂の乗り切った現代的な10番像【西部の目】

J1に昇格した柏レイソルは、開幕戦となった22日の北海道コンサドーレ札幌戦に4-2で勝利した。2得点1アシストをマークした江坂任が放つ左足のキックは、利き足と見違うほど高い精度を持っている。さらに、攻守でフォーメーションが変化する柏で江坂は重要な役割を担う。現代的な10番像を体現する江坂のプレーを掘り下げていく。(文:西部謙司)

安部裕葵は負傷したが、代わりに…。東京五輪で有効? 相手を機能不全に追い込む戦術とは【西部の目】

本番までは半年を切った東京五輪を前に、強化は順調に進んでいるとは言えない。AFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)ではグループリーグ敗退を喫するなど、苦戦する試合も多い。しかし、昨年12月28日に行われたU-22ジャマイカ代表との親善試合で見せた戦い方は、五輪本番でも有効なオプションになるかもしれない。(文:西部謙司)

東京五輪にどうしても必要な選手がいる。日本最高クラスの力を持つ男の価値【西部の目】

東京五輪までは半年を切った。本番に向けて強化を進めていく上で、海外組の存在は欠かせない。中でも、A代表の常連でもある冨安健洋と堂安律は非常に重要な存在となるだろう。今回は、彼らが生み出す“接合点”としての役割について考えていきたい。(文:西部謙司)

名古屋グランパス相馬勇紀の東京五輪選出は難しいのか…。勝負強さとスペシャリティを活かす方法は?【西部の目】

AFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)で、U-23日本代表はグループリーグ敗退という結果に終わった。しかし、厳しい戦いを強いられた中で、3試合すべてに出場した相馬勇紀のプレーは輝きを放っていた。U-23シリア代表戦では左サイドからカットインして放ったシュートがゴールにつながり、右サイドでプレーすれば縦への鋭い仕掛けから幾度となくチャンスを作っている。相馬が持つ武器と勝負強さは、東京五輪を戦うU-23日本代表にとってもプラスになるだろう。(文:西部謙司)

U-23日本代表、橋岡大樹は元フランス代表テュラムと同系譜。WBはミスキャスト、CBでこそ活かされる魅力とは?【西部の目】

AFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)で、U-23日本代表はグループリーグ敗退という結果に終わった。ただ、右センターバックと右ウイングバックとして3試合にフル出場した橋岡大樹は、持ち前のスピードを武器に存在感を放った。所属する浦和レッズでも右ウイングバックを本職としているが、その才能はセンターバックでこそ活かされるのかもしれない。(文:西部謙司)

U-23日本代表はオーディションを繰り返しただけ。破綻が目立つ強化の過程、唯一の活路は…【西部の目/AFC U-23選手権】

U-23日本代表は15日、AFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)グループステージ第3節でU-23カタール代表と対戦し、1-1のドローとなった。五輪本番までは残すところ約半年。これまでラージグループの底上げに時間を費やしてきたが、強化は思うように進んでいない(文:西部謙司)

U-23日本代表は森保監督では救えない。現状を打開する4つの策とカギを握る人物【西部の目/AFC U-23選手権】

サッカーU-23日本代表は12日、AFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)グループステージ第2節でU-23シリア代表と対戦し、1-2で敗れた。U-23日本代表は3日前のU-23サウジアラビア戦に続き、決定機不足に苦しんでいる。停滞する現状を打開するには、どのようなアプローチがあるのだろうか。(文:西部謙司)

U-23日本代表には発想の転換が必要か。個人技と即興に依存し、得点への道筋は見えず【西部の目/AFC U-23選手権】

サッカーU-23日本代表は9日、AFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)のグループリーグ第1節でU-23サウジアラビア代表と対戦し、1-2で敗れている。守備では相手のドリブルの対応に苦戦し、攻撃では再現性のある形を作れず。今後の戦いに不安が募る結果となった。(文:西部謙司)

U-23日本代表、小川航基が使い分ける2つの顔。現代的なストライカーが持つMF的な視点とは?【西部の目】

サッカーU-23日本代表の小川航基は、昨年12月のEAFF E-1サッカー選手権でA代表デビュー、初ゴールをマークした。U-23日本代表では金メダルを狙う東京五輪に向けて、9日に初戦を迎えるAFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)で熾烈なポジション争いが繰り広げられる。桐光学園時代からこの世代のエースを務めてきた小川には、MFのような視点があるという。(取材・文:西部謙司)

横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島…。「GKがつなぐチームは強い」、2019年の戦術と傾向とは?【西部の目】

2019年のJリーグは戦術的コンセプトを持つチームの躍進が目立ったシーズンとなった。序盤では昇格組の大分トリニータが躍進し、横浜F・マリノスが15年ぶりのリーグ優勝。年が明けた1月1日には天皇杯でヴィッセル神戸が悲願の初タイトルを獲得した。各チームの躍進を支えた戦術メカニズムを、「Jリーグ『新戦術』レポート2019」を上梓した西部謙司氏が紐解いていく。(文:西部謙司)

日本代表、田中駿汰が持つアドバンテージ。中盤で見せた大島僚太とのパスを介した会話【西部の目】

日本代表のMF田中駿汰は、14日のEAFF E-1サッカー選手権・香港戦でA代表デビューを果たした。3バックの中央で先発し、後半途中からは大島僚太とボランチを組んだ。ポリバレントな特徴を持つ田中は、初めて一緒にプレーした大島ともスムーズなプレーを見せている。(取材・文:西部謙司)

日本代表、机上論に終わった“プラン”。韓国の思惑通り、何とかするには大島僚太が必要だった【西部の目/E-1サッカー選手権】

日本代表は18日、E-1サッカー選手権で韓国代表に1-0で敗れた。前半から相手の速いプレッシャーに苦しみ、準備していた「形」を実現させることはできなかった。プランニングの段階で目測を誤ったと言えるだろう。(取材・文:西部謙司【韓国】)

日本代表、大島僚太&田中碧の鋭い戦術眼。主導権を握る川崎フロンターレコンビのクオリティ【西部の目/E-1サッカー選手権】

日本代表は14日、E-1サッカー選手権で香港代表と対戦し、5-0の勝利を収めた。この試合で大島僚太はキャプテンマークを巻き、東京五輪世代の田中碧とともに中盤で先発。川崎フロンターレコンビによる質の高いプレーで、高い支配力を示していた。(取材・文:西部謙司【韓国】)

日本代表、E-1サッカー選手権で試される「コマンド部隊」の資質。五輪世代で合格ラインは森島司だけ【西部の目】

日本代表は10日、EAFF E-1サッカー選手権2019決勝大会の初戦で中国代表に2-1の勝利を収めた。欧州組が参加できないスケジュール、短い準備期間など、様々な制約のあるこの大会で問われる「代表選手の資質」は何なのか。アルゼンチンの名将の言葉がそれを端的に表している。(文:西部謙司)

マリノスGK朴一圭が蹴る人を食ったようなパス。J1優勝へ、スタイルを実現させる埋もれていた逸材【西部の目】

明治安田生命J1リーグは最終節を残して、横浜F・マリノスが15年ぶりの優勝に王手をかけている。リーグ最多の65得点をマークする攻撃的なサッカーを最後尾から支えるのがGK朴一圭(パク・イルギュ)だ。FC琉球をJ3優勝に導いてマリノスにやってきた苦労人は、足下の技術とともに、フリーな味方にパスをつける冷静さを持っている。(取材・文:西部謙司)

ガンバ大阪・宇佐美貴史に足りなかったのは…。世界のトップでやれる才能と致命的だった欠点【西部の目】

ドイツ・アウグスブルクから古巣ガンバ大阪に復帰した宇佐美貴史。直近3試合で4得点を挙げ、残留争いに巻き込まれていたチームを牽引している。27歳となった宇佐美が持つ才能と、MFとしては致命的な欠点を考えれば、FWでこそ活きると言えるだろう。(文:西部謙司)

日本代表、“中島翔哉システム”はリスクのみが浮き彫りに…。「最初からすべきだった」修正の形【西部の目】

日本代表は19日、ベネズエラ代表とキリンチャレンジカップ2019を戦い、1-4で敗れた。中島翔哉は左サイドで先発したが、効果的な崩しはほとんど見られず、守備の穴が浮き彫りに。失態とも言える大敗の中で、中島仕様の攻撃が孕むリスクが露見された一方で、後半は修正も見られた。(文:西部謙司)

U-22日本代表、奪いに行っては置いていかれ…。久保建英、堂安律ら起用も完敗に終わった理由【西部の目】

U-22日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2019でU-22コロンビア代表と対戦し、0-2の敗北を喫した。久保建英、堂安律とったA代表組が合流したものの、攻撃陣は不発。完敗とも言える内容となってしまった理由はどこにあるのだろうか。(文:西部謙司)

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