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藤江直人

FW小川航基、J2水戸で経験する充足感と募る危機感。東京五輪世代の飛躍を尻目に抱く反骨心の源泉

7月14日にJ1ジュビロ磐田のFW小川航基が、育成型期限付き移籍によりJ2水戸ホーリーホックに加入。小川は21日のFC琉球戦で途中出場を果たすと、いきなりゴールをマークするなど、ここまで5試合に出場して3得点を記録している。プロとして初めてコンスタントに出場機会を得る中で、東京五輪世代のエース候補と呼ばれた男は、どのような感情を抱いているのだろうか(取材・文:藤江直人)

宇佐美貴史とパトリック、ガンバ史上最強のホットライン。国内三冠の再現へ、復活した剛と柔のコンビネーション

今夏、宇佐美貴史が3年ぶりに、パトリックが2年ぶりに再びガンバ大阪でプレーすることとなった。2014年、国内三冠を独占したシーズンで2トップのコンビを組んだ両者は、2日のヴィッセル神戸戦で復帰後初めて共演を果たした。優勝争いから大きく遠ざかった状況は5年前と似ている。かつての最強コンビは、ガンバの反攻を牽引できるのだろうか。(取材・文:藤江直人)

鹿島、メルカリへの身売りに至った3つの背景。子会社化に見る新たな潮流、さらなる成長戦略とは?

鹿島アントラーズがフリーマーケットアプリ大手の株式会社メルカリの完全子会社となることが7月30日に発表された。同日に行われた会見で株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー庄野洋代表取締役社長は「変わるべきものはしっかりと変えていかなければならない」と話している。鹿島の経営権譲渡に至った裏側では、Jリーグを取り巻く環境の変化や、日本製鉄という企業の性格が影響している。(取材・文:藤江直人)

内田篤人が「鹿島に収まる選手ではない」と安部裕葵を評した理由。バルサ加入を決意した裏にある本田圭佑の薫陶

約3年半ぶりに来日したFCバルセロナに、鹿島アントラーズから安部裕葵が完全移籍で加入したが、負傷の影響により日本でのプレーは叶わず。イバン・ラキティッチからは「内気なところがあるように見える」と評されたが、持ち前の性格は、鹿島時代の同僚・内田篤人が太鼓判を押している。(取材・文:藤江直人)

タイ西野朗監督「どうしてこうなったのでしょうか…」。隠しきれない戸惑いと固めた決意

2022年に行われるカタールワールドカップへの出場権をかけたアジア2次予選の組み合わせ抽選会が、今月17日に行われた。西野朗が監督に就任したタイ代表は、UAE、ベトナム、マレーシア、インドネシアとグループGに入った。5カ国中、4カ国が同じ東南アジアの国になったことに、西野監督は戸惑いを隠せなかったという。実力が拮抗した激しい戦いが予想されるタイ代表を率いる西野監督は、決意を固めている。(取材・文:藤江直人)

マリノス遠藤渓太、「点を取れないよね」からの脱却。代表落選の悔しさ、今季初ゴールにこめられた万感の思い

明治安田生命J1リーグ第19節、横浜F・マリノス対浦和レッズが13日に行われ、ホームの横浜FMが3-1で勝利した。この試合に先発した遠藤渓太は38分、自身の今季公式戦初得点となる先制点を奪った。東京五輪世代としてこれまで年代別日本代表に名を連ねながら、先日のトゥーロン国際大会、コパ・アメリカ2019(南米選手権)では落選という悔しさを味わったアタッカーが漏らした思いとは。(取材・文:藤江直人)

鹿島・小池裕太が明かした偽らざる本音。大学から海外へ挑戦の苦悩、「心技体」が整った磐田戦のゴールの裏側

明治安田生命J1リーグ第18節が行われ、6日にジュビロ磐田と対戦した鹿島アントラーズは、2-0で勝利を収めた。この試合で2得点に絡んだのは、3月にシント=トロイデンから期限付き移籍で加入した小池裕太。チームをJ通算500勝へと導いたこの試合で、ベルギーで苦しんだ22歳の左サイドバックは偽らざる本音を明かしている。(取材・文:藤江直人)

久保建英が紡ぐ聞き手の涙腺を緩ませる言葉。レアルが見初めた理由が凝縮された、旅立ちの置き土産

6月29日の明治安田生命J1リーグ第17節・FC東京対横浜F・マリノスの試合後に行われた壮行セレモニーを行った久保建英。その言動は一瞬にして場の空気を変えた。レアル・マドリーへの移籍を決意した貫いたポリシーに、久保の実像が映し出されている(取材・文:藤江直人)

三浦知良、震災復興へ「みんなの気持ちがひとつになったゴール」。カズが抱いた試合前の葛藤と復興への想い【私が見た平成の名勝負(6)】

国内外で数多の名勝負が繰り広げられた約30年間の平成時代。そこで、フットボールチャンネルは、各ライターの強く印象に残る名勝負をそれぞれ綴ってもらう企画を実施。第6回は平成23(2011)年3月29日に行われた「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」の戦いを振り返る。(取材・文:藤江直人)

92年ダイナスティカップ。カズが覚醒した韓国撃破。日本に新たなストライカーが生まれたJリーグ開幕前夜【私が見た平成の名勝負(1)】

国内外で数多の名勝負が繰り広げられた約30年間の平成時代。そこで、フットボールチャンネルは、各ライターの強く印象に残る名勝負をそれぞれ綴ってもらう企画を実施。第1回は平成4(1992)年8月に行われたダイナスティカップ1992決勝に挑んだ日本代表の激闘を振り返る。(文:藤江直人)

“新生”ヴィッセル神戸にイニエスタの入り込む余地なし。ベンゲル招聘も疑問、ついに見えた最適解

明治安田生命J1リーグ第13節、ヴィッセル神戸対湘南ベルマーレが26日に行われ、ホームの神戸が4-1で快勝。アンドレス・イニエスタがメンバー外、ルーカス・ポドルスキも先発から外れた中で、ダビド・ビジャらが4ゴールを奪った。7連敗中だったヴィッセル神戸は、この勝利によって復調のきっかけを掴んでいる。(取材・文:藤江直人)

あの夜、齊藤未月が涙したわけ。湘南・曹監督が導いた真の姿。U-20W杯へ、主将の覚悟

U-20日本代表は23日からポーランドで開催されるFIFA U-20ワールドカップ2019に臨む。今大会、U-20日本代表の主将を務めるのは湘南ベルマーレのMF齊藤未月。20歳ながら湘南では確固たる地位を築き、そのボール奪取能力はJリーグ屈指といえる。しかし今シーズン前、齊藤は曹貴裁監督と白石通史コーチとの話し合いの場で涙したという。その理由とは?(取材・文:藤江直人)

三浦知良、52歳の生き様。その起用法に大きな変化。三ツ沢はキング・カズの魂がある場所

52歳を迎えた横浜FCのFW三浦知良。常にハードなトレーニングを続けているが、肉体や感覚は違和感を覚える。その中で、今季の起用法には大きな変化が見られた。全試合ではなくとも、自らのパフォーマンスを最大限に保つために、カズはどのような調整を続けているのか。(取材・文:藤江直人)

稲本潤一は今、どうしているのか? あのゴールから17年…日本を沸かせた男が選んだJ3での挑戦

2018シーズンのJリーグが閉幕してから、日本サッカー界の歴史を築いた数々の名選手が現役引退を決断した。一方、Jリーガーとして戦い続けることにこだわりを貫く者もいる。日本代表のワールドカップ初勝利を17年前に演出し、今年で40歳を迎える稲本潤一はJ3のSC相模原を新天地に選び、衰え知らずの行動力で奮闘している。(取材・文:藤江直人)

久保建英は、なぜ誰よりも遅れて出てきたのか? 試合ごとに高まる「覚醒する逸材の目標」

明治安田生命J1リーグ第4節、FC東京はホームで名古屋グランパスと対戦して1-0で勝利を手にした。この勝利で単独首位となったFC東京だが、MF久保建英は試合後の取材エリアに誰よりも遅れて姿を現した。その裏には試合を重ねるごとに高まる意識と目標があった。(取材・文:藤江直人)

JFL鈴鹿、男子チームにスペイン人女性監督を。異例の人選が呼ぶ“奇跡”へ、壮大な挑戦が始まる

JFL昇格を果たした鈴鹿アンリミテッドFCは、スペイン人女性のミラグロス・マルティネス監督を招聘した。なぜ、前例のない人選を行なったのか? クラブが描くビジョンと男性監督にも並ぶキャリアを持つ指揮官の素顔に迫った。(取材・文:藤江直人)

鳥栖・松岡大起。17歳の俊英は、久保建英だけじゃない。“3つの顔を持つ男”の青春の日々

サガン鳥栖に2種登録された松岡大起が評価を高めている。同学年のFC東京・久保建英に注目が集まる中、高校生、サガン鳥栖U-18のキャプテン、トップチームのスタメン…3つの顔を持つ17歳は充実の日々を送っている。(取材・文:藤江直人)

松井大輔37歳、青天の霹靂だったリベロ起用の真相とは? 晩年に広がる未来への可能性

J2第2節、ホームにモンテディオ山形を迎えた横浜FCのエジソン・アラウージョ・タヴァレス監督は、MF松井大輔を3バックの中央で先発起用する采配を見せた。本人も青天の霹靂だったと語るこの起用法は、“奇策”だったのか?(取材・文:藤江直人)

いわきFCの育成革命(後編)。中学生年代は体育からやり直し、地域の社会的問題解決も視野に【いわきFCの果てなき夢】

異彩を放つトレーニングで注目を集めるいわきFCは今季、東北社会人サッカーリーグ1部に昇格した。着々と成長を遂げるトップチームだが、育成組織も新たな取り組みにトライしている。キーマンはジュニア年代のトレーニングにおける第一人者である、小俣よしのぶ氏。いわきスポーツクラブ(いわきFC)のアドバイザーを務める氏は、いわきFCに何をもたらすのか。2回に分けてお届けする。(取材・文:藤江直人)

いわきFCの育成革命(前編)。同い年なのに6歳差? 子どもたちの「生物学的年齢」とは【いわきFCの果てなき夢】

異彩を放つトレーニングで注目を集めるいわきFCは今季、東北社会人サッカーリーグ1部に昇格した。着々と成長を遂げるトップチームだが、育成組織も新たな取り組みにトライしている。キーマンはジュニア年代のトレーニングにおける第一人者である、小俣よしのぶ氏。いわきスポーツクラブ(いわきFC)のアドバイザーを務める同氏は、いわきFCに何をもたらすのか。2回に分けてお届けする。(取材・文:藤江直人)

桐光学園の逸材、西川潤をちょっぴり“大人”にしたひと冬の経験。「2年生10番」が上がる成長の階段

桐光学園2年生にして高校選抜で背番号10番を背負ったFW西川潤。飛び級でU-19日本代表にも招集される逸材だが、1月中旬に練習参加したレバークーゼンでは、“招かれざる存在”であることを痛感する洗練を浴びた。それでも自らのプレーで周囲の目を変えた経験は若者の未来に大きな糧となるはずだ。(取材・文:藤江直人)

久保建英に覚醒の予感。『間違いなくやれます』。力強い言葉に凝縮された揺るぎない自信

J1開幕戦、ピッチに立ったFC東京のMF久保建英は一皮剥けた姿を見せた。同クラブの大金直樹代表取締役社長は、その変化を昨年末に感じ取っていたという。大金社長が覚悟と決意を見た、久保の言葉とは?(取材・文:藤江直人)

東北から世界へ、青森山田バスケス・バイロン。高校選抜FWがいわきFCで描く未来

青森山田にはチリ出身のFWバスケス・バイロンが在籍する。3年生で迎えた第97回全国高校サッカー選手権大会で優勝に貢献。日本高校サッカー選抜として出場したネクスト・ジェネレーション・マッチでも同点ゴールを決める活躍を見せた。卒業後はいわきFCへ入団するが、その先に描く未来とは?(取材・文:藤江直人)

青森山田GK飯田雅浩、異彩を放った“儀式”の意味とは? 全国優勝を引き寄せたチームの絆

第97回全国高校サッカー選手権大会は、14日に行われた決勝で青森山田が流経大柏を破って2年ぶり2度目の優勝を遂げた。青森山田の主将を務めるGK飯田雅浩は、PK戦でのある“儀式”が話題を呼んだ。その意味とは? そして、知られざるチームの絆とは?(取材・文:藤江直人)

最も日本代表に近い高校生、三國ケネディエブス。青森山田から福岡へ。規格外のCBが描く青写真

第97回全国高校サッカー選手権大会は12日に準決勝が行われる。2大会ぶりの優勝を狙う青森山田には身長192cmのセンターバックがいる。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ三國ケネディエブスは指揮官も最大級の期待を込める逸材だ。J2アビスパ福岡入りも内定している三國は自らの将来にどのような青写真を描いているのか。(取材・文:藤江直人)

町田を駆り立てた「絶対に変えてみせる」という一念。ピッチでの奮闘が切り開くJ1への道

FC町田ゼルビアは、今季のJ2を4位で終えた。本来であればJ1参入プレーオフに出場する順位ながら、クラブライセンスを持たないために見送りとなった。しかし、状況は変わりつつある。ピッチでの指揮官と選手の奮闘によってクラブの風向きは大きく好転した。(取材・文:藤江直人)

川崎F・家長昭博による“無双のシーズン”への分岐点とは? 32歳で頂点に辿り着いた男の軌跡

2018年のJ1は家長昭博がMVPを勝ち取った。川崎フロンターレを連覇に導いた活躍のターニングポイントとなった試合がある。32歳にしてJリーグ最高の栄誉を手にした家長はどのような思いで2018年を戦ったのか。(取材・文:藤江直人)

ポテンシャルはイブラ級!? 東京五輪世代の19歳、いわきFC・小枇ランディとは何者か【いわきFCの果てなき夢】

常識にとらわれないトレーニングで、選手たちを鍛え上げるいわきFC。異彩を放つ取り組みのなかで、ある若者が着実に成長を遂げている。その選手の名は小枇(おび)ランディ。まだまだ荒削りだが、ポテンシャルを完全開花させられれば――。現在19歳のFWは東京五輪の秘密兵器となるかもしれない。(取材・文:藤江直人)

中村俊輔を奮い立たせた「師匠」からの電話。41歳来季も現役、稀代の名手が誓う完全復活

ジュビロ磐田は8日、J1参入プレーオフ決定戦で東京ヴェルディを退け、来季のJ1残留を決めた。後半アディショナルタイムに途中出場した中村俊輔は、その試合の2日前にある人物から電話を受けていた。来年41歳を迎えるファンタジスタはもう一度自分の身体にムチを入れ、決意を新たに立ち上がる。(取材・文:藤江直人)

槙野智章はW杯でも燃え尽きない。指揮官との約束から5ヶ月…天皇杯優勝への不退転の決意

第98回天皇杯決勝、浦和レッズ対ベガルタ仙台が9日に行われる。浦和は昨季のAFCチャンピオンズリーグを制したものの、J1では7位という成績で今季の出場を逃した。DF槙野智章は、その雪辱を果たすため、ロシアワールドカップ後のオフ返上でプレーを続けている。決勝を前に天皇杯にかける思いを口にした。(取材・文:藤江直人)

鳥栖が未来を賭けた「劇薬」と「伝説の夜」。社長の“ぶれない姿勢”がJ1残留の分岐点

サガン鳥栖にとって、2018年は苦しいシーズンとなった。フェルナンド・トーレスと金崎夢生を獲得したものの、なかなか状況は好転しない。その中で、竹原稔社長は指揮官の交代と3度目のサポーターミーティングの開催を決断した。自ら不退転の覚悟を示した竹原社長の信念とは?(取材・文:藤江直人)

梅崎司、曺監督と流した涙の先に。31歳で湘南移籍の覚悟、取り戻した輝きが意味するもの

今季、YBCルヴァンカップ初制覇を果たした湘南ベルマーレ。その中心にはいつの日からか、梅崎司がいた。浦和レッズから今季加入したベテランは、ここ数年度重なる負傷などに悩まされていたが、湘南移籍とともに完全復活。かつての輝きを取り戻した今、梅崎は31歳で決断した挑戦が意味するものを自らに問う。(取材・文:藤江直人)

内田篤人はなぜ「クラブW杯より天皇杯がほしい」のか? 鹿島をファンを愛するその素顔

鹿島アントラーズは、クラブ初となるACL優勝を成し遂げた。今季から復帰した内田篤人は、アジア王者として出場するクラブワールドカップ以上に天皇杯優勝を望んでいる本音を明かした。その言葉にある真意とは?(取材・文:藤江直人)

権田修一が追い続けた川口能活の背中。日本代表としての責任胸に、作る独自のGK像

長く日本サッカーをけん引してきた、川口能活が現役を退くこととなった。 “炎の守護神”と呼ばれた先輩への憧れを口にしたのは、権田修一だ。新戦力が台頭する日本代表にあって、GKも例外ではない。日の丸を背負う身としての責任感を胸に、権田は自分なりのGK像を作る意思を示した。(取材・文:藤江直人)

中村憲剛は38歳でも代役不在。フロンターレ連覇を導いた起用法、誰の目にも明らかな進化

明治安田生命J1リーグ第32節が10日に行われ、2試合を残した段階ながら川崎フロンターレの優勝が決定した。昨季に続く連覇を達成したチームの中心には、中村憲剛がいる。38歳の大ベテランは成長を続け、代役不在の大黒柱であり続けた。(取材・文:藤江直人)

饒舌な今野泰幸、これぞ絶好調の証。ガンバ7連勝の立役者、苦しみ抜いた末に取り戻した躍動感

ガンバ大阪が止まらない。前半戦の不振が嘘のように、9月初旬から破竹のリーグ戦7連勝。一時はJ2降格の危機が叫ばれながら、見事な立て直しで中位まで巻き返した。その快進撃を支えた立役者が、ベテランの今野泰幸である。仕事人気質のMFはいかにして苦しいシーズンを戦ってきたのだろうか。(取材・文:藤江直人)

湘南・杉岡大暉は長友佑都を超えるか。無限の可能性を秘める「心技体」と日本が渇望する資質

湘南ベルマーレのDF杉岡大暉に注目が集まっている。高卒2年目ながらチームで定位置をつかみ、ルヴァンカップ決勝では優勝を決める決勝点を決めた。杉岡は、日本代表の左サイドバックに長く君臨する長友佑都の牙城を崩す可能性を秘めている。(取材・文:藤江直人)

湘南のホープたちが勝ち取った初戴冠と制裁金の25倍。「ベストメンバー規定」を乗り越えた“最強チーム”に

2018シーズンのルヴァンカップは湘南ベルマーレの初優勝で幕を閉じた。湘南はグループリーグでJリーグが定める「ベストメンバー規定」に抵触し、600万円の制裁金を科されている。しかし、この試合で出場機会を得た選手たちが急成長を遂げてチームに栄冠をもたらす原動力となった。(取材・文:藤江直人)

いわきFC、選手に求める「ぎらついた夢」。J1から6つ目のカテゴリーで起こる熾烈な生存競争【いわきFCの果てなき夢】

10月19日から24日にかけて行われた第54回全国社会人サッカー選手権大会で、いわきFCは3位入賞を果たした。毎年選手が大幅に入れ替わるなか、全国の舞台で一定の成果を残したと言える。そんなチームには確かな競争原理が働いている。真っ白なキャンバスに色を加えながら、選手たちは“夢”へと突き進む。(取材・文:藤江直人)

名古屋・前田直輝は「ウルトラマン」。残留争いで放つ輝き、23歳が持つ底知れぬ潜在能力

明治安田生命J1リーグ第27節が22日に行われ、名古屋グランパスはアウェイで川崎フロンターレと対戦し1-3と敗れた。史上稀に見る混戦となっている残留争いにあって、前田直輝は名古屋を救いうる頼もしい存在だ。「ウルトラマン」と呼ばれた23歳のポテンシャルとは。(取材・文:藤江直人)

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