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本田千尋

フリーランスのサッカーライター。ドイツで香川真司を中心に数多くの選手、試合を取材・執筆した。現在は帰国し、欧州を中心にレビューコラムを執筆中。

南野拓実を間近で見る地元記者のリアルな評価は…。「彼はザルツブルクの全て」、リバプール移籍は間近に

UEFAチャンピオンズリーグでセンセーショナルな活躍を見せた、南野拓実のリバプール移籍が現実味を帯びてきた。加熱する報道をザルツブルクの地元記者をどのようにみているのだろうか。「彼はザルツブルクの全てだ」と今季の急成長を称賛する一方で、慎重な見解も示している。(取材・文:本田千尋【オーストリア】)

本田圭佑は「引退、死に向かっている」。半減したフィテッセにいる意味と冬の移籍を考える理由

オランダ・エールディビジ第16節、フィテッセ対フェイエノールトが現地時間8日に行われた。試合は0-0のスコアレスドローに終わり、フィテッセのMF本田圭佑は81分から出場した。フィテッセに加入する大きな理由となったレオニード・スルツキ監督が辞任したことにより、本田は複雑な胸の内を明かしている。(取材・文:本田千尋【オランダ】)

本田圭佑から出る“ビッグマウス”から程遠い言葉の数々。「1人で変えられる幅を超えている」深刻な状況に何を思う?

本田圭佑の所属するフィテッセは、現地29日にエールディビジ第14節・ヘーレンフェーン戦を戦い、2-3で逆転負けを喫した。フィテッセはこれでリーグ戦5連敗となり、レオニード・スルツキ監督は辞任を発表した。本田圭佑は試合後に、CSKAモスクワ時代から指揮官に師事してきた恩師への思いとチーム状況を語っている。(取材・文:本田千尋【ヘーレンフェーン】

南野拓実は「証明している最中」。CLで積み重ねる得点、ザルツブルクで磨き続けてきた武器とは

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第5節、ヘンク対ザルツブルクが現地27日に行われ、ザルツブルクが4-1で勝利を収めた。この試合に先発出場したMF南野拓実は45分にチーム2点目となるゴールを決めた。CL2得点目を挙げた南野はその理由を冷静に分析している。(取材・文:本田千尋【ヘンク】)

本田圭佑が口にした「自分は神ではない」の真意。4連敗のチームに起きているピッチ上の問題とは?

オランダ・エールディビジ第14節、スパルタ対フィテッセが現地時間24日に行われた。フィテッセに加入したばかりのMF本田圭佑は先発して81分までプレーしたが、0-2で敗れた。4連敗と苦しむチーム状況で、経験豊富な選手の必要性を本田は説いている。(取材・文:本田千尋【ロッテルダム】)

本田圭佑はどこまでも“本田圭佑”だった。東京五輪のために、「冬まで待つ覚悟」を動かした「わくわく」とは?

エールディビジ・フィテッセに加入した本田圭佑の会見が、21日に行われた。今夏にメルボルン・ビクトリーを契約満了になって以降は無所属が続いていたが、東京五輪を目指す元日本代表MFは新天地にオランダのクラブを選んだ。会見で本田の口を突いた言葉の数々は、どこまでも「本田圭佑」らしさを備えていた。(取材・文:本田千尋)

本田圭佑はフィテッセで何を求められるのか? 長谷部誠も語る「何かやってくれる期待感」

本田圭佑の所属クラブがフィテッセに決まった。海外クラブでのキャリアをスタートさせた地であるオランダに戻った形となったが、フィテッセは本田圭佑に何を求めているのか。10年ぶりの帰還で新たな挑戦が始まる。(取材・文:本田千尋【フィテッセ】)

AZ菅原由勢、サイドハーフで見せた「観察力」。PSV堂安律との日本人対決が明暗を分けた理由とは?

エールディビジ第11節、PSV対AZが現地27日に行われ、0-4でアウェーチームが大勝した。前半で2点を失ったPSVの堂安律は前半で退き、AZの菅原由勢は67分までプレー。今季は欧州の舞台でもプレーする2人の日本人選手だが、この試合では大きく明暗を分けることとなった。(取材・文:本田千尋【アムステルダム】)

PSV・堂安律が思い描く「トップ下」とは? 「頼り過ぎた」後悔と自らに課した打開策

UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループリーグF組第3節、PSV対LASKの試合が現地時間24日に行われ、試合はスコアレスドローに終わった。MF堂安律はこの試合に先発して74分までプレーしたが、得点には絡めず。日本代表MFは試合後、チームが攻めあぐねた理由と、自身の役割について語っている。(取材・文:本田千尋【アイントホーフェン】)

伊東純也が回想する「あそこで入っていれば…」。「イメージ通り」だったリバプール戦、明白になった課題とは?

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグC組第3節、ヘンク対リバプールの試合が現地時間23日に行われ、リバプールが4-1で勝利を収めた。この試合で日本代表MF伊東純也は先発出場して89分までプレー。前半にチャンスを作ったものの、得点には絡めず。日本が誇るスピードスターは、試合後に試合を振り返りつつ、明確になった課題について語っている。(取材・文:本田千尋【ヘンク】)

ドイツ代表、指揮官が信頼を置く男の重要性とは? 急造を余儀なくされたチームが見せた「一つの可能性」

ドイツ代表は10日にアルゼンチンとの強化試合を行った。試合結果は2-2のドローに終わったが、ドイツ代表は、負傷者とコンディション不良の選手が相次いだ中での戦いを強いられた。それでもこの試合では収穫があった。その収穫とは、アルゼンチン戦キャプテンのキミッヒの存在だった。(文:本田千尋)

中島翔哉はなぜポルトで生きないのか? 露呈した監督の力量差、敵軍が見せたドリブラーの生かし方

UEFAヨーロッパリーグ・グループリーグ第2節、フェイエノールト対ポルトが現地3日に行われ、中島翔哉が所属するポルトは2-0で敗れた。この試合に日本代表MFは先発したものの、53分に途中交代。攻守両面でフェイエノールトが上回った試合となった。(取材・文:本田千尋【ロッテルダム】)

伊東純也が「もっとできる」と感じたナポリ戦。あと一歩だった格上撃破、痛感した「アイデア」の必要性

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第2節、ヘンク対ナポリが行われ、0-0のスコアレスドローに終わった。ヘンクの伊東純也はこの試合にフル出場。個人の出来については「納得していない」と話すものの、CL常連のナポリと互角の勝負を演じたことについては一定の満足を示した。(取材・文:本田千尋【ヘンク】)

堂安律が語る「ファーストチョイスの違い」とは? PSV初先発で得た気づきが“適応の1歩”に

エールディビジ第4節、PSV対フローニンゲンが現地時間25日に行われた。今夏の移籍市場でフローニンゲンからPSVへと移籍した堂安律は、この古巣戦で初先発となった。90分間のプレーで得た適応への一歩となる「気づき」とは?(取材・文:本田千尋【アイントホーフェン】)

“若きPSV”に感じる特大のポテンシャル。アヤックスとの大一番で抱いた、淡い願望のその先へ

エールディビジ第7節、PSV対アヤックスが現地時間22日に行われ、1-1のドローに終わっている。昨季CLベスト4進出を果たすなど輝きを放ったアヤックスに対し、若きPSVは粘り強く戦い、大一番で勝ち点を奪った。その姿勢には特大のポテンシャルを感じさせ、未来への淡い願望を抱かせた。(取材・文:本田千尋【アイントフォーヘン】)

堂安律がELという舞台で感じたもの。モチベーションの低い相手を前に、何を求められたのか?

ヨーロッパリーグ・グループリーグD組第1節、PSV対スポルティングCPが現地時間19日に行われ3-2でホームチームが勝利している。PSVに所属する堂安律は78分から出場。約10分間で見せ場はほとんどなかったが、試合後にはポジティブなコメントも残した。日本代表MFがELという舞台で感じたもの、そして求められたこととは。(取材・文:本田千尋【アイントフォーヘン】)

日本代表か、ドイツ代表か。「どっちにするか。ちょっと楽しみ」。18歳が燃やす謙虚な野心【インタビュー(4)】

今季、ドイツ・ブンデスリーガでプレーする日本人選手は激減した。フランクフルトの長谷部誠、鎌田大地、ブレーメンの大迫勇也。しかし、もう1人日本人の血を引く選手が“ブンデスリーガー”となるために奮闘を続けている。その名は、18歳のアペルカンプ真大(シンタ)。デュッセルドルフの下部組織でプレーする日独ハーフのMFに全4回のインタビューを敢行した。今回は第4回。(取材・文:本田千尋【デュッセルドルフ】)

ラーム、キミッヒの後継者に。日独ハーフの18歳、アペルカンプ真大とはどのような選手なのか?【インタビュー(3)】

今季、ドイツ・ブンデスリーガでプレーする日本人選手は激減した。フランクフルトの長谷部誠、鎌田大地、ブレーメンの大迫勇也。しかし、もう1人日本人の血を引く選手が“ブンデスリーガー”となるために奮闘を続けている。その名は、18歳のアペルカンプ真大(シンタ)。デュッセルドルフの下部組織でプレーする日独ハーフのMFに全4回のインタビューを敢行した。今回は第3回。(取材・文:本田千尋【デュッセルドルフ】)

「日本人はドイツ人よりジョークが面白い」。アペルカンプ真大が語る日本人選手の強みと弱み【インタビュー(2)】

今季、ドイツ・ブンデスリーガでプレーする日本人選手は激減した。フランクフルトの長谷部誠、鎌田大地、ブレーメンの大迫勇也。しかし、もう1人日本人の血を引く選手が“ブンデスリーガー”となるために奮闘を続けている。その名は、18歳のアペルカンプ真大(シンタ)。デュッセルドルフの下部組織でプレーする日独ハーフのMFに全4回のインタビューを敢行した。今回は第2回。(取材・文:本田千尋【デュッセルドルフ】)

その名もアペルカンプ真大。日本×ドイツ、2つの血を引く18歳がフットボーラーになった日【インタビュー(1)】

今季、ドイツ・ブンデスリーガでプレーする日本人選手は激減した。フランクフルトの長谷部誠、鎌田大地、ブレーメンの大迫勇也。しかし、もう1人日本人の血を引く選手が“ブンデスリーガー”となるために奮闘を続けている。その名は、18歳のアペルカンプ真大(シンタ)。デュッセルドルフでプレーする日独ハーフのMFに全4回のインタビューを敢行した。今回は第1回。(取材・文:本田千尋【デュッセルドルフ】)

ドイツ代表はオランダ代表戦4失点敗戦をどう見ている? 英雄たちの“強制引退”が次世代への英断に

EURO2020(欧州選手権)予選でドイツ代表は再建の道を歩んでいる。2018年ロシアワールドカップではグループリーグ敗退を喫し、UEFAネーションズリーグではリーグB降格という屈辱を味わったが、それまでの中心選手に“代表引退”を促して若き力を中心に据えた。先のオランダ代表戦では2-4と敗戦を喫したが、それもプロセスの一部といえる。(文:本田千尋)

PSV・堂安律にちらつくロッベンの面影。「2桁」得点を掲げた理由と越えた先にあるものとは?

フローニンヘンからPSVへ移籍した堂安律の加入会見が、現地31日に行われた。東京五輪世代でありながら、すでに日本代表にも定着しているレフティーは、会見で「2桁」得点を目標に掲げた。かつてフローニンヘンからPSVを経て欧州のビッグクラブへと羽ばたいたアリエン・ロッベンと同じ道をたどることができるのだろうか。(取材・文:本田千尋【アイントホーフェン】)

長谷部誠が感じた「自分たちのメンタリティ」。再び欧州への切符を掴んだフランクフルトに流れる「絶対的な自信」

ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ2ndレグ、フランクフルト対ストラスブールの試合が現地時間29日に行われた。3-0で勝利を収めたフランクフルトはEL本戦への出場権を獲得。この試合にフル出場した長谷部誠は「我慢しなければいけないゲーム」と話したが、フランクフルトは試合を終始圧倒。昨季に続いて欧州の舞台への切符を掴んだ。(取材・文:本田千尋【フランクフルト】)

鎌田大地、フランクフルトでの立場は?指揮官が押した太鼓判と「もっと上に行く」ための課題

UEFAヨーロッパリーグ(EL)の予選3回戦2ndレグ・アイントラハト・フランクフルト対FCヴァドゥツが現地15日に行われ、1-0でフランクフルトが勝利を収めた。前の試合から9人を入れ替えたため、長谷部誠はベンチ外、鎌田大地は72分から途中出場。3日後に控えたブンデスリーガ開幕戦を前に、ベルギーでの飛躍を経てドイツに戻ってきた鎌田は手応えを感じている。(取材・文:本田千尋【フランクフルト】)

長谷部誠が言う「日本人のブームは過ぎた」。もう日本人選手はドイツ移籍できないのか?

かつて、日本人選手の欧州挑戦の場として隆盛を誇ったドイツ・ブンデスリーガ。しかし、今夏の移籍市場でドイツへ渡った選手はゼロ。一部ではブンデスクラブは日本市場に目を向けなくなったと言われている。その現状について、フランクフルトの長谷部誠は「ブームは過ぎたと思う」と語ったが…。(取材・文:本田千尋)

久保建英は「下部組織の選手の1人」。ジダン監督がベストと考える今後の待遇とは?

7月30日と31日の2日間に渡ってドイツ・ミュンヘンでアウディカップが開催された。レアル・マドリーは準決勝でトッテナムに0-1で敗れ、3位決定戦でフェネルバフチェに5-3と勝利。2試合ともに試合終盤からプレーした久保建英について、ジダン監督は3位決定戦の試合後に今後の待遇について言及している。(取材・文:本田千尋【ミュンヘン】)

ドルトムント、香川真司も舌を巻いた“ロイス・システム”。強力故の弱点も…限界露呈した後半戦【18/19シーズン総括(12)】

2018/19シーズンは、これまでスペインが握っていた欧州の覇権がイングランドへと移る結果で幕を閉じた。タイトル獲得や昨季からの巻き返しなど様々な思惑を抱えていた各クラブだが、その戦いぶりはどのようなものだったのだろうか。今回はボルシア・ドルトムントを振り返る。(文:本田千尋)

バイエルン、1つの時代の終わり。まだ若いリベリーと、頭髪が残るロッベンに想いを馳せて【18/19シーズン総括(11)】

2018/19シーズンは、これまでスペインが握っていた欧州の覇権がイングランドへと移る結果で幕を閉じた。タイトル獲得や昨季からの巻き返しなど様々な思惑を抱えていた各クラブだが、その戦いぶりはどのようなものだったのだろうか。今回はバイエルン・ミュンヘンを振り返る。(文:本田千尋)

香川真司、記者席を立つほど昂った劇的ゴール。「魅力的で充実していた」15/16シーズン、ドルトムントで放った輝き【私が見た平成の名勝負(11)】

各ライターの強く印象に残る名勝負をそれぞれ綴ってもらう連載の第11回は、平成27(2015)年12月5日に行われたブンデスリーガ15/16シーズンの第15節・ヴォルフスブルク対ボルシア・ドルトムント。香川真司が決めた劇的なゴールは、期限付き移籍で加入したベシクタシュでのゴールと重なるものがあった。(取材・文:本田千尋)

仏W杯準決勝オランダ対ブラジル。録画であることすら忘れさせた、胸が高鳴り続ける一戦【私が見た平成の名勝負(10)】

国内外で数多の名勝負が繰り広げられた約30年間の平成時代。そこで、フットボールチャンネルは、各ライターの強く印象に残る名勝負をそれぞれ綴ってもらう企画を実施。第10回は平成10(1998)年のフランスワールドカップ準決勝・オランダ代表対ブラジル代表の戦いを振り返る。(文:本田千尋)

フランスW杯オランダ代表。“トータル・フットボール”の機能美。衝撃的だったベルカンプのトラップ【私が見た平成の名勝負(8)】

国内外で数多の名勝負が繰り広げられた約30年間の平成時代。そこで、フットボールチャンネルは、各ライターの強く印象に残る名勝負をそれぞれ綴ってもらう企画を実施。第7回は平成10(1998)年7月4日に行われたフランスワールドカップ準々決勝・オランダ代表対アルゼンチン代表の戦いを振り返る。(文:本田千尋)

U-20日本代表はなぜ敗れたのか。日韓戦で突き付けられた現実。韓国に上回られたある部分とは【U-20W杯】

FIFA U-20ワールドカップ・ラウンド16、U-20日本代表対U-20韓国代表が現地時間4日に行われ、0-1で韓国が勝利を収めた。相手の固い守備ブロックに手を焼き、なかなかチャンスを決め切れなかった影山ジャパン。試合終盤に先制点を献上し、そのまま敗れる形となった。ここまで順調に歩んでいた日本代表に、何があったのか。そして選手が語る韓国にはあって日本に足りなかった部分とは。(取材・文:本田千尋【ポーランド】)

ついに始まる日韓戦。U-20日本代表に漂う死闘の予感。韓国撃破へ“つまらないサッカー”も必要か【U-20W杯】

FIFA U-20ワールドカップ2019は現地時間4日、決勝トーナメント1回戦U-20日本代表対U-20韓国代表が行われる。若き日本代表の面々にとって、日韓戦への反応は様々だが、必勝を期する思いは変わらない。ライバルとの死闘を制するために必要なものとは?(取材・文:本田千尋【ポーランド】)

U-20日本代表の好プレーはイタリアに演出されていた。それでも…2位通過が“ベスト”な理由【U-20W杯】

FIFA U-20ワールドカップ2019・B組最終節、U-20イタリア代表対U-20日本代表が現地時間29日に行われた。試合は0-0の引き分けに終わり、日本は2位通過での決勝トーナメント進出が決まった。この試合はイタリアの思惑通りに展開されたものであり、日本代表の面々は一様に悔しさをにじませたが、2位通過という結果は1位通過以上に価値のあるものだった。(取材・文:本田千尋【ポーランド】)

U-20日本代表、2戦で感じた課題“大人のサッカー”とは? 求められる「臨機応変」な戦い【U-20W杯】

U-20日本代表は現地29日、FIFAU-20ワールドカップ2019・グループステージ第3節のイタリア戦に臨む。ここまで2試合を終えた日本は勝ち点を4とし、グループステージ突破が濃厚。選手たちの言葉からイタリア戦の戦い方のポイントが垣間見えた。(取材・文:本田千尋【ポーランド】)

U-20日本代表、完勝の要因。炸裂するゲーゲンプレッシング、取り戻した本来の姿と「授業料」【U-20W杯】

U-20日本代表は26日、FIFA U-20ワールドカップ2019のグループリーグ第2節でU-20メキシコ代表と対戦し、3-0で勝利している。フィールドプレイヤー10人全員がハードワークを惜しまず、グループリーグ突破に王手をかけた影山ジャパン。U-20メキシコ戦は、多くのものを取り戻せた試合でもあった。(取材・文:本田千尋【ポーランド】)

「ありがとう、お疲れ様…」。鳴り響いた香川真司への拍手。無駄ではなかったトルコでの日々

スュペル・リグ最終節、ベシクタシュ対カスムパシャの一戦が現地時間24日に行われた。日本代表MF香川真司にとってはこれがベシクタシュでのラストゲームとなるかもしれない。そんな一戦で同選手は先発出場を果たしたが、ゴールやアシストといった目に見える結果を残すことができず、80分にベンチへ退いた。しかし、スタジアムからは拍手が鳴り響いた。それは一体、何を意味するのか。(取材・文:本田千尋【トルコ】)

長谷部誠、35歳の飛躍。自らはどう感じたのか? 枯渇する事なき意欲と晴れやかな表情

ブンデスリーガ最終節、バイエルン・ミュンヘン対フランクフルトは5-1でホームチームの勝利となった。その結果、バイエルンはリーグ7連覇を決め、フランクフルトは目標だった来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。それでも今季はCL出場権争いに加えてヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出と躍進。その中でMF長谷部誠はリベロとして大きな貢献をした。試合後、長谷部は自らの口でシーズンを振り返った。(取材・文:本田千尋【ミュンヘン】)

香川真司「なぜなのか」。監督直談判で悟った現実。欲する出番、残り2戦で示す「プロの使命」

ボルシア・ドルトムントからベシクタシュに期限付き移籍中の香川真司は、シーズン途中からの加入で信頼を勝ち取ることの難しさを痛感している。チャンスを欲していても、思うように出番は回ってこない。その葛藤の中で、30歳になった背番号23は戦いを続けている。(取材・文:本田千尋【トルコ】)

その中心に「長谷部誠がいた」こと。チェルシーすら互角。日本人こそ語り継ぐべきフランクフルトの躍進

ヨーロッパリーグ準決勝2ndレグ、チェルシー対フランクフルトが現地時間9日に行われた。1stレグ、2ndレグともに1-1となり、PK戦に委ねられた一戦は、チェルシーの勝利で幕を閉じた。それでも、フランクフルトで長谷部誠が見せた奮闘は語り継ぐべきものだった。(文:本田千尋)

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