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西部の目

幸運引き寄せた西野J。大迫のゴールだけでない貢献度。今大会の傾向と日本がすべきこと【西部の目/ロシアW杯】

 19日、日本代表はロシアワールドカップ グループリーグでコロンビア代表と対戦し勝利2-1で勝利。転がり込んできた運を生かして先制するも、その後は数的優位を利用できず同点とされた。しかし、後半に修正を図るとセットプレーから大迫勇也が値千金のゴールを奪って勝ち越しに成功。この勝利をさらに価値あるものとするためにも次節・セネガル戦争が重要になる。(文:西部謙司)

本田圭佑こそ日本が誇る最大の武器。偶然でない勝負強さ、技術や理屈を超えた命がけの迫力【西部の目/ロシアW杯】

 その左足で数々のドラマを生み出してきた本田圭佑。コロンビア代表とのワールドカップ初戦でのスタメン出場の可能性は低いかもしれない。しかし得点がほしい時、本田ほど頼りになる選手はいない。「ここぞ」の場面でゴールネットを揺らしてきた32歳は、日本が誇る武器である。(文:西部謙司)

香川真司の真の特徴とは? 日本の弱点であり長所。信じるべき“カオス”が生む可能性【西部の目/ロシアW杯】

 相手に挟まれながらも、アイデア溢れるプレーで掻い潜る。狭いエリアで他者とは違うことをやってのける。香川真司は日本サッカー史上最高クラスのアタッカーであり、彼が調子を上げてきたことは西野ジャパンにとって朗報だ。背番号10は、今大会の日本にとって頼みの綱だ。(文:西部謙司)

吉田麻也は日本の欠点を補う武器。世界基準の高さと強さ、決定力不足解消の切り札に【西部の目/ロシアW杯】

 日本代表にとって不可欠なCB、吉田麻也。プレミアリーグでも活躍する西野ジャパンの守備の重鎮には、攻撃面での貢献も期待される。ハイクロスが決定機になりにくい日本にあって、吉田の高さやパワーは大きな武器になる。彼を最前線に上げた時のプランを練っておきたいところだ。(文:西部謙司)

大迫勇也の価値と課題。『2秒』を生み出す図抜けた能力、決定機で揺れないゴールネット【西部の目/ロシアW杯】

 最前線で身体を張り、適切な位置取りと技術でボールを収める。ポストプレーで大迫勇也の右に出る者は日本にいない。彼が作るタメがチームを助けている。しかし、この万能型FWの課題として決定力が挙げられる。勝負どころでゴールを奪うことができれば、大迫はさらに絶対的な存在となる。(文:西部謙司)

大島僚太が受け継ぐ系譜。日本の新たなマエストロ、サッカーの原理を知る和製イニエスタ【西部の目/ロシアW杯】

 日本代表は、監督が代わるたびにサッカーのスタイルも大きく変化する。しかし、どの時代も変わらぬものもある。それが、マエストロの存在だ。中村憲剛、中村俊輔、遠藤保仁らは日本のサッカーにリズムをもたらしてきた。偉大な先人が名を連ねるその系譜に、大島も加われる可能性がある。ボールを失わない彼のプレーの真髄とは。(文・西部謙司)

酒井宏樹はネイマールにも負けなかった。マルセイユで築いた地位、日本代表最高ランクの実力者【西部の目】

 天性のスピードと恵まれた体躯でサイドを制圧する酒井宏樹。豊かな才能を持ち、努力も怠らない彼は、サイドバックとしての能力を引き上げてくれる優秀なパートナーと出会ってきた。ロシアワールドカップが目前に迫る中、状態は少しずつ上向いている。海外組屈指の実力者に成長した28歳は、満を持して世界の大舞台に立つ。(文:西部謙司)

乾貴士がエイバルで重宝された背景。誤魔化し利かぬシステムで進化、日本のキーマンが“完成品”になるまで【西部の目】

 12日の親善試合・パラグアイ戦で日本を勝利に導いた乾貴士。スペインのエイバルでは攻撃的な能力を遺憾なく発揮するだけでなく、新たな力も身につけた。予算規模の小さいこのクラブではスペシャリストとしての働きが求められ、適応することで不可欠な選手となった。エイバルでの経験は、ワールドカップに臨む西野ジャパンでも必ず生きる。乾は日本のキーマンである。(文:西部謙司)

乾と香川が新たな得点源に。諸刃の剣の一面も・・・捨てるのは惜しい魅力のコンビ【西部の目】

12日、日本代表は国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し4-2と逆転勝利を収めた。コンパクトな守備からの速攻という戦いに進歩が見られたこの試合で、乾貴士と香川真司の元セレッソ大阪コンビが結果を残した。彼らが絡む攻撃は可能性を感じさせるが、守備への不安も残る。それでも、やはりこのホットラインは西野ジャパンに必要だろう。(文:西部謙司)

スイス相手に0-2は実力どおり。ガーナ戦からの改善、求められる「運」を味方につける戦い方【西部の目】

現地時間8日、日本代表は国際親善試合でスイス代表と対戦し0-2で敗れた。負けはしたが、相手との実力差を考えれば驚くことではない。この日の西野ジャパンは、現状でやれることにトライし、ガーナ戦からの改善を見せている。それでも、ワールドカップで結果を出すためには「運」が必要。そして、それを生かせる状況に持ち込まなければならない。(文:西部謙司)

イニエスタは道に迷わないドライバー? 頭にある地図、バルサとJの違いも苦にしない【西部の目】

Jリーグ史上最高レベルの外国人選手が日本にやって来る。アンドレス・イニエスタは今なお世界屈指の名手だが、そんな彼がワールドカップ後にヴィッセル神戸の一員となる。名門バルセロナから日本へ。ピッチ上で見える景色が異なる中、イニエスタはJリーグに適応できるだろうか。(文:西部謙司)

スペイン代表のゴールマウスはデ・ヘアと共に。冷静に淡々と、鋼のメンタルを持つ“本物の”GK【西部の目】

ダビド・デ・ヘアは長身スラリ系のGKにおける代表格である。このポジションに求められる全ての要素を兼ね備え、ゴールに鍵をかける。そして、完全無欠の守護神は強靭な精神力も有する。何にも動じないそのメンタリティが、デ・ヘアを世界最高に押し上げている。(文:西部謙司)

ザック時代に逆戻り。西野Jは“負けやすくなる”戦い方。真に目指すべき方向性とは?【西部の目】

30日、日本代表はキリンチャレンジカップでガーナ代表と対戦し0-2で敗れた。ボールを保持できるようにはなったが、ゴールへの道筋は見出せず、相変わらずカウンターには脆いまま。4年前のサッカーを引っ張り出してきたものの、この戦い方を磨くには準備期間が少ない。これでは戦えない、ということがわかっただけの試合だった。(文:西部謙司)

モドリッチが世界最高と呼ばれるまで。天才でなくとも、時代の要請に応えたハイブリッドMF【西部の目】

世界最高のMFの一人と称されるようになったルカ・モドリッチだが、かつては同世代の天才の陰に隠れた存在だった。しかし、キャリアを積み重ねる過程で様々な武器を獲得。レアル・マドリー、クロアチア代表にとって不可欠な選手となっている。(文:西部謙司)

「小さすぎる」偏見を覆したメルテンス。ペレ、マラドーナらの系譜、“ナノレベル”の要求に応える能力【西部の目】

幼き日のドリース・メルテンスは小柄な体格を理由に冷遇された。しかし、後にその類まれな能力が認められ、現在はワールドクラスの仲間入りを果たしている。ペレ、マラドーナ、メッシと歴史に名を残すスターは決して身長が高くない。ナノレベルのプレーが求められるナポリにおいても、ベルギー代表アタッカーは不可欠な存在だ。(文:西部謙司)

ディマリアが纏う『くせもの感』。メッシをサポート、エース以上の存在感【西部の目】

誰もが認める能力を持ちながら、アンヘル・ディマリアは主役ではない。チームのために身を粉にして働き、エースを引き立てる脇役だ。しかし、ただの脇役ではない。かつて母国の英雄に「アルゼンチンの次代のスーパースター」と言わしめたほどの実力者である。(文:西部謙司)

テア・シュテーゲンは『グローブをつけたメッシ』。完璧主義者、ノイアー越えなるか【西部の目】

マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、25歳ながら世界屈指のGKという評価を得ている。試合で起こりうる場面を想定し、準備を怠らない。その姿勢はまさに完璧主義者。足下の技術だけでなく、シュートストップにも磨きをかける。ドイツ代表でも、負傷中のマヌエル・ノイアーに代わって正GKを務めている(文・西部謙司)

「完璧なDF」が持つ、“ネジがぶっ飛んだ”別の顔。 英雄セルヒオ・ラモス、一瞬に命がけの闘争心【西部の目】

レアル・マドリー、スペイン代表で数々のタイトルを獲得したセルヒオ・ラモスは世界最高のDFだ。一方で、荒々しいプレーはしばしば警告の対象となる。退場を宣告されることも多いが、何をも恐れないその闘いぶりは彼のストロングポイントでもある。(文:西部謙司)

“一発屋”デンマークを導くか。ラウドルップ以来の天才、「典型的10番」エリクセン【西部の目】

デンマーク代表とトッテナムで不動の地位を築いているクリスティアン・エリクセン。アヤックスで育まれた「典型的な10番」としての能力は、母国の伝説ミカエル・ラウドルップを思わせる。かつてEURO92を制したこともあるデンマークだが、ロシアワールドカップで躍進するとすれば、エリクセンが大車輪の働きを見せているに違いない(文・西部謙司)

バルサを支える最高の脇役。『個』をつなぐ接着剤、ラキティッチが放つ“銀色”の輝き【西部の目】

バルセロナにおいて、イヴァン・ラキティッチは決して主役ではない。だが、縁の下の力持ちとしてチームに不可欠な存在だ。セビージャで王様だった男は今、最高の脇役としてまた違った光を放っている。彼がいるから、バルサはさらに輝く。(文:西部謙司)

マルセロはウイングにもボランチにもなる。戦術の鍵を握る天才的サイドバック【西部の目】

ブラジル代表のマルセロは、左サイドバックとして能力を遺憾なく発揮している。戦術的にも重要なこのポジションで、彼は複数の役割を難なくこなしてしまう。あらゆる武器を持ち、いつも楽しげにプレーするその姿に観る者は魅了される。(文:西部謙司)

ミスター100%、トニ・クロースは“失敗できない”体質。皇帝以上のノーエラー主義【西部の目】

パス成功率において、トニ・クロースの右に出る者はいない。90%以上は珍しくなく、100%を記録したことすらある。比較的自由なセンターバックならいざ知らず、クロースは中盤で常に相手に警戒される選手だ。常に冷静沈着、そのプレーからは『失敗』を想像することの方が難しい。(文:西部謙司)

【西部の目】ハリルJは個性の薄いチームに。失われた特徴、“素の状態”のレベル低下

27日、日本代表はキリンチャレンジカップでウクライナ代表と対戦し1-2で敗れた。追いかける展開の中でセットプレーから同点としたものの、後半に突き放された。中島翔哉という収穫はあったが、地力の差が結果に表れた試合だ。また、ある弊害によって、以前は備えていた日本の良さの一つがなくなっている。(取材・文:西部謙司)

【西部の目】手の内を見せる必要はないが・・・。ハリルJ、このままならセネガル戦勝ち目なし

23日、日本代表はマリ代表との親善試合に臨み1-1で引き分けた。前半はテンポ良くボールが回る場面があったが、大島僚太を負傷交代で失った。守備では一人が剥がされると周りの対応も遅れ、マリの餌食になった。この戦い方では、ロシアワールドカップ本大会で対戦するセネガルに勝つことはできない。(取材・文:西部謙司)

イニエスタが達人たる所以。無駄も無理もなし、常に導き出す最適解【西部の目】

一つひとつのプレーが全てチームのためになる。バルセロナとスペイン代表をけん引するアンドレス・イニエスタはそんな稀有な選手だ。必要なものを過不足なく備える彼は、サッカーで最も難しいことを実践し続けている。(文:西部謙司)

ファンタジスタなのにメッシのマーク役? コバチッチがエース対策に適任な理由【西部の目】

技巧派の選手でありながら、リオネル・メッシのマンマーク役を担うこともあるレアル・マドリーのMFマテオ・コバチッチ。守備に強みのあるカゼミーロなどではなく、なぜコバチッチにこの役割が与えられるのだろうか。ファンタジスタによるファンタジスタのマンマーク。ミスキャストのようでいて、こうしたケースは珍しくないようだ。(文:西部謙司)

ディバラの誘惑…諦めがつかないメッシとの共存。アルゼンチンを高みに導く可能性【西部の目】

ユベントスで背番号10を背負い、アルゼンチン出身であることから「メッシの後継者」とも称されることもあるパウロ・ディバラ。ロシア・ワールドカップに向け、アルゼンチン代表でメッシとの共演はあるだろうか。プレースタイルが重複しているとはいえ、2人が共存することへの誘惑は尽きない。(文:西部謙司)

一発を備え、地味な仕事も厭わぬチェルシーMF。ブラジル代表ウィリアンが重宝される理由【西部の目】

UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16チェルシー対バルセロナ戦で先制ゴールを決めたウィリアン。この試合では同じパターンからのシュートを3本放っているがいずれもゴールの可能性を感じさせるものだった。守備力があり、運動量が豊富であることに加え、フリーキックを含め1発を備えたMFは、ブラジル代表にあっても重宝される存在だ。(文:西部謙司)

時間と空間操る左足。ベルナルド・シルバ、マンCが誇るプレーメーカー型ウイング【西部の目】

マンチェスター・シティでプレーするポルトガル代表のベルナルド・シルバ。シティを率いるペップ・グアルディオラ監督は、左サイドに左利き、右サイドに右利きのウイングを配置することもあるが、左利きのベルナルド・シルバは右サイドに配置されている。モナコでブレイクを果たしたプレーメーカー型レフティーが逆足ウイングとして生み出す「違い」とは。(文:西部謙司)

世界一のナンバー2? コウチーニョがネイマール以上にバルサで適材の可能性【西部の目】

17/18シーズン冬の移籍市場でリバプールからバルセロナへ移籍したフィリペ・コウチーニョ。ネイマールの穴を埋める存在として期待が高まるが、実はパリ・サンジェルマンに移籍したFWよりもコウチーニョのほうがバルサに適した人材と言えるかもしれない。その理由とは。(文:西部謙司)

万能型というより泥臭い何でも屋? カバーニが体現する小国ウルグアイのアイデンティティ【西部の目】

17/18シーズンのリーグアン第23節でパリ・サンジェルマンの歴代得点記録を更新したエディンソン・カバーニ。逞しいプレーぶりで様々なパターンからゴールを奪うウルグアイ代表のストライカーだ。クラブだけでなく代表チームもけん引する泥臭い点取り屋は、“小国”のアイデンティティを体現していると言えそうだ。(文:西部謙司)

「偽SB」の先駆者。現代最高のマルチロール、ダビド・アラバの傑出した才能【西部の目】

サイドバックとしてプレーしながら、サイドを駆け上がるだけではなく、インサイドに入ってゲームメイクにも絡む。「偽SB」と呼ばれることもあるこのプレースタイルの先駆者のなった選手がバイエルン・ミュンヘンのダビド・アラバだ。真のオールラウンダーとも言えるこの役割を果たすために必要な能力は、どのようなものだろうか。(文:西部謙司)

メッシ+カンテのような恐ろしさ。リバプール加入内定、ナビ・ケイタが打ち砕く固定観念【西部の目】

メッシのようにドリブルし、カンテのようにボールを奪う。そんな選手などいるものかと思ってしまいそうなものであるが、それが実際にいる。RBライプツィヒに所属するMFナビ・ケイタだ。ギニア人MFのとてつもない才能はいかにして育まれたのだろうか。(文:西部謙司)

バルサのオファー蹴った21歳CB。ダビンソン・サンチェスが秘める無限大の可能性【西部の目】

2018年ロシアW杯で日本代表と同グループに入ったコロンビア代表。ハメス・ロドリゲス、ラダメル・ファルカオらを擁す南米の強豪だが、守備陣にも注目の選手がいる。17/18シーズンからトッテナム・ホットスパーでプレーしているダビンソン・サンチェスだ。現在21歳のDFが世界最高のセンターバックと称される日も遠くないかもしれない。(文:西部謙司)

明暗分かれたクラシコ。レアルは「消した」はずのメッシになぜやられたのか?【西部の目】

23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第17節レアル・マドリー対バルセロナのエル・クラシコは3-0でアウェーのバルセロナが勝利した。今季無敗のバルセロナは前半レアル相手に劣勢を強いられ、自分たちのスタイルを見出せずにいた。しかし後半は一転して自分たちのペースに持ち込むと、相手の退場もあり3得点を奪って勝利。一体何が明暗を分けたのだろうか。(文:西部謙司)

【西部の目】日韓戦大敗のハリルJ、現実味が伴いすぎていた悪夢。「A代表」でも起こりうる守備崩壊

16日のE-1選手権で韓国に1-4と大敗を喫した日本代表。試合開始直後にPKから先制ゴールを奪ったが、その後は試合を完全にコントロールされ4失点。悪夢のような試合となってしまった。浦和を除いた国内組のみで臨んだ大会ではあるが、ここで表出した問題は海外組も含めたフルメンバーの代表チームとは無関係ではない。悪夢で済まない現実味を帯びた一戦だった。(取材・文:西部謙司)

手痛い大島の負傷。ハリル方式色濃く、W杯メンバー争い激化。だが+αは見つからず【西部の目】

12日のE-1選手権第2戦で中国を相手に2-1と勝利を収めた日本代表。第1戦の北朝鮮戦よりもヴァイッド・ハリルホジッチ監督の目指すスタイルが色濃く出た試合となった。試合後には指揮官が「A代表に入る候補が何人か出てきた」と語り、W杯メンバー争いは激しくなったと言える。しかし「新しい何か」を発見するまでにはいたらず。その意味で大島僚太の負傷は手痛いものとなった。(取材・文:西部謙司)

GK中村航輔が収穫という皮肉。ハリル方式優先で連係乏しく、あくまでも個のテストに【西部の目】

E-1選手権初戦、日本代表はアディショナルタイムの決勝ゴールで辛くも勝利した。急造の寄せ集めに近いメンバー構成となった今大会だが、日本チームを率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、所属クラブでの連係を活かすというよりも、監督が目指すスタイルの実践を優先。結果として選手間のコンビネーションは乏しく、探り探りの試合運びに。完成度の高い北朝鮮に圧倒される格好となった。(取材・文:西部謙司)

規格外の突破力。リバプールFWサラー、スピードに加わった万能性【西部の目】

17/18シーズンからリバプールに加入し存在感を見せているモハメド・サラー。1992年生まれのエジプト代表で、2012年ロンドン五輪では3ゴールをあげている。プレミアリーグでも絶好調で、今季は目下得点王争いのトップに立つ。2017年のアフリカ年間最優秀選手にも選ばれた。スピードが売りのエジプト代表FWだが、その魅力は速さだけにとどまらない。(文:西部謙司)

マンC・エデルソン、ペップにとってはノイアー以上に理想的? 最先端型GKの完成度【西部の目】

バックパスルールが改定されて以降、フィールドプレーヤー的な能力も求められるようになってきたゴールキーパー。もちろん本業はセービングなど旧来から必要とされてきた仕事であるが、今ではビルドアップ能力など足下の技術も重要な要素となっている。その点においてマンチェスター・シティのエデルソンは、ペップ・グアルディオラ監督にとってノイアー以上に理想的なGKとすら言えるかもしれない。(文:西部謙司)

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