フットボールチャンネル

青木務

1988年生まれ。スポーツライター。16年、「EL GOLAZO」「J’s GOAL」ジュビロ磐田担当。twitter:@tsut0mua0k1

『柏から世界へ』の第一歩。3発快勝でACL本戦進出、指揮官が見据えるアジアの頂点

AFCチャンピオンズリーグ2018 プレーオフが30日に行われ、柏レイソルがムアントン・ユナイテッドを3-0で下し、本戦への出場権を獲得した。『柏から世界へ』が合言葉のクラブは、最初の関門を突破。指揮官は、アジア王者への野望を隠さず口にしている。(取材・文:青木務)

ドイツでゴール量産中の武藤嘉紀。「もう夢物語じゃない」W杯へ秘める思い【インタビュー】

ドイツ・マインツで印象的なパフォーマンスを見せている武藤嘉紀。公式戦でゴールを重ね、目下絶好調と言えるだろう。そんな彼が、自身のキャリアやロシアW杯への思いを語っている。(取材・文:青木務/インタビュー日:2017年12月23日)

武藤嘉紀、スパイクはフィット感と軽さを重視「ゴールを取れるか取れないかが変わってくる」【PR】

アディダス社製の新スパイク、ネメシスのニューカラー「コールドブラッデッドパック」が1月25日に発表された。(2月1日発売)それに先駆け、昨年12月に武藤嘉紀がインタビューに応じ、スパイク選びの基準を語ってもらった。(取材・文:青木務)

名波ジュビロが歩むトップ5への道。軸は『休まない・休ませない』。“出来過ぎ”を確信に変える挑戦

1月15日、ジュビロ磐田は新体制発表記者会見を実施。新加入選手らと共に登壇した名波浩監督は、今季の目標に『リーグトップ5入り』を掲げた。前年の6位を上回る結果を掴むためにも新戦力のチームへの融合は不可欠。そして、これまで作り上げたものをより進化させなければならない。ベースはすでにある中、名波ジュビロはどのような戦いを見せようとしているのだろうか。(取材・文:青木務)

名波ジュビロ、「出来過ぎ」の2017年。34試合30失点、戦い方の統一で到達したリーグ最少失点

今季、ジュビロ磐田は6位でシーズンを終えた。34試合で失点はわずか『30』。リーグ最少を達成したことからもわかるように、躍進の一因として守備面の向上があったのは間違いない。チームとしての戦い方が統一され、ディフェンス陣とGKも質の高い働きを見せた。前年からのジャンプアップを果たしたが、この結果を選手・監督はどのように捉えているのだろうか。(取材・文:青木務)

川辺駿、磐田で残した103試合の軌跡。名波ジュビロでの3年経て「完成形」へ

2015年からスタートした磐田への期限付き移籍は、異例とも言える3年に渡った。ジュビロ磐田、サンフレッチェ広島両クラブからの発表の通り、川辺駿は来シーズンから広島でプレーすることになる。生まれ育ったクラブにいても成長はできただろう。だが、サックスブルーで過ごしたからこそ得たものもあった。『磐田の川辺駿』はいかにして、自身の価値を高めていったのだろうか。(取材・文:青木務)

磐田での1年を経て代表復帰の川又堅碁。まだ覚醒の途中。取り戻したFWとしての怖さ

12月9日よりE-1サッカー選手権に臨む日本代表。都内で同大会に向けた準備を進めているが、FC東京のDF室屋成とともに追加招集されたのがジュビロ磐田のFW川又堅碁だ。今季からサックスブルーのユニフォームを着てプレーし、シーズンを通して質の高いパフォーマンスを見せたストライカーは、ヴァイッド・ハリルホジッチ率いるチームに何をもたらすことができるだろうか。(取材・文:青木務)

磐田・中村俊輔、横浜FM戦で託されたキャプテンマーク。3度目の古巣戦で見せた「楽しげな姿」

10月29日、明治安田生命J1リーグ第31節が行われ、ジュビロ磐田は2-1で横浜F・マリノスに勝利した。くしくも同カードとなった25日の天皇杯準々決勝を経て、磐田加入後3戦目となる古巣対決を迎えた中村俊輔は、この試合のゲームキャプテンとしてプレー。サックスブルーの背番号10は豪雨のなかでも「楽しげな姿」を見せていた。(取材・文:青木務)

山田大記、名波ジュビロのさらなる可能性に。磐田復帰後初ゴールから本領発揮へ

10月14日、明治安田生命J1リーグ第29節が行われ、ジュビロ磐田は清水エスパルスとの静岡ダービーを3-0で制した。この試合、ダメ押しゴールとなる3点目を奪ったのは今夏サックスブルーに復帰した山田大記。この得点を機にさらに調子を上げていけるか。名波浩監督率いるチームに加わったさらなる可能性に期待は高まる。(取材・文:青木務)

中村俊輔も絶賛、磐田・アダイウトンの潜在能力。天才レフティーとの出会いが促す急成長

9月23日、明治安田生命J1リーグ第27節が行われ、ジュビロ磐田は大宮アルディージャに2-1で勝利した。ここ最近好パフォーマンスを見せている磐田FWのアダイウトンは、ゴールこそなかったものの、試合後に中村俊輔がその潜在能力を絶賛。スタメン落ちを経験することもあったが、天才レフティーとの出会いもあった2017年は、ブラジル人アタッカーにとってキャリアのターニングポイントとなりそうだ。(取材・文:青木務)

名波ジュビロ、“疑惑の判定”で高まった闘志。「逆に火がついた」。川辺駿、勝利への執念

26日、明治安田生命J1リーグ第24節の試合が行われ、ジュビロ磐田はヴィッセル神戸に2-1で勝利した。24分に神戸DFがボールを手でかき出したもののハンドの判定が下されず、スタジアムが騒然となったこの一戦。“疑惑の判定”を受け、サポーターを含め磐田側のボルテージが高まる中、名波ジュビロの背番号40・川辺駿は燃え上がる気持ちを勝利への執念に昇華していた。(取材・文:青木務)

磐田・中村俊輔、主役であり黒子に。稀代の名手がジュビロの仲間と進める歩み

8月19日、明治安田生命J1リーグ第23節が開催され、ジュビロ磐田はセレッソ大阪との試合を1-1の引き分けで終えた。先制点を許す展開となったが、86分に中村俊輔がショートコーナーから川又堅碁の同点弾を演出。名波ジュビロ加入から7ヶ月、周囲との連係を磨き上げたサックスブルーの背番号10がまばゆい輝きを放っている。(取材・文:青木務)

松井大輔らしい移籍の決断。磐田からポーランドへ。誰もが惹きつけられる男の新たな挑戦

ジュビロ磐田からポーランド2部のオドラ・オポーレへの移籍が発表された松井大輔。今季は出場機会が限られていたものの、献身的にチームを支えていた。そんなベテラン選手が移籍を決めたことについて、名波浩監督や中村俊輔をはじめとしたチームメイトは「らしい決断」と納得している。(取材・文:青木務)

名波ジュビロが示した覚悟。守勢にまわろうとも柔軟に。13年ぶり6連勝で深まる自信

7月29日、明治安田生命J1リーグ第19節が行われ、ジュビロ磐田は川崎フロンターレに5-2で勝利した。サマーブレイク明け、アウェイ等々力競技場に乗り込んでの一戦。名波浩監督率いるサックスブルーは、ボールを握られ、先制点を奪ってもすぐに同点に追いつかれるという展開のなかでも、気落ちせず大量得点を奪い取った。これで13年ぶりの6連勝を達成。白星を重ねるごとに自信は深まっている。(取材・文:青木務)

名波ジュビロの新たな姿。指揮官が覚えた感動。5連勝、1-0白星生んだ勝利への執着心

8日、明治安田生命J1リーグ第18節が行われ、ジュビロ磐田はヴァンフォーレ甲府に勝利した。後半の45分間はアウェイチームに押し込まれる時間が長かったサックスブルーだが、前半に奪った先制点を守りきり1-0で勝利。厳しい展開をしのいでの勝ち点3は、名波浩監督にとっても感慨深いものとなったようだ。(取材・文:青木務)

名波ジュビロ、躍動の2017前半戦。守備の改善が結実。サックスブルーはさらなる高みへ

5日の未消化試合開催をもって前半戦の全日程を終えた2017年の明治安田生命J1リーグ。J1復帰後2季目を迎えているジュビロ磐田は、勝ち点28を獲得し現在7位。昨年も前半戦は8位と健闘したが、今季の姿は昨季のそれとは大きく異なっている。サックスブルーはどのような点がバージョンアップしたのだろうか。(取材・文:青木務)

磐田・アダイウトンが破った殻。日本で飛躍的な成長、ブラジル人アタッカーの地道な努力

25日、明治安田生命J1リーグ第16節が行われ、ジュビロ磐田はFC東京をホームに迎え2-0で勝利した。これでサックスブルーはガンバ大阪、浦和レッズ、FC東京というリーグ上位を狙うチームに対して3連勝。全体として良い状態を保っているが、そのなかでも3試合連続ゴールを決めているアダイウトンの活躍は特筆すべきものがある。スタメン落ちを経験し、一皮むけたブラジル人選手の成長過程に迫った。(取材・文:青木務)

天皇杯で“ジャイキリ”に迫った「アマチュア最強クラブ」。Honda FCが挑んだ磐田戦

21日、第97回天皇杯2回戦が開催され、JFLのHonda FCはJ1のジュビロ磐田に挑んだ。天竜川を挟んだ地域に両社が拠点を置いていることもあり、Jリーグの前身である日本リーグ時代には「天竜川決戦」として盛り上がりを見せたカードだ。結果としてPK戦でサックスブルーが勝利したが、Honda FCは「アマチュア最強クラブ」としての矜持を十分に見せつけた。(取材・文:青木務)

磐田・松浦拓弥、浦和撃破の立役者に。名波浩監督の“秘蔵っ子”が示した「反発力」

18日、明治安田生命J1リーグ第15節が行われ、ジュビロ磐田は浦和レッズを相手に4-2で勝利した。敵地・埼玉スタジアム2002へ乗り込んでの一戦となったが、リーグ屈指の強敵を相手に積極的な戦いを見せたサックスブルー。名波浩監督率いるチームのなかでひときわ存在感を放ったのは、途中出場の背番号11、指揮官の“秘蔵っ子”とも言える選手だった。(取材・文:青木務)

磐田が見出した活路。G大阪戦3-0勝利という果実。引き出された前線2人の潜在能力

4日、明治安田生命J1リーグ第14節が行われ、ジュビロ磐田がガンバ大阪に3-0で勝利した。最近の試合では勝ちがなかったどころか得点も奪えていなかったサックスブルーだったが、リーグ屈指の強豪を相手から勝ち点3を奪取。川又堅碁とアダイウトン、決めるべき選手がゴールを奪ったことで、名波浩監督率いるチームは勢いづくことができるだろうか。(取材・文:青木務)

小川航基、「エース」として挑むU-20W杯。期待のFWに磐田・名波監督が与えるノルマ

5月20日に開幕するFIFA U-20 ワールドカップ韓国2017。グループDに入ったU-20日本代表は21日に南アフリカとの初戦を迎える。今大会、日本のエースとして期待されるのが小川航基だ。今シーズンから所属クラブのジュビロ磐田で存在感を強めているストライカーは、世界の舞台でどのような姿を見せるのだろうか。(取材・文:青木務)

磐田・小川航基、初ゴール&ハット達成。歯がゆい時期を経て…東京五輪世代エースは一段上に

JリーグYBCルヴァンカップ、グループステージ第3節FC東京戦でハットトリックを決めたジュビロ磐田のFW小川航基。「高校ナンバーワンストライカー」との呼び声も高く、大きな期待を集めてプロの世界に飛び込んだものの、ルーキーイヤーとなった昨シーズンはリーグ戦出場ゼロ。世代別代表で輝きを放ちながら、東京五輪世代のエースは所属クラブでもがいていた。(取材・文:青木務)

磐田・中村俊輔が稀代のファンタジスタたる所以。土壇場で発揮、研ぎ澄まされた集中力

4月16日、明治安田生命J1リーグ第7節が行われ、ジュビロ磐田はサガン鳥栖をヤマハスタジアムに迎えた。試合は拮抗した展開となり、88分に鳥栖が豊田陽平のゴールで先制。この追い込まれた状況でサックスブルーの背番号10が本領を発揮。直後の89分に同点ゴールを演出したのだ。ここぞの場面で力を発揮するファンタジスタが、その本領を見せつけた。(取材・文:青木務)

中村俊輔が磐田で受けるリスペクト。移籍後初の古巣対決は黒星も、得られた成長の感触

4月8日、明治安田生命J1リーグ第6節が行われ、ジュビロ磐田は横浜F・マリノスとのアウェイゲームに臨んだ。今季からサックスブルーのユニフォームに袖を通している中村俊輔にとっては、磐田移籍後初となる古巣対戦。結果として名波浩監督率いるチームは1-2で敗れたが、チームとしての成長を感じさせる一戦であった。(取材・文:青木務)

磐田、静岡ダービーで見せた躍動感。松浦拓弥と川又堅碁が作り出す鮮やかな連係

1日、明治安田生命J1リーグ第5節が行われ、2013年以来となる静岡ダービーに臨んだジュビロ磐田は清水エスパルスに3-1で勝利。2得点が中村俊輔のセットプレーから生まれたとはいえ、流れのなかでも連係に大きな進歩が見られた。中断期間中に選手たちが「すり合わせ」を続けてきたことで、スムーズなコンビネーションが生まれたと言えそうだ。(取材・文:青木務)

磐田の主役になった中村俊輔と川又堅碁。見逃せないボランチの下支え、ムサエフと川辺の貢献度

3月11日、明治安田生命J1リーグ第3節で大宮アルディージャを下し、今季初の白星を勝ち取ったジュビロ磐田。新加入の中村俊輔と川又堅碁がゴールを奪ったことで、チームには勢いがつきそうだ。そしてこの2人の活躍と同等の輝きを放っていたのがボランチの2人。このダブルボランチの貢献度も見逃すことはできない。(取材・文:青木務)

磐田・中村俊輔が模索する最適解。位置取りの試行錯誤。開幕2節で見えた課題

4日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグ第2節ベガルタ仙台戦を迎えたジュビロ磐田。ホーム開幕戦となった同試合では、前半こそ速攻から何度も好機を作ったが、後半は手詰まりの状況に陥った。トップ下で2試合連続先発となったMF中村俊輔は、前週のセレッソ大阪戦とはポジショニングを変えてプレーしていたが、位置取りの最適解を導き出すにはまだ時間を要しそうだ。(取材・文:青木務)

磐田、開幕戦で見えた現在地。自信深めた守備と構築途上の攻撃。無失点で上々のスタート

25日、セレッソ大阪との開幕戦に臨んだジュビロ磐田。中村俊輔の移籍加入もあり大きな注目が集まったが、試合はスコアレスドローに終わった。名波監督率いるサックスブルーは攻撃面で課題を残したものの、キャンプ中から取り組んでいた守備の部分では一定の収穫を得られたと言えそうだ。(取材・文:青木務)

磐田、守備面で一定の手応え。組み合わせによる連係の確認。“未整理”の攻撃に伸び代か

ニューイヤーカップ鹿児島ラウンドを1勝2分で終えたジュビロ磐田。鹿児島キャンプでは守備のオーガナイズに着手し、名波浩監督は一定の手応えを得たと口にする。グループとしての攻撃は「未整理」の状況であるが、中村俊輔、川又堅碁ら新加入選手が「個の力」を発揮し、存在感を見せつけている。(取材・文:青木務)

磐田、俊輔効果に期待大も、若手の台頭で底上げを。求められる背番号10不在時の準備

中村俊輔の加入によって、多くの注目を集めているジュビロ磐田。鹿児島キャンプも終盤に差し掛かり、DAZNニューイヤーカップも11日の試合を残すのみとなった。同大会の熊本戦ではさっそくベテランMFが傑出したパフォーマンスを見せたが、そのいっぽうでフレッシュな選手たちの台頭も求められる。(取材・文:青木務)

俊輔加入の磐田、競争激化の2列目で巻き返し期す2人。松井大輔と松浦拓弥の野望

中村俊輔の加入で注目を集めるジュビロ磐田。実績のある選手が加わり、チーム内の競争は激しくなりそうだ。そんななか、2人のMFが今季の巻き返しを誓っている。新10番と同じく経験豊富な松井大輔、2016年はスーパーサブとして存在感を示した松浦拓弥、この両者には昨季以上の働きが期待される。(取材・文:青木務)

磐田、中村俊輔獲得による化学反応。高次元の所作言動が日常に。絶大な若手への影響

2017シーズンからジュビロ磐田でプレーする中村俊輔。圧倒的な実績と経験を持つ元日本代表MFは、ともに代表でプレーした名波浩監督率いるチームに何をもたらすだろうか。始動から数日が経った段階ではあるが、すでにサックスブルーには化学反応が起き始めている。(取材・文:青木務)

磐田の中村俊輔は名波ジュビロに何をもたらすか。元日本代表10番2人のカリスマ性

13日、ジュビロ磐田の新体制発表記者会見が行われ、横浜F・マリノスから移籍してきた中村俊輔が背番号10のプリントがされたサックスブルーのユニフォームを身にまとった。名波浩監督が獲得を熱望したベテランMFは、J1復帰2年目のクラブに何をもたらすのであろうか。(取材・文:青木務)

名波ジュビロ、指揮官がMVPに挙げた大井健太郎。古巣復帰初年度、守備の要が示した存在感

「勝ち点40」という目標をかかげ、2016シーズンの明治安田生命J1リーグに臨んだジュビロ磐田。最終的に獲得した勝ち点は36だったが、最低限の目標であるJ1残留はクリアした。名波浩監督が選んだチームのMVPはDF大井健太郎。今季古巣に復帰したセンターバックは、シーズンを通して守備の要として獅子奮迅の活躍を見せ続けた。(取材・文:青木務)

KANZENからのお知らせ

scroll top