田崎健太
1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。著書に『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談社)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『ザ・キングファーザー』(カンゼン)、『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)、『真説・長州力 1951-2015』(集英社インターナショナル)など。最新刊は『電通とFIFA サッカーに群がる男たち』(光文社新書)。早稲田大学スポーツ産業研究所招聘研究員。公式サイトは、http://www.liberdade.com
大きな注目を集めるエアインタビュー問題。この問題に横たわる闇を1人でも多くの人に共有して欲しいという編集部の願いから、『フットボール批評issue12』(2016年7月発売)に掲載されたノンフィクション作家・田崎健太氏による追及第2弾の記事を特別に全文掲載する。
大きな注目を集めるエアインタビュー問題。この問題に横たわる闇を1人でも多くの人に共有して欲しいという編集部の願いから、『フットボール批評issue10』(2016年3月発売)に掲載されたノンフィクション作家・田崎健太氏による追及第一弾の記事を特別に全文掲載する。
最新号の『フットボール批評issue12』でワールドサッカー誌のエアインタビュー問題を徹底追及している田崎健太氏。なぜこのような捏造記事が蔓延するのか。問題の背景には何があるのか。核心部を問う。(文:田崎健太)
7月6日に発売した『フットボール批評issue12』(カンゼン)では、「エアインタビュー撲滅キャンペーン第3弾」と題して、田崎健太氏がワールドサッカー誌のエアインタビュー疑惑を追及している。その一部を抜粋して掲載する。(取材・文:田崎健太 『フットボール批評issue12』一部抜粋)
9月7日発売の『フットボール批評issue07』(カンゼン)の連載企画「ブラッターに最も近い日本人」(文◎田崎健太)では、“スポーツビジネスの巨人”元電通専務・高橋治之氏の足跡をたどりながら、怪物が蠢くサッカービジネスの光と影をあぶり出している。一部を抜粋して紹介する。
7月6日発売の『フットボール批評issue06』(カンゼン)では、FIFA会長・ブラッターに最も近い日本人と言われる“サッカービジネスの巨人”元電通専務・高橋治之氏にインタビューを行っている。一部を抜粋して紹介する。
日本サッカーを見続けてきた元ブラジル代表ジウマール。日本サッカーの進歩は認めるものの、未だに変わらない悪癖もあると指摘する。1点を守り切れない精神面の脆さを解決するヒントは94年W杯を制したブラジル代表にあった。
日本代表も掲げる「美しいサッカー」。しかし、これはW杯で勝ち抜くために本当に有効なのか? 南アW杯で過去最高の結果を残した岡田ジャパンは守りを固めるサッカーだった。そして、94年アメリカ大会を制したブラジル代表も守備的だった。
W杯を現地ブラジルで観戦するサッカーファンも多いだろう。ブラジルまでの距離は遠く、もちろんフライトの時間も長くなる。大変そうに思えるが、旅程の選択次第では快適にブラジルまで行くことが可能だ。
プロアスリートとして成功する以上に難しいのが引退後のキャリア。そんな中、指導者の誘いを貰いながら敢えて代理人を務めている元ブラジル代表GK、ジウマール。元GKながら攻撃的な選手を発掘できる理由とは?
ブラジルには多くのリスクがある。スタジアムの建設が遅れているのも、ブラジル特有の理由がある。彼らは何も怠けているというだけではない。そして当然、治安も悪い。
ブラジルW杯では移動がかなり大変だ。多くが飛行機での移動を強いられるが、バスを使うという手もある。ブラジルは長距離バスが発達しているからだ。バス移動を考えているサポーターもいるだろう。その利点と不安要素とは?
W杯を直前に控えてもブラジルのインフラ整備はまだ十分ではない。その一つが空港。多くのサポーターが利用するであろうサンパウロの空港は拡張工事が今も終わっていない。しかもブラジル特有と言えるイレギュラーな事態もたびたび起こるという。
ブラジル国内で広がる「反ワールドカップ・デモ」。かつては“サッカーが全て”とも言える存在だった王国が、自らの地で開催される最大の祭典によって分裂されている要因とは?
開幕まで50日を切りながら、未だに4つものスタジアムが完成していない。“怠慢”とも取れるブラジルの対応の原因は日韓W杯の頃から始まった派閥争いにあった。